左から、
Booさん、うっちぃさん、キバラー
『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (7分38秒)やっぱり登り4時間かかるなぁ・・。【ルート】
登り:坊領ルート
下山:足谷林道(初)アルプス登竜門として新聞でも紹介されたルートで高低差1,000m、所要時間4時間。
金剛山の登山道では最も長い坊領ルートを歩いてきた。
といっても実際のアルプス(日本アルプス)の3,000m峰とは空気の薄さなどの条件は違うが
まずなんといっても歩けなきゃ話にならないのだ。
坊領ルートを歩くのは今回で3回目で、整備されてから歩くのは初めてだ。
初めて歩いたときは荒れていて資料を手にしながら踏み跡を探すのがたいへんだった。
<過去の坊領ルート>
一回目・・・同行者:あ~ちん
二回目・・・同行者:中村さん
この残暑きびしいこの時期に坊領ルートを歩くということは
長くて高低差があるだけでなく、低山植林地帯ならではの次のようなリスクがある。
<想定されるリスク>
マムシなどの毒蛇、蜘蛛の巣、やぶ蚊、アブ、ブヨ、蜂、雨 (熊以外全部入り)
こんなルートでも歩いてみたいと快くご一緒していただいたのが
最近、金剛登山ですっかりお馴染みのうっちぃさんとBooさん。
さらに下山では山頂売店のお仕事でお疲れの後のみーさん。
ありがとうございました。
道の駅「ちはやあかさか」朝7時43分に道の駅「ちはやあかさか」横の公共駐車場をスタート。
とりあえず天気は抜群に良い感じ。
まずはダラダラと上赤坂城址への取り付きの登山口までは舗装路を歩く。
村の中なので車はほとんど通らない。
スタートしてから20分ほどで登山口に到着。
上赤坂城址まで登山口からはいよいよ山の中である。
風が通らず蒸し暑い中、よく整備された快適な山道を歩く。
上赤坂城址は登山道から外れてわざわざピークに登ることになるが
展望があるので立ち寄ってみた。
はるか遠くに建設中の日本一の高さのビルディング「あべのハルカス」が視認できる。
さすがに見つけやすい。
じっとしているとさっそくブヨなどが寄ってくる。
5分ほど居たところですぐさま登山道へ復帰にかかる。
坊領山まで黄色地に黒文字の案内板が随所に建てられている上、道もブッシュを刈るなど
迷いようが無いほどに整備されている。
それでも鬱蒼とした区間では歩いていると蜘蛛の巣が顔にバッサ~とかぶさってくる。
小枝を拾って振り回しながら歩かないといけない所は健在。(^^ゞ
途中、単独の男性が鎌でもって雑草を刈って登山道を整備しておられた。
油断していて腕にSKINS(コンプレッションシャツ)の上からアブに刺された。(> <)
休憩していると蜂が一匹やってきてそばから離れない。
冷感スプレー(成分:エタノール・メントール)を蜂に噴霧したら逃げて行った。
坊領山へも登ってみたが、案内板もあり、しっかりとした踏み跡があってブッシュも無く
明るい雰囲気になっていた。
以前は坊領山ピークだと思い込んでいた場所は坊領城跡だけであって、となりのピークが坊領山だった。
坊領城跡(ピーク)と坊領山とどちらが高いか気になったのでGPSで測ってみたら同じ高さだった。
青崩道まで今年のチャレンジ登山参加組メンバーなのでみなさん歩きは問題無いが、
Booさんが突出して圧倒的なパワーでどんどん先に行ってしまって追いつけない。
言い訳を許してもらえるなら、ザックや機材が重すぎ。。(> <) これってハンデキャップだよ。。
まるで乗用トラクターと家庭菜園用ミニ耕うん機くらいのパワーの差。
そんなこんなで最後の急登にも傷めつけられ、清井山ルートからの合流を経て青崩道に出た。
さすがに銀座ロードの青崩道はものすごく快適な道である。
サクサク歩ける道なのにすっかり疲れ果てて足取りが重い。。
「Booさん、待って~」の連呼。
Booさんが写真を撮っている時が最大の休憩のチャンスというからして。。
金剛山頂にて山頂広場到着が11時55分で、実に4時間10分かかったことになる。
下山は近くのルートを下りて金剛バスでもって起点の最寄りである「森屋」まで帰ることも考えた。
山頂売店前では久しぶりに
kosiziさんにお会いし、めずらしい花やキノコがあったのを写真で見せてもらった。
そのひとつがカリガネソウ。
そして、過去に何度か一緒に登ったことのある
Nakaさんと久しぶりの対面。
サーフィンを再開したとか。お会いできて嬉しかったです。
売店では残月さんやみーさんに後からまた来ると挨拶だけして香楠荘へダッシュ。
もう腹がへってお腹と背中がくっつきそうで。。。蕎麦・蕎麦・・・・。
香楠荘にて注文の仕組みがすっかり変わってしまってなんだかおちつかない。
メニューも変わったし、店員さんも。。
前のアットホームな感じは良かったけど、ファミレスよろしくアルバイトを大量動員していて
メンタル面でのサービスが低下にならないといいけどね。
ざる蕎麦定食+追加ざる1皿(100円)。まだ足らないくらいだ。。
食後のデザートは山頂売店のコーヒーフロートを予定しているので早めに香楠荘を出る。
kosiziさんに教えてもらった花を探しにロープウェイ駅舎まで行ってみたがみつけられず。
登り返して山頂へと戻る。
すっかりお腹を満たした後とは言え、けっこう体力的にキツい。。
山頂売店にて念願のコーヒーフロートはたいへん美味かった。
休憩していると、ブログ「金剛山を歩く」のサキヤマさんが売店に飛び込んでこられた。
5時間もかけてバリエーションルートを登ってきたとか。
みーさんの仕事を終わるのを待って下山にご一緒していただくことになった。
14時30分過ぎに売店を出発。
足谷林道へまずは青崩道を水分道の分岐へ。途中、マムシが・・・。
水分道の取り付きあたりの植林が大規模な伐採を行なっている最中のようだ。
そういえば足谷林道への案内板もあったりで、かつては足谷林道に立ち入るとこっぴどく怒られる
というウワサがあったが、今ではウェルカムな感じ。
そんなこんなで水分道で下山するか迷ったが、未踏の足谷林道ルートにお付き合いいただいた。
植林伐採の尾根の踏み跡が穏やかで歩きやすそうであったが、
昔からつけられているような赤テープを追いかけてものすごい急登を行くほうが気になった。
みなさん快くお付き合いしていただけるようなのでテープを追いかけて転がるように下りて行った先は・・。
沢が見えてきて、ちょっと危険なところがあったがなんとか無事着地。
沢を行くには小滝があって厳しい。
よく見ると登り返しのテープを発見。
それを追いかけて行くも途中で無くなった。再び沢に入渓して孤立状態。
小滝があって八方塞がり。
しかたなく対岸の急登を50mほど登り返して巻いて伐採地からの尾根道に合流できた。
やれやれ・・・。お疲れのところ、えらいバリエーションにつっこんでしまってみなさんに申し訳無かったです。
そこからははっきりとした踏み跡にしたがって沢に降りて行き、沿いや沢の中を歩いて足谷林道の終点に出れた。
あとは舗装路の林道をひたすら歩くだけである。
そんなこんなでゴールの道の駅まであと1kmくらいというところで雨が降りだしてきて。。。
18時に道の駅に到着。
みなさんたいへんお疲れ様でした。
おつきあいいただきありがとうございました。
その他の写真は以下より。
GPS軌跡+地形図
上赤阪城址からの展望
「あべのハルカス」が確認できる
OLYMPUS Tough TG-1+テレコンバージョンレンズを使いこなすBooさん
金剛山頂にて
うっちぃさんとkosiziさんも久しぶりの対面
Booさんのザックでひときわ目立つマムートのマンモス
香楠荘「ざる蕎麦定食」
山頂売店にて
こだわりのアイスクリーム+豆から挽いて作るアイスコーヒー=いいね!
みーさんが下山に参加。
足谷林道の終点
足谷林道にて
僕はたぶんついていけずリタイアしてると思います(笑)
キバラさんも重装備で同じだけ歩けてるのも凄過ぎ!
20kgぐらい担いでませんか?
確かに登山において「長く歩ける」って重要ですよね。
3人の美女と一緒なんて、キバラさんモテモテですね!
雨が凄かったので、(雨はおそらくメンバー的に大丈夫だと思ってたけど)雷にうたれないか心配でした。
無事でよかったです!お疲れ様でした