嬬恋の記事で食傷気味でしょうから、別の話題でも書きましょう。
11月2日(土)、母と東京国際フォーラムでの渡辺真知子コンサートに行く前にダンナが掛かりつけの心療内科に着いて来てくれる。
主治医への結婚のご報告と要介護1の母との暮らしぶりについてのご相談。
頑張る子ちゃんなんでね、ダンナとのアジトから実家へ帰って来ると、食べかけのものが部屋に散乱していたり、食器が洗ってなかったりすると正直、萎える(なえる)。
いつもより長く、15分ほど話を聞いてくれ、「お母さんの犠牲になっちゃダメだよ。ケアワーカーに相談して、要介護1から要介護2に上げてもらうのもいいよ。家に人をあげることになるけど、食器を洗ってくれたりするからね」とアドバイスされる。
主治医との面談の後、心療内科近くの人気の洋食屋でランチ。アタシは、大根おろしの乗った和風ハンバーグランチ、ダンナは、デミグラスソースのハンバーグランチ。
以前、アド街で、コメンテーターの山田五郎が「ボク、この店、好きなんですよ」と言っていたから、お店の方に「山田五郎さんの行きつけのお店なんですよね?」と尋ねると、「アド街で一回、取材に見えただけななんですよ(笑)」とおっしゃる。
おんやぁ、おかしい。勤めていた講談社からも近いし、お忍びで見えてたのかしらね。
ダンナと分かれ、少し前にテレ朝の「帰れま10」で放映していたボロネーゼ専門店「BIGOLI」を有楽町駅のガード下に発見。
ランチをした後だけど、ミニボロネーゼを食べちゃおう。一期一会。だから太っちゃうんだけどね(笑)。
「かまくら」(1650円)、「かまくら ミニ」(1550円)。生麺のモチモチのボロネーゼが見えないほど、チーズがたっぷり!
食べた感想を正直に言いましょう。パスタに対するチーズの適量ってあると思う。なので、お味はかなりビミョー。
まぁね、ワインの種類が豊富。飲みながらなら、おいしいのかもね。
コンサートは、15時15分開場、16時開演。少し前に着いたから、シンガポール カフェで口直し。
チーズで口がネトネトだから、シュワシュワしたものが飲みたかったんだけどない。
仕方なく、温かい練乳ミルクティーを飲む。おいしんだけど、口直しにはならないかな(笑)。
ジャム好きのアタシ。シンガポールの家庭には欠かせない「カヤ・ジャム」を発見!
少し大きな瓶だけど、2000円かぁ。「ココナッツ・ミルク、卵、砂糖、バンダンリーフから作られている東南アジアでは定番のジャム」だそう。
バンダンリーフとは、「独特な甘い香りのするハーブで、バニラやココナッツのような香り。抹茶のような緑色をしている」。
なるほどぉ、買っちゃえ! ダンナとのアジトで食べようと思っているから、まだ開けてないんだけど、たしかに抹茶のような緑色をしている。
どんな味だろう? 2000円もしたんだから、まずかったら、ゆるさんけんね!
国際フォーラム ホールC 「渡辺真知子コンサート2024 〜唇よ、熱く君を語れ〜」。
会場内のバーカウンターにコカ・コーラを発見。飲んで、やっとチーズがさっぱり!
3階席の客席で母と合流。コンサートは、しょっぱなから、1階席も、2階席も、3階席も、観客が総立ちで大盛り上がり!!
大人の女性の切ない恋心を歌った「ブルー」を歌い、声量がまったく落ちていないことに驚く。
「アナタは、優しい目、だけど、とても、ブルー。凍りついてしまいそう〜」。
この曲、テレビで見るのが好きだったのよね。いま調べたら、リリースは1978年。アタシが5歳の時。
どこまで、歌詞の意味を理解してたかわからないんだけど、「いい曲だなぁ」と早熟(?)のアタシは思ってた。
「一度切れた愛、戻らないものよ〜」。「あの子の代わりとわかっているから〜」。
要は、相手の男性に別れた女性がいて、自分は、その身代わりではないかと思いながら、逢瀬を重ねる。
「確かめたいけれど、一人になるのが怖い〜」。なんて、すごい声量なの!
「迷い道」(これも名曲!)で1977年にデビューし、今年、45周年! 68歳とは思えない!!
「朝ドラの歌を何曲か歌いましょうか。これは、いろいろ言うとイヤなんですが、次の曲は、らんまんです!」。
なんと、あの大御所の渡辺真知子が植物学者の牧野富太郎の夫婦愛を描いた「らんまん」の主題歌「愛の花」(あいみょん 作詞・作曲)を歌ったんですよ!
いまは、オバサン キャラの渡辺真知子ですが、気性の激しさは、その歌に表れていると思う。才能のある若いアーティストにも、ライバル心があるのかしらね。あいみょん、大好き! 大感激!!
アンコールで、いよいよコンサートのタイトルにもなっている「唇よ、君を熱く語れ」を歌った。もう、泣けて来る!!!
このコンサート、本当に来てよかった! 先日、「日曜日の初耳学」で、林修が昨年、デビュー45周年を迎えた竹内まりや(69歳)をインタビューし、話題になりましたが、11年ぶりのアリーナツアーを2025年4月から6月に開催する。
行ってみたいなぁ。でも、チケット代は1万5000円かぁ。渡辺真知子は7500円。十分楽しめしなぁ。高嶺の花!?
母も、アタシも、渡辺真知子の大ファン(亡くなった父の影響)。冷戦状態だったのに、いつの間にか仲直り!
コンサートの興奮も冷めやらぬまま、夕食を食べて帰ることになった。ダンナとアタシが初デートした思い出深い池袋東武のベトナム料理屋さん ロータスパレスに行く。
このお店、母とも何度も食べに来るくらい、何を食べても美味しいの。
アタシは生レモングラスライムソーダ(770円)、母は透明なココナッツジュース(610円)で乾杯!
「コンサート、よかったねぇ。渡辺真知子、すごかったねぇ」。母娘の話は尽きない。
母は、初めて頼む「ベトナムかごセット」(2990円)。ロータスパレスの定番セット。
ごはん(キヌアと黒米入)、生春巻2種(海老と豚肉・野菜、青いパパイヤのサラダ、魚の煮込み、ガーリックの効いた空芯菜炒め(これは、おいしい!)、鶏肉のフォー(ハーフ・鶏肉の香りがよく、鶏がらベースのスープが飲み干してしまいたいほど、美味しい)。
アタシは、パイナップル炒飯にフォーのスープのセット(1760円)。
パイナップル炒飯、美味しい! 酢豚にパイナップルが入っていて美味しいように、炒飯に甘酸っぱさが加わって絶品!
ダンナに「カットパインと海老があれば近い味が出せそうだから、作ってあげようか?」って言ったら、「オレ、酢豚にパイナップルが入っているのも苦手なの。ごめんね(笑)」。夫婦でも、味の好みは違うようです。
隣のおねーさんが飲んでいて美味しそうだったから、自家製マンゴーラッシー(660円)も、母と半分こ。
母のミニデザートは、左からチェー(ベトナムのタピオカ入りぜんざい)、チェー・クック・バック(アタシの大好きなベトナムのミルク寒天)、マンゴープリンの3種。美味しい!!
ロータスパレスでは、店員さんが素敵なベトネムの民族衣装 アオザイを着てるんだけど、「お顔は写さないので、アオザイを撮らせていただけませんか?」って言ったら、ちょっと恥じらってから「いいですよ」と快諾。
アオザイって、セクシーなスリットが入っているから、お店では黒いズボンを履いて、動きやすいように黒いズックを履いている。それもオシャレ。
「そのアオザイは、どこで買うんですか?」と尋ねると、「ベトナムの本社からサイズに合ったものが送られて来るんですよ」とのこと。
それに触発されて、前々回のブログで触れたようにアオザイを買っちゃうんですが、今日、届くのよ。待ち遠しい! いつか着こなせるように痩せてやる!!
帰りは、雨が降っていたし、バスも終わっていたから池袋駅からタクシー。夜道は、緑内障でほとんど失明状態の母といつも手を繋いで歩くんだけど、この日もそう。
タクシー乗り場まで、足元に気を付けながら歩く。家に着いて、ほっとする。素敵なコンサートだったし、お料理は美味しかったなぁ。
END。
- 関連記事
-