中國とは? わかりやすく解説

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ちゅう‐ごく【中国】

読み方:ちゅうごく

【一】

国の中央の部分天子の都のある地方

諸国中央の意で、自国誇っていう語。

律令制で、人口・面積などによって諸国大・上中・下四等級に分けたうちの第三位の国。安房(あわ)・若狭能登など。

律令制で、都からの距離によって国を遠国(おんごく)・中国・近国分類したうちの一。駿河(するが)・越前出雲(いずも)・備後(びんご)など。

【二】山陽道山陰道合わせた称。


ちゅうごく【中国】

読み方:ちゅうごく

中華思想基づいて自ら称した名》アジア東部大半占める国の通称。前16世紀ごろから前11世紀ごろにかけて、黄河流域に殷(いん)王朝起こり以後、周・秦・漢三国南北朝隋・唐・宋元・明・清などの時代経て1912年共和制中華民国成立1949年中華人民共和国となる。→中華人民共和国


中国

読み方:チュウゴク(chuugoku)

(1)律令制下、都からの距離によってわけた近国中国・遠国のうちの一。
(2)令制面積・人口などによって大・上中・下四等級にわけた第三位の国。


ちゅうごく 【中国】


中國

読み方
中國なかくに
中國なかぐに

中国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/17 08:41 UTC 版)

中国(ちゅうごく、: 中國)は、ユーラシア大陸アジア大陸)の東部を占める地域、及びそこで成立した国家をさす用語。日本では、1972年日中国交正常化以降、中華人民共和国の略称としても使用されている[1][2][3]




「中国」の続きの解説一覧

中国(宋・元時代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 17:29 UTC 版)

禅林墨跡」の記事における「中国(宋・元時代)」の解説

「中国の近世宋朝にはじまる」といわれるように、宋代以後中国の歴史新しい段階に入り貴族に代わって士大夫活躍した時代政治的に武人政治解体して皇帝独裁政治時代であった。その武人貴族勢力抑えるため、官吏任用科挙の制を用いて文治に力を注いだ結果文学・芸術宗教すこぶる興隆発展することとなった書道 詳細は「中国の書道史#宋・遼・金」および「中国の書道史#元」を参照 書道においては北宋のはじめ約半世紀ほどは中国の伝統的書法である晋唐の書の模倣続き王羲之書風流行した。やがて唐人書法や型に束縛され生気失ったことの反省から、宋人自由に自己表現しよう考え蘇軾黄庭堅米芾三大家によって大きく書風革新された。その新書風は南宋及んで流行し大多数書人はそれに属するものであった。しかし南宋中期から次第に晋唐へと復古する傾向見られ南宋書道には、二王宗とするものと、宋の三大家に学ぶものとの二つ潮流があった。やがて、それが元の趙孟頫復古調全盛時代という形で淘汰されていくが、晋唐の書へ復古する至った理由は、宋人が自由と個性とを尊重して古法軽んじ粗放になったという反省からによるといわれている。以上が宋・元時代書道大勢である。 仏教 一方宗教においては、宋・元の時期、禅仏教盛況呈した宋朝科挙によって官僚登用する必要から儒教重んじたが、同時に仏教道教保護し、この国家による保護政策によって仏教隆盛向かった。その中心禅宗であり、宋代の禅宗曹洞宗法眼宗雲門宗潙仰宗臨済宗五家と、その臨済宗楊岐派黄龍派分かれることから五家七宗呼ばれる。宋の中期以後楊岐派黄龍派次第勢力伸ばし初め黄龍派が盛んであったが、後には次第楊岐派優勢となった。そして南宋末の楊岐派発展目覚しく殊に圜悟克勤門下から出た大慧宗杲多く弟子集めて一派をなした(大慧派)。その後密庵咸傑活躍により、同じく圜悟の門下虎丘紹隆系統虎丘派)が盛んになり、その密庵門下では松源崇嶽破庵祖先2人が特に有名で、それぞれ一派をなした(松源派破庵派)。南宋時代の禅文化に最も大きな影響与えた無準師範は、その破庵派から出ている。 元朝は、南宋以来漢民族生活と文化をほぼそのまま容認したため、元代仏教中心禅宗で、活躍した禅僧多く臨済宗であったその中で特に重要な人として破庵派中峰明本松源派古林清茂了庵清欲などをあげることができる。 宋代に禅宗他宗圧倒するほどの勢い見せたが、その要因居士仏教流行出版業隆盛がある。居士参禅は、禅宗一つ完成した姿を現出した唐代に先例があったが、宋代以後、その比重徐々に増していった。北宋王安石蘇軾蘇轍黄庭堅南宋末の張即之、元の馮子振などの士大夫参禅知られる科挙官僚担い手となった士大夫に共通の教養儒教であったが、当時儒教科挙及第するための道具過ぎず魅力がなかった。士大夫階級哲学的欲求を満足させたのが禅宗であり、この新たな支持層得たことにより、さらに名僧輩出するという好循環生んだ。また禅宗権威の確立とともに、禅籍の刊行が行われるようになり、その出版による禅籍の流布は、禅宗広く社会浸透していった原動力一つであったといえる士大夫参禅した例として、蘇軾黄龍派東林常総から印可を受け、黄庭堅も同派の晦堂祖心の法を嗣いだ。張即之は禅に造詣深く大慧派無文道璨らと交際した馮子振禅学心を寄せ元代禅林巨頭中峰明本古林清茂らと親しく交わった。また趙孟頫も熱心な仏教信者で、中峰明本を師と仰いで親密交流があり、松源派独孤淳朋馮子振とも親交深かった墨跡変化 このような詩・書・画を能くした文化人参禅は、芸術重視という禅の世俗化もたらした士大夫才能僧侶においても尊敬されるべき対象となったのであるその影響墨跡にも見られ北宋以後蘇軾黄庭堅・張即之の書風禅僧の間に流行した。特に黄庭堅の書の影響大きく無学祖元など黄庭堅風のものが多くみられる。また竺仙梵僊蘇軾の、蘭渓道隆は張即之の、了庵清欲趙孟頫影響色濃く受けている。

※この「中国(宋・元時代)」の解説は、「禅林墨跡」の解説の一部です。
「中国(宋・元時代)」を含む「禅林墨跡」の記事については、「禅林墨跡」の概要を参照ください。

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中国

出典:『Wiktionary』 (2021/06/14 14:42 UTC 版)

発音(?)

京阪式アクセント

ちゅ↗ー↘ごく

固有名詞1

(ちゅうごく)

  1. 東アジアにおける、主に漢民族により構成された国又は地域名
  2. 中華人民共和国

語源

中華思想に基づく、世界中心の国との説が有力であるが、単に「わが国」を意味しているとの説もある。

関連語

翻訳

固有名詞2

(ちゅうごく)

  1. 日本の地域名。中国地方

語源

延喜式で、畿内からの距離による「近国」「中国」「遠国」の三区分のうち、「中国」に属していたため。異説ではヤマト王権九州王朝の間に存在した地方であるため。

名詞

(ちゅうごく)

  1. (日本史) 令制国国力により分類し国司等の官位等級基準したもの

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