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写真家 テーマの決め方

Q:毎日のようにタクマさんのブログを読みながら、モチベーション維持をしております。

今回の写真、ハッとさせられました。水の波打つところを撮りまとめるだけでなく、こうした表現もありなんだな~と。。。

こうした発想に行き着くのは、一つのテーマに向かって多く撮影をしてきたからなのでしょうか?

A:僕の場合はテーマを決めて「さぁ、今日はテーマの写真を撮るぞ!」みたいな撮り方はしていないのです。

昨年購入したオリンパスペンも毎日持ち歩いたりはしません。

たま~~に「今日は、時間もあるしカメラを持ってブラ・タクマしようか・・」と、思った時にペンを持って散歩をしています。

地方に旅行に行くときなどは、撮る撮らないに関わらず持って行きますけどね。

ただ、カメラを持って歩いていても「これ撮りたい!」と感じない限り、カメラは肩に斜めに掛けたきりで手に持つこともしません(笑)

歩いていても、飛行機や電車に乗っていても「撮りたい!」と感じた時にカメラを手に持ってシャッターを押すだけです。

だから「今日はカメラを持ってブラ・タクマしようか・・」と思って街をブラブラしてても、シャッターを1回も押さない日もあります。

写真集になった「ブルー・ノート」も、ブルーをテーマに撮るぞ!という気持ちで撮ったのではなくて・・

沢山撮りためた写真を集めて見てみたら「結構ブルーの写真撮ってるんだなぁ~」という感じだったのです。

そこで「僕はブルーを感じる空間が好きなのか・・」と、僕自身が気がついたのです。

プロアマととわず、どこに行くにもカメラは絶対に持って行くという人の方が圧倒的に多いと思います。

そんな中で、多分、僕くらいカメラを持って歩かないカメラマンは珍しいと思いますよ。

でも、写真を撮ることは大好きですし、そこそこ・・いい写真を撮ります(笑)

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| 写真のテーマ | 2012年03月14日 | コメント:3 | TOP↑

 写真家 テーマ 

Q:テーマに関して書かれていますけど、テーマを絞った方がいいということなどは、出版社の人やデザイナーさんが決めることだと思ってしまうのですが、最近書かれていることはタクマさんがいちカメラマンの意見として書かれているのでしょうか、出版社の人が言ったことを書いているのでしょうか、詳しいことを知りたいと思ったのでのでよろしくお願いします。

というような、内容の質問メールが着ました。

A:お答えします。

実は、僕は今でも作品を持って営業活動をしているます。

なぜなら、マネジャーがいないからです(笑)

今回のテーマの話は、僕が「ブルー・ノート」という写真集の数年前に二見書房から出版した「カインド・オブ・ブルー」(ややこしいけど、今雷鳥社から出版されている「カインド・オブ・ブルー」ではありません)という写真集を、出版する為に数十社の出版社を廻った時に感じたことを書いたのです。

実はあの写真集は、初めからテーマをブルーの写真にしてまとめるという発想はなかったのです。

僕自身のテーマは<写真集の中に書いているメッセージ>だったので、写真はそれまでに自分が撮り貯めて「これいいな」と思う色んな写真を持って「写真集を出版してもらえませんか?」という感じで営業していたのです。

そこで会った、90%以上出版社の人に聞かれたことは・・

・写真集のテーマは何ですか?

・あなたは何を伝えたいのですか?

・なぜ、写真集を出版したいのですか?

の3つが一番多かったのですね。

そして最後に僕の持って行った作品を見て「テーマがわかりませんね!」でした(笑)

そこで「いや、テーマは写真集の中に書くメッセージなので、この写真の中にはないんですよ」と言ったら、

「それでは本を書かれたらどうですか?」と一言(笑)

「いや、どうしても写真集という形で出版したいのですが・・」

「でしたら、テーマがしっかりしていないと私達としても、写真集をどう売って行けばいいのか動けませんから」

・・・と、殆どの出版社の人達に、ほぼ同じようなことを言われたのです。

だから、実感として分かるのです。

そこで・・

1社の編集者の方が「タクマサん、僕はのタクマさんのメッセージが心に染みました、ぜひなんとか出版したいと思います、ただ、今見せてもらった写真ではテーマ性がはっきりしません、

このメッッセージは写真集を購入してもらって初めて読んでもらえるものです。

その為にはまずテーマがしっかりと分かる写真集としてまとめなければいけません・・

タクマさんの撮った写真の中にあるブルーの写真がとてもきれいなので私自身好きなんですけど、タクマさん、ブルーの写真でまとめたらどうですか?それには、もっとカット数が欲しいのですがありますか?」

・・・というアドバイスをしてくれたのです。

そこで後日、ブルーの写真をまとめてその編集者に見てもらったのです。

そして、「いいですね、これでいきましょう!!」と・・

撮られている被写体はバラバラですけど『ブルー』というテーマがしっかり決まったのです。

つまり・・・このブログに僕が書いてることは、

僕が実際に多くの出版社の人やデザイナーの人達に実際に会って、そこで僕自身が体験して実感したことを書いているのです。

このブログには、僕自身が出版社やデザイナーやクライアントさん達に言われたことで・・

ドキドキした時の汗や、「これいいじゃないですか」と褒められた時に「うれしい~~」と、心がポット熱くなる感覚があるのです。

営業に歳とか経験などは関係ないのです。

クライアントさんの前では新人もキャリアのある人も同じなのです。

こんなおじさんになった今でも、ドキドキするし、うれしい~~と感じているんですよ(笑)

だからこそ、オープンワークショップやマンツーマンワークショップで会うみなさんの気持ちが手に取るように分かるのです。

まさしく実践で得た生の情報を話しているのです。

その実践で、撮影の仕事を増やしているからこそ、みなさんに伝えられるのです。

いくら、実践してても、撮影の依頼がまったくこないのではみなさんのお役に立つことはできませんからね。

*ただ、僕と同じような体験をしても人それぞれ感じ方は違うと思います。

もう100万回くらい書いてますけど(笑)このブログに書いてることはあくまで僕はそう思いますよ
・・ということなのでよろしく。

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| 写真のテーマ | 2011年02月21日 | コメント:2 | TOP↑

写真家 テーマに関して

あなたが撮った写真を「いつか写真集として出版したい」とか「雑誌などに掲載してもらえたらいいのになぁ~」と思ってる人へのアドバイスです。

そういった場合・・・

あなたが1つの作品としてまとめた写真を見る側の人達は、他の写真とは違う「なにか!」を感じることができないと、あなたの写真の為にお金を使いたいとは思ってくれないのです。

「よくある写真だね」とか「あ~~沖縄の写真ね」とか「またネコの写真ですか」と言われておしまいなのです。

あなたの写真にお金を支払う立場の人達に「あなたの写真で写真集を出版しましょう!」「この雑誌に掲載させて下さい」「こんど、撮影を依頼したい」と言ってもら為には・・・やはりテーマがしっかりと表現できてる作品の方がいいということです。

じゃないと・・・あなたが帰った後・・あなたの写真を見てもらった人達の脳裏に記憶されないのです。

ただ、私は「いつか写真集として出版したい」とか「雑誌などに掲載してもらえたらいいのになぁ~」なんて思っていません、好きな写真が毎日撮れれば幸せです。

と言う人は、何を撮ってもいいんです。

あなたが写真を撮ることで、幸せ感を味わえるのでしたらそれでいいのです。

このブログは、写真で収入を得たいという「カメラマンへの道」&「プチカメラマンへの道」を歩んでいる人に書いているのです。

どうしても、テーマが絞れないという人は、今の自分が撮りたいものなんでも撮ればいいのです。

花、風景、スナップ、人、などなど・・

そういったことを2~3年続けて撮った写真を見てみると、すべてが同じカット数ということはありえないのです。

その中で一番たくさん撮ってる写真を見ながら「もしかして、これがテーマかしらん?」と自問自答してみてください。

いつも撮ってるモノって、あなたが自身が気がついていないだけで、人からみたらあなたのテーマですから


いつ何を撮ってもいいのです。

ただ、あなたが撮った写真を「いつか写真集として出版したい」とか「雑誌などに掲載してもらえたらいいのになぁ~」と思った時にですね、たくさんある写真を1つの作品としてまとめる時に「テーマを絞ってまとめた方が強烈な印象を与えますよ」という話です。

ただ・・いざ、まとめようとした時にね「あっそうか!このテーマだったら、あの時こんな写真も撮ればよかった~~」と後悔しないように、撮る前にテーマをしっかり考えてる方がよりベターですよ・・ということです。

このブログに書いてることは、あくまで僕はそう思いますよ・・ということでね。

僕の言ってることは100%正しいので、絶対にやりなさい!!

と言ってるのではありませんので、くれぐれも誤解のないようにね。

このブログを読んで「自分はそうは思わないな」と思った人は、それがあなたの正解なのです。

自信を持ってあなた自身の「カメラマンへの道」を歩んで下さい。
それが個性ですから。

このブログは「あ~~そんな考え方もあるね~~」という気楽な気分で見てもらえたらいいのです「はい」

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| 写真のテーマ | 2011年02月17日 | コメント:5 | TOP↑

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