ゴとは? わかりやすく解説

「こ」の濁音軟口蓋有声破裂子音[ɡ]と母音[o]とからなる音節。[ɡo]ただし、現代共通語においては一般に語頭以外では鼻音の頭音をもつ[ŋo]となる(これを鼻濁音の「ご」ともいう)。


枯れ落ちた松葉

「—を焼(た)いて手拭ひあぶる寒さかな」〈笈日記


ご【互】

読み方:ご

常用漢字] [音](呉) [訓]たがい

たがいに。「互換互助互譲互選交互相互


ご【五】

読み方:ご

[音](呉)(漢) [訓]いつ いつ

学習漢字1年

[一]〈ゴ〉

数の名。いつつ。「五穀五色五臓五輪

五番目。「五更

[二]〈いつ〉「五日

名のり]い・いず・かず・ゆき

難読五百(いお)・五十鈴(いすず)・五十(いそ・いそじ)・五加(うこぎ)・五月蠅(うるさ)い・五月(さつき)・五月雨(さみだれ)・七五三縄(しめなわ)・五倍子(ふし)


ご【五】

読み方:ご

数の名。4の次、6の前の数。いつつ。いつ。「四の—の言う」

5番目。第5。

[補説] 金銭証書などで間違いを防ぐために、「伍」を用いことがある


ご【×伍】

読み方:ご

人名用漢字] [音]ゴ(呉)(漢)

五人一組とした単位仲間隊列。「伍長陣伍隊伍落伍列伍

数の名。いつつ。「五」の大字。「金伍万円也」

名のり]あつむ・いつ・くみ・たすく・ひとし


ご【×伍】

読み方:ご

《もと、五戸または五人一組みとした単位のこと》仲間組み

他人と—を為すべし」〈福沢福翁百話

金銭証書などに、五の代わりに用いる字。


ご【午】

読み方:ご

[音](呉)(漢) [訓]うま

学習漢字2年

十二支7番目。うま。「丙午

昼の12時。「午後午餐(ごさん)・午睡午前正午

真南。「亭午子午線

陰暦五月。「端午

交差する。「旁午(ぼうご)」

名のり]ま


ご【午】

読み方:ご

十二支第七。うま。

うまの刻。正午

三井寺や日は—にせまる若楓(わかかへで)」〈蕪村句集


ご【后】

読み方:ご

⇒こう


ご【×吾】

読み方:ご

人名用漢字] [音]ゴ(漢) [訓]われ わが

[一]〈ゴ〉われ。自分自分の。「吾兄吾人

[二]〈わが〉「吾輩

難読吾妻(あずま)・橐吾(つわぶき)・吾妹(わぎも)・吾木香(われもこう)


ご【呉】

読み方:ご

常用漢字] [音](呉)(漢) [訓]くれ くれる

古代中国国名。今の江蘇省浙江(せっこう)省一帯。「呉越呉音

中国のこと。「呉服

名のり]くに


ご【呉】

読み方:ご

中国国名

[一]春秋時代列国の一。揚子江下流地方領有。都は呉(蘇州)。前6世紀ごろから強大となり脅かしたが、前473年夫差(ふさ)の時、越王勾践(こうせん)に滅ぼされた。

[二]三国の一。222年孫権江南建国。都は建業南京(ナンキン))。280年西晋滅ぼされた。

[三]五代十国の一。902年楊行密(ようこうみつ)が淮南(わいなん)・江東地方建国。都は揚州937年南唐滅ぼされた。

[四]中国江蘇省異称


ご【娯】

読み方:ご

常用漢字] [音](呉)(漢) [訓]たのしむ たのしみ

たのしむ。たのしみ。「娯楽歓娯


ご【後】

読み方:ご

[音](慣) コウ(漢) [訓]のち うしろ あと おくれる しりえ しり

学習漢字2年

[一]〈ゴ〉

空間的にあとの方。うしろ。「後光銃後人後背後

時間的にあとの方。のち。「後刻後日後手(ごて)/以後午後今後最後死後事後食後戦後老後

しり。「鶏口牛後

おくれる。「後家

[二]コウ

うしろ。「後援後宮後続後退後部後頭部

のち。あと。「後悔後期後継後難後任後年後輩後半後遺症

おくれる。「後進国

[三]〈のち〉「後後後程

[四]〈あと〉「後味後後後厄

名のり]しつ・ちか・のり・もち

難読明後日(あさって)・後妻(うわなり)・後朝(きぬぎぬ)・後込(しりご)み


ご【後】

読み方:ご

ある事件よりものちの日、または、時。あと。「その—」「数分—」


ご【御】

読み方:ご

⇒ぎょ


ご【御】

読み方:ご

【一】[名]

《「御前(ごぜん)」の略か》貴婦人に付け敬称格助詞「の」を介して呼び名に付ける。

伊勢の—もかくこそありけめと」〈源・総角

(「御達(ごたち)」の形で)婦人上級女房敬称

「故后(きさい)の宮の—達、市に出でたる日に」〈大和一〇三〉

【二】[接頭]主として漢語名詞に付く。まれに和語付いて用いられる

他人行為持ち物などを表す語に付いてその人対す尊敬の意を表す。「—覧」「—殿」「—出勤」「—馳走」「—両親

他人に対す行為を表す語に付いて、その行為の及ぶ相手対す敬意を表す。「—先導申し上げる」「—あいさつにうかがう」「—案内いたします

ものの名付いて、丁寧の意を表す。「—飯」「—膳」

【三】接尾人を表す語に付いて、軽い敬意を表す。「親—」「殿—」

→御(お)[用法]


ご【悟】

読み方:ご

常用漢字] [音](呉)(漢) [訓]さとる

はっと思い当たる真理目覚める。さとる。さとり。「悟性悟道改悟悔悟開悟覚悟大悟頓悟(とんご)」

理解がはやい。さとい。「穎悟(えいご)」

名のり]さと・さとし・のり


ご【期】

読み方:ご

⇒き


ご【期】

読み方:ご

とき。おり。期限。「この—に及んで

際限限度

「申すべきことは—もなく侍るを」〈大鏡道長下〉

死ぬとき。最期臨終

「きのふより心も弱り身も苦しみて、さらに—を待つばかりなり」〈謡・土蜘蛛


ご【×梧】

読み方:ご

人名用漢字] [音]ゴ(呉)(漢) [訓]あおぎり

木の名。アオギリ。「梧下梧桐(ごとう)」

難読梧桐(あおぎり)


ご【牛】

読み方:ご

⇒ぎゅう


ご【×瑚】

読み方:ご

人名用漢字] [音]ゴ(呉) コ(漢)

赤色の玉。さんご。「珊瑚(さんご)」


ご【碁】

読み方:ご

常用漢字] [音](慣) キ(漢)

四角盤上で行うゲームの一。「碁会碁盤囲碁持碁

[補説] もと「」の異体字

難読碁笥(ごけ)


ご【碁/×棊/棋】

読み方:ご

相対する二人が、縦横19本の線によって仕切られ361の目のある盤の上に、黒・白の石を交互に置き、広く地(じ)を占めたほうを勝ちとする遊戯囲碁。「—を打つ」「—石」

[補説] 中国春秋時代ら行われ、現在のような盤になったのは唐代とされる日本へは朝鮮経て伝わり奈良時代には碁師がいた。なお、「将棋を指す」「(囲)碁を打つ」と言い、「将棋を打つ」「(囲)碁を指す」とは言わない

碁/棊/棋の画像
碁/棊/棋の画像

ご【×胡】

読み方:ご

⇒こ


ご【語】

読み方:ご

[音](呉) ギョ(漢) [訓]かたる かたらう ことば

学習漢字2年

かたる。話す。「豪語私語耳語笑語独語妄語大言壮語

ことば。「語彙(ごい)・語学語法隠語・英語・漢語季語敬語結語言語(げんご・げんぎょ・ごんご)・古語口語国語死語熟語述語成語祖語造語俗語単語標語類語

物語。「源語勢語

名のりかた・こと・つぐ

難読私語(ささめごと)


ご【語】

読み方:ご

単語。「むずかしい—の意味調べる」

口に出して言う言葉。「—を続ける」「—を遮る」

ことわざ成句。特に、軸物書いたもの。賛や詩に対していう。


ご【誤】

読み方:ご

[音](呉)(漢) [訓]あやまる

学習漢字6年

あやまる。あやまり。「誤解誤差誤字誤謬(ごびゅう)・誤報過誤錯誤正誤


ご【護】

読み方:ご

[音](呉) [訓]まもる まもり

学習漢字5年

かばい守る。まもり。「護衛護送愛護援護加護看護警護庇護(ひご)・弁護保護防護擁護

名のりさね・もり

難読護謨(ゴム)


ご【豆汁/豆油】

読み方:ご

浸した大豆をひきつぶして乳状したもの豆腐などの原料まめあぶら


豆汁

読み方:ゴ(go)

大豆にひたし、すりつぶした


豆油

読み方:ゴ(go), マメアブラ(mameabura)

大豆にひたし、すりつぶした


ゴチ

別名:ゴ

ゴチとは、校正において書体指示する記号のうち、「文字の書体ゴシック体にする」という指示を表す記号である。

書体指示する校正記号としては、ゴチの他にも「ミン」(明朝体)や「イタ」(イタリック体)などがある。これらの校正記号日本工業規格JIS Z 8208」において標準化されている。


名前 NgoGow

読み方:ゴ(go)

所在 滋賀県東浅井郡虎姫町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 03:59 UTC 版)

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カムニと色鮮やかなゴ
カムニとゴを着用したブータン国王ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク

(Gho)は、ブータンの男性の民族衣装

隣国チベットの影響を受けた、前に打ち合わせる筒袖の服でその形状は和服に似る。

ブータン女性の民族衣装であるキラは同じく隣国インドサリーと同様の、一枚布とぴったりしたシャツの組み合わせである。

ブータン王国では、民族衣装の着用が法律で義務付けられている。

着装

袷仕立て、対丈、筒袖の和服に似た襟(へちま襟)付きの衣装だが、和服の1.5倍近い袵(おくみ:着物の打ち合わせを閉じた時に前身ごろに重なる部分)の広さが特徴。

着用の際はおはしょりの要領で懐を大きく作ってたくし上げ、5センチ幅程度の帯を締める。

膝上丈までたくし上げるのが普通だが、国王のみは膝下丈である。

生地は木綿、模様は格子模様や縞模様で、色はくすんだ赤や緑、茶色など、日本の丹前(どてら)を彷彿とさせる外見をしている。

下着として白い綿の長袖シャツ「テュゴ」、礼装用の肩掛け「カムニ」などを用いる。

カムニ

幅90センチ、長さ4.5メートルほどの布を、左肩から右脇に斜めにかける礼装用の肩掛け。

身分によって色が分けられており、国王は橙黄色、大臣は緋色、局長および県長は臙脂色、副知事や次長は赤地で端に白いラインがあるもの、村長は逆に白地で端に赤いラインがあるもの、一般庶民は無地の白である。

関連項目


ゴ(護)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/30 14:27 UTC 版)

鎌倉けしや闇絵巻」の記事における「ゴ(護)」の解説

ケシトメを守る人物。「谷中けしや」は

※この「ゴ(護)」の解説は、「鎌倉けしや闇絵巻」の解説の一部です。
「ゴ(護)」を含む「鎌倉けしや闇絵巻」の記事については、「鎌倉けしや闇絵巻」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 07:58 UTC 版)

発音(?)

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