ご‐せい【悟性】
悟性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 16:35 UTC 版)
悟性(ごせい)とは、英語のUnderstanding、ドイツ語のVerstandに対する西周による訳語である。日本においては本来禅の用語であった。英和辞典や独和辞典を参照しても分かるように、この語はもともと「知性」や「理解力」などと同意義であるが、西洋哲学においては様々な哲学者がそれぞれの定義の下で用いる。ただ「知性」「理性」「感性」などとくらべて一般認知度が高い言葉とはいえず、悟性という言葉が、それが対応する外国語を邦訳する際に適切な言葉であるかどうかの問題がある。ただ、これではわかりにくく山口裕之は「理解力」と訳すのが良いと述べている。
- ^ IRIZ: 禅籍データベース: 悟性論 - 花園大学国際禅学研究所
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