ヨーロッパ人の生き方を破壊しているのはロシアではなく西洋のリベラル・グローバリストのエリート層だ
アンドリュー・コリブコ氏の分析の記事。多極化へ向けたグローバルなシステム移行を巡る闘争は、地政学同様、社会文化的力学に関するものでもある。この点で西洋のリベラル・グローバリズムの果たしている役割を認識し損ねると、不正確な評価に繋がることになる。
ここで取り上げられているLGBT+の問題は日本では欧米程の広がりを見せていないので、日本人にはピンと来ない部分も有るかも知れないし、少数派と多数派の生き方や価値観の衝突と云う問題には単純な「正解」など無い(今更繰り返すまでもなく、西洋式の民主主義とは或る意味で多数派による圧政であるとも言える)。だがここで押さえておくべきポイントは、西洋は屢々ロシアや中国を、自分達のイデオロギーを世界中に広めようとしているとして非難するが、客観的に見てみれば判る通り、彼等にはそんな願望も手段も無く(例えば世界中の人々がシネコンや映画館に入って最もよく観るのがロシアや中国の映画かどうかを考えてみれば良い)、寧ろそうした口実の下に自分達のイデオロギーを世界中に広げようとしているのは西洋の方だと云うことだ。彼等は口先では多様性を重んじると主張するが、どの様に重んじるかは100%彼等の流儀に従わねばならないと主張している点で、実際には真逆のことを主張しているとも言える。
このことは主張される価値の普遍性を無条件に盲信してしまうと気付き難いのだが、西洋の帝国主義勢力が屢々「人権」や「法の支配」や「自由」や「民主主義」と云った、一見無条件で普遍的に聞こえる概念を振りかざして、不法な介入政策を正当化していることを考えてみると、「自分達が普遍的な価値観だと思っているものが他の文明・社会・文化・歴史の文脈に於いて果たして本当に妥当と言えるのかどうか」と云う疑問は常に念頭に置いておかないと非常に危険だろう。「他者を他者として尊重し、互いの違いを否定しない」と云う態度は、近年西洋社会から急速に失われつつある。表面的にこの問題が取り上げられることは多いのだが、それらの多くは蓋を開けてみれば、「自分達の価値観こそが『正解』なのだから、それを一方的に相手に押し付ければ問題は解決する」と云うものでしかない。
その原因は、恐らく論者達の視野が極めて狭い所為だが、これは「国際社会」に関する認識に関して極めて顕著だ。西洋人の多くは、自分達が本物の国際社会に於て圧倒的少数派である事実に気が付いていない。これは「俺達こそが/だけが国際社会」と云う傲慢な思い込みに何十年、何百年と浸かって来た結果なのだろうが、「自分達こそが唯一絶対の価値観を標榜しており、他者は全て道徳的に劣っている」と云う思い込みは、ファシズムに親和性が高い。ロシアや中国に対する狂信的なキャンセル文化が今や主流派になりつつあることなどはその良い例だ。「ファシズムを許すな!」と叫びながら実際にはファシズムを支持することは可能だし、現に多くの人々がそうしているのだが(何しろ今は戦争反対を叫びながら第3次世界大戦を支持することが可能な時代なのだ)、雑な思考を自らに許す人々は鏡を見る術を知らないのでその事実に気が付かない。
The West’s Liberal-Globalist Elite, Not Russia, Are Destroying Europeans’ Way Of Life
世界を蝕むリベラル・グローバリズム
2023/02/09、ウクライナのゼレンスキー大統領は欧州議会での演説で、ロシアは恐らくヨーロッパ人の生き方を破壊したいと考えていると主張した。
だが実際にこれをやっているのは西洋のリベラル・グローバリストのエリート層だ。
彼等は自らの急進的イデオロギーが普遍的なものであると云う信念に突き動かされて、其の教義を例外無く全ての人に(自国民から始めて全世界にまで)押し付けている。
ロシアの保守-主権主義的世界観は対照的に、普遍的でも拡張主義的でもない。
リベラリズムの暴走
米国が主導する西洋のゴールデン・ビリオン(黄金の十億人)は、社会文化的表現を制限することは不道徳であると確信している人々によって支配されている。彼等はそうした行為は偏狭で、人種差別的で、外国人嫌いだと見做しているが、それが彼等のイデオロギーのリベラルな半分を構成している。
その所為で、彼等は非伝統的な性的傾向を持つ人々や移民(合法であろうがなかろうが)等の社会文化的少数派、特に、非常に異なる道徳、倫理、価値観、原則を持つ文明の人々に対して、自由放任主義のアプローチを実践している。
こうした少数派の社会文化的見解は、人々の大多数からは(控え目に言っても)「破壊的」であると考えられているが、先に述べたイデオロギー的な理由から国家がそれが広まることを暗に支持しているので、更に加速的に広まっている。
実際にはその結果、LGBT+の考え方が学校に於て多感な子供達だけでなく、地元の人々と関わる際の行動や言語の点で社会への同化や統合を拒否する移民達にも押し付けられている。
最も人気の有るこれら2つのテーマの内、子供達の方に関して言えば、それは社会的多数派の宗教的見解に反しているばかりでなく、「ゲイ・プライド・パレード」に参加する等、性的にセンシティヴな話題に子供が触れることに関しては、親に与えられている筈の権利にも反している。
また2つ目の移民に関して言えば、公共の場での祈りや、大声で定期的に呼び掛けること、所謂「(LGBT)立ち入り禁止区域」、移民が新しい社会の大多数が話す言語を学ぶことを拒否する、と云った形で反対されている。
双方とも全体として、これらのプロセスが展開している国の社会文化的規範(「生活様式」)が根本的に再構築される一因になっている。これは、国民の為の統治を行っていると自称するそれらの国々のエリート層が、自らのリベラル・グローバリストのイデオロギーを積極的に国民に押し付けた直接の結果だ。
グローバリズムの暴走
このコインのグローバリスト的半面は、自ら宣言した権限を超法規的に拡張して、世界中の人々に自分達の過激なリベラル・イデオロギーを押し付けようとしている上述のエリート層に見ることが出来る。
ロシアの保守-主権主義的世界観は、グローバル・サウスの大部分、つまり人類の大多数が共有している世界観と一致しているが、これはゴールデン・ビリオンのエリート層が受け入れているリベラル・グローバリストの世界観とは正反対だ。
米国主導の西洋とは異なり、ロシアは、一部の社会文化的表現を制限しないのは実際には不道徳であると信じている。何故なら、自由放任主義的な態度を通じて過激な見解が拡散することは、多数派の権利に反するからだ。
これを念頭に置いた上で、ロシアの立法府は最近、多数派(選出された議員達は彼等の代表として統治している)の社会文化的規範を保護する為に、非伝統的な性的見解を公の場で表明することを全面的に禁止した。この保守的な態度は、自宅での非伝統的な性的関係の実践を禁止するものではない(勿論、小児性愛や他の形態の性犯罪(動物性愛等)は引き続き禁止されることになるが)が、これは単に多数派の権利を保護することを目的としたものだ。
移民問題の側面に関しては、ロシアは以前、自発的にロシア社会に参入する個人に対して、その社会に同化し統合することを義務付ける関連法を改正した。彼等はロシアの言語、法律、歴史、伝統を学ばなければならない。勿論、彼等は既存の法律で定められた枠内で公の場で自分の考えを表現する権利は持っているし、自宅での活動を制限される訳ではない。これもまた、多数派の権利を保護することが目的だ。
ゴールデン・ビリオンとは違って、ロシアと、グローバル・サウス全域のそのパートナー国の殆どは、伝統的な社会文化的規範を保護し、全ての国が自国のことを自分達で決定する主権的権利を尊重する云う保守-主権主義的な自分達の世界観が、普遍的なものだとは思っていないし、それを積極的に他人に押し付けたりもしない。彼等は米国主導の西洋のリベリラル・グローバリスト的態度には賛同しないし、場合によってはそれらに対して嫌悪感を表明することも有るが、西洋社会を変えたいとは思っていない。
西洋の反民主主義 vs グローバル・サウスの民主主義
客観的に言って、ロシアとグローバル・サウス全域の殆どのパートナー諸国の保守-主権主義的世界観は、ゴールデン・ビリオンのリベラル・グローバリスト的世界観より遙かに民主的だ。彼等は多数派の権利を尊重するが、彼等の名に於て指導者達は統治しているのだし、彼等は世界人口の大多数の感情を構成している。そして自分達の社会文化的規範を他国に押し付けようとはしない。
対照的にゴールデン・ビリオンは、過激な規範を押し付けることで、国内外の多数派を軽視している。
これを考慮すると、ゼレンスキーが欧州議会での演説で、ロシアがヨーロッパ人の生き方を破壊したいと考えていると主張したことは真っ赤な嘘だった。ロシアはそんなことは望んでいない。このユーラシア大国には、その正反対の世界観を他国に押し付ける願望も、その為の手段も持ち合わせてはいないからだ。ロシアのエリート層や多数派(その名の下に統治が行われている)の多くは、EU内の保守-主権主義者達に同情はするが、だからと云って彼等を支援する為にEU圏内の問題に干渉するつもりは無い。
この分析で明らかにされた社会文化的・政治的説明は、新冷戦の戦略的力学を真に理解したい人であれば受け入れなければならないものだ。グローバルなシステム移行の方向性を巡るこの世界規模の闘争は、地政学と同じ位、社会文化的問題と、それらを決定/保護する国家の権利(またはその欠如)に関するものでもある。
これを認識し損ねていることは、多くの観察者達の分析の欠陥であり、その結果、新冷戦の力学が不正確に評価されることになる。
ここで取り上げられているLGBT+の問題は日本では欧米程の広がりを見せていないので、日本人にはピンと来ない部分も有るかも知れないし、少数派と多数派の生き方や価値観の衝突と云う問題には単純な「正解」など無い(今更繰り返すまでもなく、西洋式の民主主義とは或る意味で多数派による圧政であるとも言える)。だがここで押さえておくべきポイントは、西洋は屢々ロシアや中国を、自分達のイデオロギーを世界中に広めようとしているとして非難するが、客観的に見てみれば判る通り、彼等にはそんな願望も手段も無く(例えば世界中の人々がシネコンや映画館に入って最もよく観るのがロシアや中国の映画かどうかを考えてみれば良い)、寧ろそうした口実の下に自分達のイデオロギーを世界中に広げようとしているのは西洋の方だと云うことだ。彼等は口先では多様性を重んじると主張するが、どの様に重んじるかは100%彼等の流儀に従わねばならないと主張している点で、実際には真逆のことを主張しているとも言える。
このことは主張される価値の普遍性を無条件に盲信してしまうと気付き難いのだが、西洋の帝国主義勢力が屢々「人権」や「法の支配」や「自由」や「民主主義」と云った、一見無条件で普遍的に聞こえる概念を振りかざして、不法な介入政策を正当化していることを考えてみると、「自分達が普遍的な価値観だと思っているものが他の文明・社会・文化・歴史の文脈に於いて果たして本当に妥当と言えるのかどうか」と云う疑問は常に念頭に置いておかないと非常に危険だろう。「他者を他者として尊重し、互いの違いを否定しない」と云う態度は、近年西洋社会から急速に失われつつある。表面的にこの問題が取り上げられることは多いのだが、それらの多くは蓋を開けてみれば、「自分達の価値観こそが『正解』なのだから、それを一方的に相手に押し付ければ問題は解決する」と云うものでしかない。
その原因は、恐らく論者達の視野が極めて狭い所為だが、これは「国際社会」に関する認識に関して極めて顕著だ。西洋人の多くは、自分達が本物の国際社会に於て圧倒的少数派である事実に気が付いていない。これは「俺達こそが/だけが国際社会」と云う傲慢な思い込みに何十年、何百年と浸かって来た結果なのだろうが、「自分達こそが唯一絶対の価値観を標榜しており、他者は全て道徳的に劣っている」と云う思い込みは、ファシズムに親和性が高い。ロシアや中国に対する狂信的なキャンセル文化が今や主流派になりつつあることなどはその良い例だ。「ファシズムを許すな!」と叫びながら実際にはファシズムを支持することは可能だし、現に多くの人々がそうしているのだが(何しろ今は戦争反対を叫びながら第3次世界大戦を支持することが可能な時代なのだ)、雑な思考を自らに許す人々は鏡を見る術を知らないのでその事実に気が付かない。
The West’s Liberal-Globalist Elite, Not Russia, Are Destroying Europeans’ Way Of Life
世界を蝕むリベラル・グローバリズム
2023/02/09、ウクライナのゼレンスキー大統領は欧州議会での演説で、ロシアは恐らくヨーロッパ人の生き方を破壊したいと考えていると主張した。
だが実際にこれをやっているのは西洋のリベラル・グローバリストのエリート層だ。
彼等は自らの急進的イデオロギーが普遍的なものであると云う信念に突き動かされて、其の教義を例外無く全ての人に(自国民から始めて全世界にまで)押し付けている。
ロシアの保守-主権主義的世界観は対照的に、普遍的でも拡張主義的でもない。
リベラリズムの暴走
米国が主導する西洋のゴールデン・ビリオン(黄金の十億人)は、社会文化的表現を制限することは不道徳であると確信している人々によって支配されている。彼等はそうした行為は偏狭で、人種差別的で、外国人嫌いだと見做しているが、それが彼等のイデオロギーのリベラルな半分を構成している。
その所為で、彼等は非伝統的な性的傾向を持つ人々や移民(合法であろうがなかろうが)等の社会文化的少数派、特に、非常に異なる道徳、倫理、価値観、原則を持つ文明の人々に対して、自由放任主義のアプローチを実践している。
こうした少数派の社会文化的見解は、人々の大多数からは(控え目に言っても)「破壊的」であると考えられているが、先に述べたイデオロギー的な理由から国家がそれが広まることを暗に支持しているので、更に加速的に広まっている。
実際にはその結果、LGBT+の考え方が学校に於て多感な子供達だけでなく、地元の人々と関わる際の行動や言語の点で社会への同化や統合を拒否する移民達にも押し付けられている。
最も人気の有るこれら2つのテーマの内、子供達の方に関して言えば、それは社会的多数派の宗教的見解に反しているばかりでなく、「ゲイ・プライド・パレード」に参加する等、性的にセンシティヴな話題に子供が触れることに関しては、親に与えられている筈の権利にも反している。
また2つ目の移民に関して言えば、公共の場での祈りや、大声で定期的に呼び掛けること、所謂「(LGBT)立ち入り禁止区域」、移民が新しい社会の大多数が話す言語を学ぶことを拒否する、と云った形で反対されている。
双方とも全体として、これらのプロセスが展開している国の社会文化的規範(「生活様式」)が根本的に再構築される一因になっている。これは、国民の為の統治を行っていると自称するそれらの国々のエリート層が、自らのリベラル・グローバリストのイデオロギーを積極的に国民に押し付けた直接の結果だ。
グローバリズムの暴走
このコインのグローバリスト的半面は、自ら宣言した権限を超法規的に拡張して、世界中の人々に自分達の過激なリベラル・イデオロギーを押し付けようとしている上述のエリート層に見ることが出来る。
ロシアの保守-主権主義的世界観は、グローバル・サウスの大部分、つまり人類の大多数が共有している世界観と一致しているが、これはゴールデン・ビリオンのエリート層が受け入れているリベラル・グローバリストの世界観とは正反対だ。
米国主導の西洋とは異なり、ロシアは、一部の社会文化的表現を制限しないのは実際には不道徳であると信じている。何故なら、自由放任主義的な態度を通じて過激な見解が拡散することは、多数派の権利に反するからだ。
これを念頭に置いた上で、ロシアの立法府は最近、多数派(選出された議員達は彼等の代表として統治している)の社会文化的規範を保護する為に、非伝統的な性的見解を公の場で表明することを全面的に禁止した。この保守的な態度は、自宅での非伝統的な性的関係の実践を禁止するものではない(勿論、小児性愛や他の形態の性犯罪(動物性愛等)は引き続き禁止されることになるが)が、これは単に多数派の権利を保護することを目的としたものだ。
移民問題の側面に関しては、ロシアは以前、自発的にロシア社会に参入する個人に対して、その社会に同化し統合することを義務付ける関連法を改正した。彼等はロシアの言語、法律、歴史、伝統を学ばなければならない。勿論、彼等は既存の法律で定められた枠内で公の場で自分の考えを表現する権利は持っているし、自宅での活動を制限される訳ではない。これもまた、多数派の権利を保護することが目的だ。
ゴールデン・ビリオンとは違って、ロシアと、グローバル・サウス全域のそのパートナー国の殆どは、伝統的な社会文化的規範を保護し、全ての国が自国のことを自分達で決定する主権的権利を尊重する云う保守-主権主義的な自分達の世界観が、普遍的なものだとは思っていないし、それを積極的に他人に押し付けたりもしない。彼等は米国主導の西洋のリベリラル・グローバリスト的態度には賛同しないし、場合によってはそれらに対して嫌悪感を表明することも有るが、西洋社会を変えたいとは思っていない。
西洋の反民主主義 vs グローバル・サウスの民主主義
客観的に言って、ロシアとグローバル・サウス全域の殆どのパートナー諸国の保守-主権主義的世界観は、ゴールデン・ビリオンのリベラル・グローバリスト的世界観より遙かに民主的だ。彼等は多数派の権利を尊重するが、彼等の名に於て指導者達は統治しているのだし、彼等は世界人口の大多数の感情を構成している。そして自分達の社会文化的規範を他国に押し付けようとはしない。
対照的にゴールデン・ビリオンは、過激な規範を押し付けることで、国内外の多数派を軽視している。
これを考慮すると、ゼレンスキーが欧州議会での演説で、ロシアがヨーロッパ人の生き方を破壊したいと考えていると主張したことは真っ赤な嘘だった。ロシアはそんなことは望んでいない。このユーラシア大国には、その正反対の世界観を他国に押し付ける願望も、その為の手段も持ち合わせてはいないからだ。ロシアのエリート層や多数派(その名の下に統治が行われている)の多くは、EU内の保守-主権主義者達に同情はするが、だからと云って彼等を支援する為にEU圏内の問題に干渉するつもりは無い。
この分析で明らかにされた社会文化的・政治的説明は、新冷戦の戦略的力学を真に理解したい人であれば受け入れなければならないものだ。グローバルなシステム移行の方向性を巡るこの世界規模の闘争は、地政学と同じ位、社会文化的問題と、それらを決定/保護する国家の権利(またはその欠如)に関するものでもある。
これを認識し損ねていることは、多くの観察者達の分析の欠陥であり、その結果、新冷戦の力学が不正確に評価されることになる。
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