こじこ脳内

すでに3カ月が経過…
役人がハモンド家にやってきた。
アンを学校に行かせなければならないと告げに来たのだった。
議会での決定なので、誰もが従わなければならないことである。
しかし、ハモンド夫人はそんなことに従う気は更々ないようである。
この大勢の子供たちの世話と家事…自分ひとりでできるはずがないと思っているからだ。
しかし、こんなにたくさんの子供…どうして作ったんだろう。
この時代、避妊ということは罪だったのだろうか？


まぁ、そんな現実的な疑問は置いといて…

ある日アンは、この家の地下室に大量の本があることを知り、家事をしながらまた、眠る時間も惜しんで読み漁ったのだった。

そんなある日…子供たちの誰もおねしょをせず、熱も出さず、ハモンド夫人の具合もいいという奇跡的な日がアンに訪れた。
その日は役人が訪れてから1年が過ぎ、アンはすでに10歳になっていた。



お弁当をバスケットに入れ、いそいそと学校へ向かうアン。
だが学校では教師が一人、テストの採点をしていたのだった。
この学校…生徒が一人もいない…なのにテストの採点？？？と思ったら…(笑)。

教師はテストの出来があまりにも悪いので、教師を辞めようと決意する。
そこへやってきたアン。
シェイクスピアの一節を大声で発しながら教師を辞める決意をしていた教師は、続けて発せられた声に驚くのだった。


喜びのあまりアンはおしゃべりを始めた…だが、この日から学校は夏休みなのだと教師は言った。
こんな奇跡的な日は訪れない…またしばらくの間学校には来られない…アンは失望する。
しかし、教師はアンの話を聞いているうちに、彼女にはただならぬ事情があることに気づく。
教師は自己紹介をする。
マクドゥガル…それが彼の名前だった。

マクドゥガル先生はアンのおしゃべりを聞き続けることにした。
久しぶりに炸裂するアンのおしゃべり。
やっぱりこの子はこうでなくちゃね。
ずっと自分を殺して生きてきたなんて…ホントに辛い。
それもこんな子供にそこまでさせるって…まぁ物語だから仕方がないけど、本当に胃が痛くなる。

そしてこの記念すべき日、アンは初めてプリンス・エドワード島の存在を知ることになる。
マクドゥガルが、この世で一番美しい場所と讃えたのだった。
アンの想像力は掻き立てられた。
プリンス・エドワード島…
あこがれの地…
やがて自分がその土地に住むことになるとは、この時点では全く思っていなかったアンなのです。


はぁ～…
アンがずいぶん大きく成長しましたね。
この時期の子供は1年でものすごく大きくなっちゃうもんね。
あと10話…盛り上がるかな？(笑)

theme : こんにちはアン
genre : アニメ・コミック