クシナガラとは? わかりやすく解説

クシナガラ 【Kuśinagara 拘尸那掲羅】

インドにあった末羅国マツラ族の国)の城名。拘那城とも(意訳して上城・城)。この城の北方沙羅林釈迦入滅した。→ 力士 沙羅双樹

クシナガラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 04:09 UTC 版)

クシナガラ, Kushinagar
クシナガラ, Kushinagar
クシナガラ県
クシナガラ, Kushinagar
クシナガラ, Kushinagar (インド)
クシナガラ, Kushinagar
クシナガラ, Kushinagar (アジア)
座標:北緯26度44分28秒 東経83度53分17秒 / 北緯26.741度 東経83.888度 / 26.741; 83.888座標: 北緯26度44分28秒 東経83度53分17秒 / 北緯26.741度 東経83.888度 / 26.741; 83.888
 インド
ウッタル・プラデーシュ州
クシナガラ県
人口
(2011)
 • 合計 22,214人
等時帯 UTC+5:30 (IST)
ナンバープレート UP 57
ウェブサイト www.kushinagar.nic.in

クシナガラあるいはクシナーラー: Kuśinagara: Kusinārā, Kusinagara、英語:Kushinagar、タイ語กุสินารา)は、古代インドガナ・サンガ国であったマッラ国(末羅国)の二大中心地のひとつで西の中心地であり、現在のインドウッタル・プラデーシュ州東端のカシア付近の村。

釈尊入滅の地とされ、四大聖地のひとつ。ワーラーナシー(ベナレス)の北150kmの地にある。(26.45 N, 83.24 E)。また、クシナラとも呼ばれる[1]

死期を悟った釈尊は霊鷲山ビハール州)から生まれ故郷に向う途中にこの地で亡くなる。純陀(チュンダ)の供養した「スーカラ・マッダヴァ(sūkara maddava)」(毒きのこ・あるいは豚が探すトリュフのようなキノコ料理とも)を食して激しい下痢を起こしたのが原因とされる。

マハーパリニッバーナ・スッタンタ(大般涅槃経)には、このクシナガラで釈尊が涅槃するまでの模様が書かれている。

パリニッバーナ寺院(クシナガラ)の涅槃仏

脚注

  1. ^ アンソニー・テイラー『世界の聖地バイブル : パワースポット&スピリチュアルスポットのガイド決定版』ガイアブックス、産調出版、223ページ、2011年、ISBN 978-4-88282-780-1

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