なか‐ご【中子/中▽心】
読み方:なかご
3 (「茎」とも書く)刀剣類の、柄(つか)に入っている部分。
5 中空の鋳物を作る際に、中空となる部分に入れる鋳型。外形の鋳型は主型(おもがた)という。
ちゅう‐しん【中心】
中心
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/04 04:51 UTC 版)

中心(ちゅうしん、英語: Center)とは、一般に図形のちょうど真ん中に位置する1点のことをいい、円や楕円、球などの図形では重心に一致する。
記号では原点(origin)を表す O や、center の頭文字の C と表記されることが多い。
概要
円の場合は中心から円周上の点までの距離は一定であり、それは円の半径の長さに等しい。球の場合も中心から球面上の点までの距離はどの方向でも一定で、球の半径の長さに等しい。
円の中心は全ての直径の中点であり、直径は互いに円の中心で交わる。球の中心も全ての直径の中点かつ交点である。

相異なる三点 A, B, C を通る円が与えられたとき、円の中心は定規とコンパスにより作図できる。たとえば三角形 ABC の各辺に関する垂直二等分線の交点(外心)として円の中心は求まる。一方で定規のみで円の中心を作図により求めることは不可能である。
楕円の場合は中心から楕円周上の点までの距離は一定ではない。楕円の中心は長軸と短軸の交点である。
その他には長方形や菱形、平行四辺形のような点対称な図形の重心のことを中心(もしくは対称の中心)と呼ぶこともある。
関連項目
中心
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 18:47 UTC 版)
「マケドニア (ギリシャ)」の記事における「中心」の解説
テッサロニキ、またはテッサロニカ、サロニカとも呼ばれる都市がマケドニア地方の中心都市となっており、ギリシャ全土でも2番目に大きい。テッサロニキは中央マケドニア地方の州都であり、またテッサロニキ県の県都ともなっている。その都市圏人口はおよそ100万人である。 テッサロニキの町は紀元前315年ごろカッサンドロスによって建設された。その場所は古代の町テルマ(Θέρμα、Therma)と周辺の6つの村の上かその付近であった。カッサンドロスはこの町に彼の妻でアレクサンドロス大王の妹であるテッサロニカ(Θεσσαλονίκη、Thessalonike)の名をつけた。彼女の名はその父親であるピリッポス2世によって与えられたもので、テッサリアの騎兵の助けによってフォキスに対して勝利(Nike)を収めたことを記念してつけられたものである。テッサロニキという名は「テッサリアの勝利」(Θεσσαλοί + Νίκη)を意味している(テッサリアという名そのものは、「かつて海であった地」を意味するthesi alosに由来している)。 キリスト教の使徒であるパウロは、2回目のヨーロッパ伝道旅行でこの地を訪れた(使徒行伝 16.11)。東ローマ帝国の時代には、町はギリシャ人からはσυμβασιλεύουσα(symbasileousa)と呼ばれた。聖書を教会スラヴ語に翻訳し、スラヴ語圏諸国への布教を行った聖人キュリロスとメトディオスは9世紀のテッサロニキ出身である。 テッサロニキは1430年から1912年までオスマン帝国の支配下に置かれた。テッサロニキは第一次バルカン戦争の最大の「戦利品」であり、1912年の10月26日にギリシャに編入された。この日付はテッサロニキの町にとって大変大きな意義を持つものであり、前述のテッサロニキ編入という歴史的な出来事に加えて、この日付はテッサロニキの守護聖人デメトリオス(Άγιος Δημήτριος της Θεσσαλονίκης、en)の聖人の日である。 テッサロニキは栄えた活気のある町で、町の商港はギリシャにとって大きな戦略的重要性を持っている。テッサロニキは商業、工業、経済、文化の一大拠点であり、南東ヨーロッパの物流のハブとなっている。テッサロニキの町は多くの学生人口を抱え、また数多くの東ローマ帝国時代の建造物や、華やかなナイトライフでも知られている。
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中心
出典:『Wiktionary』 (2021/11/08 08:15 UTC 版)
この単語の漢字 | |
---|---|
中 | 心 |
ちゅう 第一学年 |
しん 第二学年 |
音読み |
発音
名詞
- 図形において両端等から等距離となる点。
- 2個以上のものの相対的位置であって、語義1に比較的近い場所。真ん中
- 事態が集中して発生する場所。
- ある組織や活動において、他を率いるなど最重要の地位にあること。
翻訳
- アイスランド語: miðja (is)
- アルメニア語: կենտրոն (hy) (kentron)
- イタリア語: centro (it) 男性
- 英語: center (en), centre (en)
- スウェーデン語: mitt (sv) 通性, mittpunkt (sv) 通性, centrum (sv) 中性
- チェコ語: střed (cs) 男性, centrum (cs) 中性
- 中国語: 中心 (zh)
- テルグ語: కేంద్రకం (te) (kEndrakam), కేంద్రం (te) (kendram)
- ドイツ語: Zentrum (de) 中性, Mitte (de) 女性
- フィンランド語: keskus (fi), keskipiste (fi)
- ブークモール: sentrum (nb) 中性
- フランス語: centre (fr) 男性
- ヘブライ語: מרכז (he) 男性
- ポーランド語: centrum (pl) 中性
- ポルトガル語: centro (pt) 男性
- ラテン語: centrum (la) 中性
- ルーマニア語: centru (ro)
- ロシア語: центр (ru) 男性
「中心」の例文・使い方・用例・文例
- 円の中心
- 台風の中心部の風
- 商業の中心地
- 問題の中心
- 講演者は領土問題中心に演説した
- 我々の研究はアフリカのエイズ問題を中心にしている
- ロンドンの中心部
- 私たちの野球チームの中心選手
- 議論の中心点
- 大阪は日本の商業の中心地です
- 地球の中心核
- スピヤさん一家はボストンの中心部から東へ2マイルの所に住んでいる
- 議論の中心
- 彼女は的の中心に矢を命中させた
- 流行の中心地
- 商業の中心
- その政治家のスキャンダルはいまだに話題の中心だ
- 金融の中心地
- 町の中心から通りが放射状に広がっている
- 車輪は軸を中心に回り始めた
中心と同じ種類の言葉
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