Micron Introduces P410m SAS Solid-State Drive(Legit Reviews)
Micron Introduces P410m SAS Enterprise Solid-State Drive(techPowerUp!)
Micronは2月26日、データセンターアプリケーションおよびエンタープライズストレージプラットフォーム向けのSSD製品であるP410m SSDを発表した。
P410m SSDは高耐久性・高信頼性を実現しており、インターフェースはSerial Attached SCSI (SAS) 6.0Gbpsとなる。そしてミッションクリティカルに必要な24時間365日休みなく連続稼働できるだけの性能を有している。
Micron Introduces P410m SAS Enterprise Solid-State Drive(techPowerUp!)
Micronは2月26日、データセンターアプリケーションおよびエンタープライズストレージプラットフォーム向けのSSD製品であるP410m SSDを発表した。
P410m SSDは高耐久性・高信頼性を実現しており、インターフェースはSerial Attached SCSI (SAS) 6.0Gbpsとなる。そしてミッションクリティカルに必要な24時間365日休みなく連続稼働できるだけの性能を有している。
P410mはMicronの25nm MLC NANDを搭載している。MicronはExtended Performance and Enhanced Reliability technology (XPERT) を投資することにより、高い信頼性を実現している。XPERTはストレージメディアやコントローラに密接に統合されており、高度に最適化されたファームウェアアルゴリズムとハードウェアの拡張が行われている。結果として、データの性能と信頼性を増しつつ、エンタープライズ向けにフォーカスした製品となった。
P410mはSAS 6.0Gbpsインターフェースに対応している。容量は100, 200, 400GBが用意される。SSDの規格は2.5インチ・7mm厚である。
読み込み・書き込み速度などの細かいスペックはMicronのデータシートに記載されています。まず耐久性ですが100GBモデルが1.75PB、200GBモデルが3.50PB、400GBが7.00PBとなっています。
読み込み・書き込み速度は以下の通りとなります。
400GB…Sequential Read 410MB/s, Write 345MB/s Random Read 50000IOPS, Write 30000IOPS
200GB…Sequential Read 410MB/s, Write 345MB/s Random Read 50000IOPS, Write 30000IOPS
100GB…Sequential Read 410MB/s, Write 235MB/s Random Read 50000IOPS, Write 20000IOPS
消費電力は9W未満となっており、平均故障時間(MTTF)は200万時間となっています。
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この記事へのコメント
SATA3のよりREAD/WRITEとも数字が控えめですね...
READ/WRITE両方発生した場合での数値でしょうか?
READ/WRITE両方発生した場合での数値でしょうか?
2013/02/28(Thu) 21:28 | URL | _ #-[ 編集]
エンタープライズ向けだから
エラーチェックや多重化を強化してて
そのぶん遅くなってるのでは?
エラーチェックや多重化を強化してて
そのぶん遅くなってるのでは?
2013/03/01(Fri) 13:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]
SASは速度よりも信頼性や並列処理に重点がおかれますからね。
わかりやすく例えると1バイト(8ビット)のデータを書き込んだときにSATAが8個のビットを操作するのに対し、SASは8個のビットとパリティで1個のビットの合計9個をいじくります。(実際はもっと複雑だけど、例え話ですから)
その場合はSASはSATAの8/9のスピードとなる。また、SASはSATAに比べて8/9の容量のディスクになる。
の、ような概念で理解しておけばよろしいかと。
ただ、実際のSATAとSASのプロトコルの正確な違いではありませんので、興味があればご自分で調べてみるとよろしいかと。
NCQの数や段数が違うあたりまでわかると面白くなってきますよ。
わかりやすく例えると1バイト(8ビット)のデータを書き込んだときにSATAが8個のビットを操作するのに対し、SASは8個のビットとパリティで1個のビットの合計9個をいじくります。(実際はもっと複雑だけど、例え話ですから)
その場合はSASはSATAの8/9のスピードとなる。また、SASはSATAに比べて8/9の容量のディスクになる。
の、ような概念で理解しておけばよろしいかと。
ただ、実際のSATAとSASのプロトコルの正確な違いではありませんので、興味があればご自分で調べてみるとよろしいかと。
NCQの数や段数が違うあたりまでわかると面白くなってきますよ。
2013/03/01(Fri) 14:09 | URL | LGA774 #-[ 編集]
132806さん、132807さん
解説いただきありがとうございました。
SASの規格だからというよりエンタープライズ用途なので信頼性優先に作られているからだと理解しました。
解説いただきありがとうございました。
SASの規格だからというよりエンタープライズ用途なので信頼性優先に作られているからだと理解しました。
2013/03/14(Thu) 13:56 | URL | 132776 #-[ 編集]
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