あぁー、一生に一度は食べてみたい、ロッシーニ風ステーキ。今日は大丸東京まで食べにきた。お一人様だぜ!
お店は、ブーランジェリー・ポール・ボギューズ。ブログの常連さんがおいしいって言ってたから、やってきた。12階にあり、ガラス張りで、見晴らしがいいお店。
開店の11時に着いた。平日なら11時から11時半くらいまでなら、窓際の席に案内してくれるって。ランチは、11時〜15時30分。最終入店15時20分。
せっかく窓が大きいんだから、八重洲北口が見える外の景色を写してくればよかった。
フランス料理界の法皇みたいな存在のポール・ボギューズ。91歳で死去したから、故人だけどね。
フランス・リヨン郊外の料理人の子として生まれる。実家に構えたレストラン「ポール・ボギューズ」は、1965年にミシュランで三つ星を獲得してから50年以上、その評価を維持したそう。
ポール・ボギューズと言えば、伝説の「黒トリュフのスープ」が最も有名。香ばしいパイを開けると、黒トリュフの贅沢な香りが広がるんだとか。
これも食べてみたいけど、代官山の「メゾン・ポール・ボギューズ」で、3万250円もするコースじゃないと食べられない。貯金箱に500円硬貨を入れて貯めて、いつか食べに行くぜ(笑)。
ランチコース、2750円。「ロッシーニ風ステーキ(国産牛フィレ肉のロティ)」を食べるためには、黒トリュフのソースを1980円でプラスして、フォアグラを1320円でプラスしないといけない。
でも、今日は、一年で10キロ以上痩せたことへのご褒美。奮発しちゃうもん。フォアグラなんて、脂質の多いもんを食べちゃうけど、明日から、ダイエットを仕切り直して、今の体重を維持するのだ! 体重、51.0キロ。
まず、パンが運ばれてくる。カレー風味の鶏肉ペーストを付けて食べるようになってた。とっても、まいうー!
前菜は、「ジャガイモとサーモンのテリーヌ」。テリーヌ、大好き! メニューには、イワシのテリーヌって書いてあったけど、この日はサーモンだった。その方が好き。
ジャガイモのテリーヌの周りにはベーコンが巻いてあった。ジャガイモと塩気のあるベーコンの味が混ざって、とってもおいしかった。付け合わせのサラダは、ベビーリーフ、エンダイブ、グリーンロメイン、レッドロメイン、チコリー。
いよいよ、メインディッシュの「ロッシーニ風ステーキ(国産牛フィレ肉のロティ)」がやってきた。やったー! ハイホー!! ロティとは、オーブンを使って、高熱で焼き上げる調理法のこと。
付け合わせは、カリフラワー、芽キャベツ、菜の花、ジャガイモのチップ。チップは、インカのめざめとノーザンルビー(北海道生まれのピンクポテト)。
ロッシーニって誰って言う人もいるかもしれない。有名な作曲家の「ジョアキーノ・ロッシーニ」のこと。彼は、音楽家としてだけでなく、食通としても有名で、パリ市内にレストランを経営していたほどだった。
ステーキの断面。ステーキがレアで中がピンク色。とっても、やわらかい。ステーキと同じくらいの厚さのフォアグラが乗ってた。まったりとしたフォアグラが新鮮! これがあこがれてた味かぁ!!
デザートは、“ムッシュ・ポール・ボギューズ“のクレーム・ブリュレ。表面はバーナーでカラメリゼされいて、パリパリ、中のクリームにはバニラビーンズが入っていて、いい香り。満足、満足。
食後にコーヒーか紅茶を選べたんだけど、紅茶をお願いした。レストランとかカフェの紅茶って、デザートはおいしいのに、渋くて飲めたもんじゃない店が多いけど、ここは違った。まろやかで、香りもいい。
追加料金なしで、2750円でランチを食べても、十分楽しめそう! コスパよろし!! メインディッシュを「鮟鱇(あんこう)のムニエル 白ワインソース パイ生地とともに」か「牛肉の赤ワイン煮込み クリーミーなジャガイモのピューレ」にすれば、追加料金はかからない。
メニューは、一ヵ月くらいで変わっていくとか。ロッシーニ風ステーキは、いつでも食べられる。
〆て、6050円。満足したから、いいや。ブラッスリー・ポール・ボギューズは、代官山のASO(首相だった安倍さんが俳優の中井貴一や奥田瑛二らと会食した店)と同じ、ひらまつグループ。
ASOは、誕生日に行くことが多いんだけど、スマホで会員になったら、ASOでも使えるポイントが貯まった。300円だけど(笑)。
母がお友達を誘って行こうかなって言うから、あたしも行きたいって言ったの。「あんたはおしゃべりで、うるさいから連れて行かない」って言われちゃった(泣)。
レストランに行く前にブーランジェリー・ポール・ボギューズ(ポール・ボギューズ・ベーカリー)にも、開店と同じ10時に行った。ここもブログの常連さんがおいしいって言ってた店。開店してすぐだったから、全種類のパンが並んでた。
「ヘーゼルナッツ&マカダミアン」。410円。ヘーゼルナッツのフィリング(詰め物)を巻き込んだ生地にマカロンとマカダミアンナッツをトッピングしたもの。甘い菓子パンだね。
「マヌル」。324円。チーズソースを挟み、ガーリックソースに漬けて、焼き上げたもの。チーズがたっぷりで、溢れ出しそう! リピ決定。
猫の日(2月22日)にテレビで紹介された「肉球パン」。226円。肉まんの具を肉球型のパンで包んだもの。これは想像通りの味かな。
「明太・生フランス」。324円。多加水のしっとり、やわらかなフランスパンに出汁香る明太子バターと完熟ペッパーを挟んだもの。これが一番おいしかったかも。
「パン・ド・セーブル・ショコラ」。チョコ風味のデニッシュ・ブレッド(ハーフ)。313円。買おうと思ったんだけど、忘れた。今度来たら、買おう。
お会計は、4つのパンを買って、1289円。
ブティック・ポール・ボギューズ。お惣菜屋さん。
「まるごとトマトのマリネ オレンジ風味」。前菜にピッタリのかわいらしい一品。今度来たら、買おう。432円。
「クリーミーポテトのチーズ焼き(そら豆)」。クリーミーなポテトにむき空豆を混ぜ込んだもの。405円。芋栗南瓜(いもくりなんきん)が好きな母とぬいぐるみのロビンちゃんに今度買ってあげよう。
「パンプキンサラダ ベリーの香り」。やさしい甘さのパンプキンサラダにベリーソースの甘酸っぱさがおいしいサラダ。今度来たら、これも買おう。
100グラムで345円。一個345円じゃないよ。量り売りは要注意。だいたい一個がいくらくらいか聞かないとね。
「極厚ジューシーハンバーグ(デミグラスソース)」。おいしさの秘密は、二重構造。外は牛肉と豚肉の細挽き。中は粗挽き。だから、極厚でも、肉汁を逃さず旨味たっぷりのジューシーハンバーグになる。540円。
「ローストビーフのパヴェ仕立て」。旨そう! 牛一頭から2〜3キロしか取れない稀少な部位(トモサンカク)を使用して、真空調理法で肉汁を閉じ込め、ジューシーで柔らかく、肉の旨味を最大限に引き出しているんだとか。ポール・ボギューズ屈指の人気商品。100グラム、891円。これも量り売りだから、要注意だね。
大丸東京は、八重洲北口改札を出てすぐ。丸ノ内線だと池袋から東京は16分だけど、山手線で行った。25分かかる。
でも、八重洲口と丸ノ内口は反対方向だから、駅構内を歩くことを考えたら、山手線の方が近い。
この日は、パンを1289円分買い、レストランで6050円払った。合計7339円。痩せたご褒美だからいいのだ。明日から節約生活をするもんねぇ〜!
【追記】
節約生活するなんて言っときながら、翌日、スーパーで白子が売っていて、500円でたっぷり入ってたから買っちゃった。白子ポン酢にした。まいうー! 白子って、脂質かと思ったら、たんぱく質だった。食べても安心。
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