今日は、ダンナの大切な誕生日。日付が変わった0時ちょうどにLINE。
「happy birthday!! 素敵な一年が過ごせますように!」。「私はすっかり忘れていました。ちょうどのLINE、どうもありがとう」。
お祝いは、池袋西武のイタリアンのラ・ベットラ・ダ・オチアイ。15時、ラストオーダー。14時35分にダンナが現れる。
「11時の予約しか受けておりません。あとは空いていれば、お入りになれます」。
昨日からお電話してるのよ。「主人の誕生日だから、デザートプレートを用意してほしいです!」。「ご予約をいただかないと、ご用意できません」。
happy birthdayって書くだけでしょ。もう、もっと柔軟に対応できないの!
お店に一歩、足を踏み入れると、紫色に照らされたグラスがシャンデリアのよう!
落合 務(おちあい・つとむ)シェフの似顔絵とサイン、水差しとグラス。
落合さんの似顔絵、そっくり!
はじめにフォカッチャとバターがやってくる。フォカッチャ、おいしい!
ダンナも、あたしも、前菜は盛り合わせ。わぁーおいしそう!! 少しずつ、機嫌が治ってきちゃうな(笑)。
一番上のガラスの器から時計回りにご紹介。ガラスの器は「あさりのジュノベーゼ」(ジュノベーゼ ソースとは、バジル・松の実・ガーリックを合わせたもの)。
さすが、ベットラ。おいしいです。もう少し、接客がいいとよかったんだけどね!
そのお隣が「イタリア風オムレツ」(ズッキーニの薄切りが乗っているもの)、そのお隣のガラスの丸い器は「カボチャの冷製スープ」、そのお隣が「刺身まぐろとアボカドの和え物」、そのお隣がプロシュート(ベビーリーフに乗せた生ハム)、そのお隣が「ガーリック炒めのブロッコリー アンチョビとパン粉乗せ」、真ん中のピンクの器が「カポナータ」(野菜のトマト煮)。
パスタは、ダンナもあたしも、ベットラの名物料理・ウニのクリームソース。濃厚なウニのおソース。
日本で一番大きい客船 飛鳥II(アスカ・ツー)で、落合さんのディナーが楽しめるクルーズがあったんだけど、それにも、ウニのクリームソースのパスタが提供された。
飛鳥IIの乗客数は872名。あたしは2回乗船したことがあるから知ってるんだけど、半分の436名ずつ、フィーシーズン・ダイニングルームに呼ばれ、ディナーが出される。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。落合さんは、温かいウニのクリームソースのパスタを436名ずつ、合計872名に提供して、賞賛された。もちろん、アルデンテよ!
メインのお料理も、またまたダンナと同じ。トップシェフが使う究極の豚肉・「秀味豚(しゅうみぶた)のチーズカツレツ」。群馬県のブランド豚。
秀味豚のそのままのお味が知りたくて、「秀味豚のグリル レモン添え」にしようかと迷ったんだけど、チーズカツレツの方がおいしそう!
秀味豚のカツレツにチーズを乗せて、カリカリに焼き、さらにその上にパルメザンチーズを削ったものを散らしたもの。大変おいしゅうございました!
ダンナもあたしも、食後はアーモンドミルクラテのホット。
違うものを頼んでシェアすることもあるんだけど、今日は全部同じものになっちゃった(笑)
ラテを楽しんでいると、お店の方が「ささやかですが」と言って、「赤ぶどうとバニラのソフトクリーム」を持ってきてくださった。
こちらの粘り勝ちで、サービスして下さったのかしらね! お気遣いいただき、ありがとうございます!!
去年の10月20日(金)にひさびさの再会をした。乳がんのホルモン調整薬を飲んでいて、体調が思わしくなく、2回もドタキャンした末にやっと会うことができた。
まだ、お付き合いするとは夢にも思ってなかった頃。場所は、池袋東武のおしゃれなベトナム料理屋さん・ロータスパレス。
あたしは、秋物のコートを着たまま、一品目のフォーを食べ始めたんだけど、気づいて慌てて脱いだ。デニムにドゥクラッセの紫色のボーダーのセーター。
「今日のワンピースとストール、素敵だよ。だんだんエレガントになってくるね」。「もうね、昨日は雪肌精のパックをしなかったから、化粧ノリは最悪だし、マニュキュアも失敗するし、イヤになっちゃう!」。
「私の誕生日なんだから、そんなにスネなさんな」。「だって、せっかく、オシャレをしてきたのに、落ち込んじゃうわ」。「大丈夫だって!」。
後編に続く。
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