和月伸宏先生の『エンバーミング』の最終巻、第10巻発売中です!(1日が発売日だというのをすっかり忘れてのんびり構えてたのは内緒^^;)
光の中、笑顔満開のエルム♪
この笑顔が見れただけでもう幸せ一杯ご馳走様です(^^)
右目を隠した“生前の顔”で手を振るジョン、歩み去って行くヒューリーの背中。物語の主人公である人造人間3人が初の揃い踏みです。
『武装錬金』最終巻(こちらも第10巻)の表紙絵も感無量でしたが、それ以上に胸に迫るものが…
裏の折り返しのエルムはその数秒後を描いたラストカットですね(^^)
表紙が後ろ姿なので、正面絵はこちらでv
収録内容は#53から最終話#58までの計6話で、描き下ろしは無し。
連載開始前のパイロット版読切とSQ.掲載の小説の収録は文庫版待ちということになりそう…
新規キャラも特にいないのでキャラクターファイルは無くて、本編+博物誌以外の追加要素はライナーノートと「あとがき」のみですね。
ライナーノートでは、フィナーレまでの話数を決めたタイミングや最終話の『黒博物館』コラボの経緯等あれこれ。
「次回作のトレーラーが見えた」の一文は非常に気になりますね!
『エンバ』の連載が始まったのって「スプリンガルド」より早かったんですね。両先生のファンには実に嬉しいコラボでした(^^)
リリィの最期の形が決まるまでの紆余曲折も大変興味深い舞台裏。
「二面性の一瞬の融和」の描写は切なかった…
最終ページの「あとがき」は和月先生の挨拶と振り返り、そして今後の抱負。
新境地への挑戦に見えた「よりディープでダークな和月漫画」への志向自体が「創作の毒に冒された症状だった」という激白はショックでしたが、「今後」を見据えた前向きで力強い言葉にはファンとして信者としてワクワクを抑えられません(^^)
お疲れ様でした&次回作楽しみにしてます♪
(余談)
かねてから読みたいと思っていたメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』、遅ればせながら読み始めました。
まだ序盤、怪物が生まれた辺り。和月先生にインスピレーションをもたらした“原典”がどんな物語なのか楽しみ…v
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