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(1)日本は、なんて美しいのだろう。

IMG_0705_2022112400032255e.jpeg 2022年11月19日(土)、箱根美術館に母と紅葉を見に行った。

 2〜3日前にテレビで放映され、あまりの美しさに人が押し寄せているという。翌日は雨。紅葉を見るラストチャンス。

 早朝3時に起き、4時に家を出る。まだ月が出ていた。寒い。池袋駅までのバスがない。有楽町線の要町駅から池袋駅までひと駅乗る。

 池袋駅から新宿駅までは山手線。新宿駅から小田原駅までは小田急線急行に乗る。写真は小田急線から見た多摩川の朝焼け。きれいだ。

IMG_0718_2022112400220411c.jpeg 小田急線に乗っていると、新松田駅と小田原駅の間で美しい富士山が見えた。この日は快晴。美しい紅葉に期待が高まる。

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IMG_0725.jpeg 小田原駅に到着。ここからは箱根登山電車に乗る。箱根美術館に着くまでは乗り物シリーズ。紅葉はしばし待たれよ。

IMG_0736.jpeg 箱根登山電車に風祭という駅がある。平岩弓枝の小説に同名のもの。ヨーロッパが舞台の小説で、サスペンスミステリー。

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IMG_0753_20221124004119564.jpeg 旅のお守り。母のポシェットにぶらさがっている。2021年7月に亡くなった猫のモモの写真。

 あたしを見つめている写真と風呂に入れた写真(表と裏になっている)。風呂の写真は、モモがオッパイにキスしているように見えるがじつは母の膝(笑)。

IMG_0759_202211240047055be.jpeg 箱根湯本駅に到着。

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IMG_0791_20221124005857da1.jpeg 箱根登山電車にまた乗り継ぐ。先頭車両に景色がよく見える二人がけの椅子があった。

 女性二人連れに聞く。「どちらまで行かれます?」。「強羅駅です」。残念! 母とあたしも、強羅駅に行くので、座るチャンスがない。

IMG_0797.jpeg 強羅駅に到着。時計を見ると9時だ。池袋駅から3時間。山深い。

IMG_0803.jpeg 強羅駅からは箱根登山ケーブルカーに乗る。

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IMG_0813_20221125170525ac0.jpeg 箱根登山ケーブルカー。ホームが坂になっていて、杖を持った母が後ろに転がりそうになる。

IMG_0816.jpeg 池袋駅から4回乗り換えて、箱根美術館にやっと到着。3時間32分かかった。この日は土曜日。写真に写っていないところまで長い列が伸びる。

 でもね、アイフォンで「入館券と抹茶・和菓子セット券」を予約していたので、すんなり入れた。列に並ばずにQRコードを見せればOK。通常価格1620円がいまだけ1300円。

IMG_0818.jpeg もみじの紅葉。木の橋を前に人が渋滞している。

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IMG_0844.jpeg もみじ、もみじ、もみじ! 3枚目はお茶室・真和亭の写真。

IMG_0849_202211251808473d5.jpeg 赤いもみじとまだ色付いていない薄緑色の葉。光に透けて、美しい。

IMG_0862_202211251809178ff.jpeg 百日紅(さるすべり)ともみじ。

IMG_0867.jpeg 紅葉が楽しめるお茶室・真和亭。

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IMG_0891.jpeg お茶室・真和亭でも長い行列だった。でも、大丈夫。ここでも、アイフォンのQRコードを見せるだけ。

 おいしい栗きんとんとお抹茶(MOA自然農産法)。高校時代にお茶の授業があった。あたしのクラスは、お弁当を食べた後に授業があったので、食後のお菓子気分(笑)。

 あれから30年以上、すっかり作法を忘れ、絵柄が付いている面の抹茶椀に口を付けてしまった。母は向島の尼寺で長くお茶を習っていたので、ダメ出し。「お椀の向きが反対よ」。

IMG_0894_20221125183251c6e.jpeg 栗きんとんは、ミュージアムショップ・光琳堂で数量限定にて販売中。5個入り、1400円。買って帰ろう。

IMG_0898_2022112518362990f.jpeg もみじが真っ赤だ。

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IMG_0911 (1) 富士見亭。この建物は、1936年に創立者・岡田茂吉が東京・玉川の玉川郷(現・世田谷区上野毛3丁目)の敷地内に住まいとして建築したもの。

 居室からは富士山が見えるように西向きに建て、富士見亭と名付けた。

 1944年に岡田がこの箱根に移転するまで使用され、1974年に箱根美術館に移築・復元された。現在は、富士山は見えない。

IMG_0920.jpeg この一帯は苔庭。たくさんの苔が生えていた。係の人に触っていいと言われ、苔はモフモフだった。苔の上の紫色の落ち葉がきれいだ。

 箱根美術館の敷地内には、約130種類の苔と200本のもみじがある。もみじは、イロハモミジや大きな葉を真っ赤に染めるオオモミジなど。

IMG_0946_20221125215527d18.jpeg 茅葺き屋根と赤と黄に色づくもみじ。

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IMG_0961_2022112521583266f.jpeg 滝があった。黄色に色づく葉と苔むした岩。

IMG_0964_20221130191835376.jpeg 石楽園と竜頭の滝の表札。「もっと高いところまで登ろうよ」と母。「馬鹿と煙は高いところへ登る(笑)」とあたし。

 腰と膝が悪く、左目を失明している母。右目も緑内障で上半分が見えない。

 足場の悪い石の階段。母の左手とあたしの右手をつなぎ、一段一段登っていく。

 一段、二段、三段、四段、五段、六段、七段、八段、九段、十段。一段、二段、三段……。掛け声をかけながら、母と足をそろえて、登る。

「十段以上、数えられないの? 子供みたいね(笑)」と母。「十段以上は、数えにくいでしょ!」とあたし。

IMG_0968.jpeg 今度は、階段を降りると、普段は非公開の竜頭の滝があった。2本の細い滝が流れている。

IMG_0971(一回目ここまで) 6本の百日紅(さるすべり)。猿が落ちるほど、木の肌がつるつる。

つづく。
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コメント

箱根!

子供の頃、母親の会社の宿泊施設が当たって年明けに泊まったとき、
それは見事な富士山だったのを思い出しました~♪

…それにしても、箱根の山の中でもみなさんマスクしておられるのですなあ~^^

Re: 箱根!

ざくまらさま、こんばんは。カエルのロビンです。お返事、遅くなってごめんなさい。

やっぱり日本人は、富士山ですよね!

ケネディ暗殺の黒幕を教えてくださって、ありがとうございます。

当時の捜査結果が公表される2039年まではなんとか生き延びたいですね。

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プロフィール

カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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