本番撮影でドキドキしない方法
人それぞれ違うと思いますけど
僕が本番でドキドキしないようにした練習の話を書きます。
その1
初めて、女の子の水着の撮影の依頼が来た時
プロになったにも関わらず、水着を着た女の子など撮った事がないので、どんなポーズを指示したらいいのか?まったく分かりませんでした(笑)
だから、撮影当日にドキドキしないように僕がやったことは
まず、大きな姿見の鏡を買って
アイドルの写真集やグラビア雑誌から「このポーズいい」と思った写真を見つけて
それと同じポーズを、僕が水着を着て鏡の前でやってみたのです(笑)
その時に「もっ右肩を上げて」とか
「腰をくねって」とか
鏡に写ってる水着を着た僕を女の子だと思って、声掛けとポーズ指示の練習をしたのです。
鏡に写ってる自分に向かって「お前バカか!」って何度も笑ったけどね(笑)
このバカげた第一段階の練習が終了したら
今度は知り合いの女の子やその友達に「水着撮らせて〜〜」とお願いして、練習させてもらったのです。
この練習の時に、1度だけ想像していなかった出来事がありました。
それは、水着のモデルになってくれてる女の子に
「タクマさん、水着脱ぐからヌード撮ってくれる」って言われたのです。
びっくりした僕は・・・
「えっ!!ヌード?」
「本当に?」
「マジで?」
・・・と、その子に何度も、聞き直しました(笑)
恥ずかしながら、僕にとって初めてのヌード写真だったのです。
なんとか・・平常心で撮ることができました(笑)
実は、「いいヌード写真が撮れた」と思って、コンテストに出品したら・・・
なんと、賞をもらったのです。
その子にはコンテストに出したことは言っていなかったので、怒られるかと思ったら
メチャメチャ喜んでくれたので、安心しました。
こ練習のお蔭で、本番での水着の撮影もドキドキしませんでした。
その2
初めて鈴鹿にカーレースを撮りに行った時の話
f2.8の300㎜レンズは重たいので、当たり前のように3脚を立てて他のカメラマンと一緒に撮っていたのです。
すると「バカ野郎!!3脚なんか立ててるんじゃないよ、じゃまなんだよ!!」と、もの凄く叱られたのです。
これは数十年前の話です。
今はそんな怖いカメラマンさんはいませんので、誤解されないように。
僕以外のプロカメラマンさんは、300㎜とか400㎜という重たいレンズを普通に手持ちで撮っていたのです。
僕は「スミマセン」と謝って、f2.8の300㎜レンズを付けたカメラを手持ちに変えて撮り始めたのですが・・・
これが、重たいのなんの・・・
カメラを持った手がブルブル震えて、もう大変でした(笑)
もちろんf2.8の300㎜なんて高くて買えないので、この撮影の為にレンタルでした。
その日の反省で、次の撮影に備えて2.5kの鉄アレイを購入して
レンズを支える左手に鉄アレイを持ち
300ミリレンズを持つ構えとまったく同じように構える、という練習を毎日、構える時間を増やしながら練習しました。
一ヶ月ほど続けて、いざ本番、
レンタルした300ミリをカメラに付けて手持ち構えてみたのですが・・・・
今度は「うわ〜軽い!」と感じたのです。
当然です、2.5kの鉄アレイと比べると軽いですからね。
お蔭で手持ちでも震えずに撮影ができました。
その3
撮影時間がとても少ないと言われた時
「撮影時が1分30秒くらいしかありません」と言われたことがあります。
この時は、1分30秒が過ぎて「まだ撮れていません」とは言えない撮影なので
また、撮りながら時計を見るのも、時間がもったいないです。
そこで、「体に1分30秒を覚えこませよう」と思ったのです。
時計を1分30秒になったら鳴るようにセットして。
本番と同じようにカメラを構えて、シャッターを押しながら
全身、腰から上、アップ、ポーズチェンジなどポーズの指示をしながら撮るというシミュレーションしました。
最初は、自分の中でまだ必要なカットが撮れていないという中で、ベルが鳴ります。
でも、何度か練習しているうちに
「1分30秒って、撮り始めてこれくらいの感覚なんだ」
ということが体でわかるようになりました。
そして、本番当日。
練習のお蔭で「1分30秒で撮れなかったらどうしよう」ってドキドキすることなく
なんと、10秒程早く撮り終えることができました。
僕が本番でドキドキしないように練習したことは、まだまだ、あります。
何が言いたいのか?というとですね
「自分はドキドキする、どうしよう・・・」
って心配する人は
その心配の原因を見つけて、
これで大丈夫と思えるようになるまで練習をすればいいだけなのです。
撮影ってある意味スポーツと同じようなものなので
何度も何度も練習しているうちに、
体と感性が慣れてきて、
ドキドキしないで撮れるようになれるのです。
「うわぁ〜どうしたらいいですか〜」って心配してる人は
「どうしたら、ドキドキしなくてよくなるのか?」という方法を探して
ドキドキしなくなるまで何度も練習すればいいだけです。
僕は、初めての撮影で心配なときは、スタジオを借りたり、必要な機材を借りたりして赤字になっても練習してきました。
理由は・・・・
僕らフリーカメラマンは
最初の1回目に失敗したら、2度と仕事が来ないのです。
1発勝負なのです。
ドキドキしてます、本番が心配です。
なんて、いながら本番の撮影なんか怖くてできないのです。
赤字になっても、最初の撮影でクライアントさんから「ありがとう!!」と言ってもらえる写真を撮らなければダメなのです。
笑顔で「スミマセン、今度頑張ります」と謝ってもダメなのです。
ドキドキする時は、練習することをオススメします。
練習はウソをつきませんから。
それでは、今日も1日
焦らず、まわりと自分を比べず、
今の自分がやるべきことにベストを尽くしましょう!!
僕に何か聞きたいことがある人は、どのような些細なことでも大丈夫ですので、遠慮しないでこのブログのコメント欄からして下さい。
このブログへのコメントは、管理者が確認してからアップしますので、コメントしてからすぐにアップされなくても心配しないでください。
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2015年11月5日から、ブログを引っ越しました!!
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新しいブログからも過去の記事をお読みいただけます。
| カメラマンの心得 | 2015年10月22日 | コメント:2 | TOP↑