キチンは神様の贈り物
COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)、2010年、名古屋での開催が決定したそうな。
――――う~ん・・・・・この会議には昆虫代表とか、鳥類代表とか、魚類代表とか、家畜代表、植物代表なんて方々も参加される・・・・・?
他生物が出席されたら、人間なんか、こてんぱんにやっつけられちゃうね。
なんたって、人間って他生物の大量虐殺をしているもの。
ま、それでも・・・・
少しは他生物に目を向けるようになっただけも、まし?
そういえば・・・・
この前、読んだ「超不都合な科学的真実」(ケイ・ミズモリ 徳間書店)。
「昆虫学者が発見した反重力の衝撃」として、ロシアの昆虫学者・ヴィクトル・S・グレベニコフ教授の発明した反重力プラットフォームが紹介されていた。
そのプラットフォームは長方形の板(二枚の板を上下に合わせているもの)に空気入れのようなハンドルがついているもの。
大人が一人立つのがやっとというその板に立ってハンドルを掴むと・・・・
あら、不思議、人を乗せた板が浮き上がり、ハンドルで示した方向に水平移動する・・・・・???!!!
なんと、そのプラットフォームは時速1500kmで飛行可能!!
グレベニコフ教授は、1990年以降、それを使って高速移動していたと言う。
え~、そんなものが飛んでいれば目撃されてただろうし、第一、そんなに速く飛んだんじゃ、衝撃で人間は生きていないよ。
と、誰しも思うはず。
ところが、なんと、このプラットフォームのフォースフィールドは、「周囲の空間を上向きに切り取ると同時に、地球の引力も切り離し、不可視の円筒状空間を作り出す」
つまり、このプラットフォームに乗っちゃえば、他からの影響を一切受けなくなってしまうばかりか、移動中は見えなくなってしまうってことらしい。
で、こんな凄いものをグレベニコフ教授はどうやって発明したかと言うと・・・・・
1981年、いつものように昆虫を採取していた教授は不思議なさなぎ(蛹)を見つけた。
その蛹は、なんと、採取ビンの中で何度も飛び跳ねた・・・・・(蛹なのに!)
蛹を観察した教授は、その蛹がビンの底を叩かずに飛び跳ねていることを発見。
蛹が硬いものとの反動で飛び上がっているのではないということは・・・・・
空中に浮いている状態からでも、さらに上に飛ぶことが出来るということだと思い至った。
教授は1988年、昆虫のキチン質殻に反重力効果があることを発見し、その反重力の作用する重力場に存在する物体が見えなくなったり、ゆがんで見えるのを突き止めたと発表している。
どうやら、反重力プラットフォームの上板と下板の間には、蛹そのものか、甲虫の殻か、蜂の巣・・・・・つまり昆虫のキチン質を含んだものが入っていたらしい。
残念なことに、そのプラットフォームを教授は秘密にし、2001年、世を去る前にハンマーで粉々に粉砕したと言う。
その理由は・・・・
反重力プラットフォーム証明のための時間と労力より、動植物とともに過ごす時間を大事にしたかったから。
そして、二つ目の大きな理由は、反重力を得るために利用した昆虫が、唯一シベリアに生息する種だったから。
彼はその奇跡の昆虫の絶滅を恐れたのだ。
――――それにしても、キチン質って凄い・・・・・
と、私のサプリメントもキチンキトサンを利用したものなので、他人事じゃない気分で、喜んでいたら・・・・
こんな話まで見つけた。
ブラジル原産の昆虫(体長2、3センチ、緑がかった玉虫色の外殻)の外殻を構成しているキチン質の分子構造が、進化の偶然か、光コンピューターを作るのに最適と考えられてきた構造と、まったく同じになっている・・・・
光コンピューターとは、現在のコンピューターが、何日あるいは何週間もかかるような作業を、1秒で片付けることが出来るスーパーコンピューターなのだそうで・・・・
――――昆虫って情報の宝庫だわ・・・・
そんな昆虫を人間は殺虫剤を使って、殺戮し続けてきた。
今は絶滅してしまった昆虫にどんな素晴らしいテクノロジーが隠されていたか知れないのにね。
そればかりか、昆虫のキチン質が土中で分解して、動植物に取り込まれ、それを人間が食することによって、取り込む・・・・・という、自然界の「キチンのサイクル」を壊したせいで、人間は病気になっている。
―――――「キチン・キトサンは神様の贈り物」と韓先生は講演のたびに仰るけど、本当にその通りだわ。
そして・・・・
神様の贈り物は、自然界にまだいっぱいあるに違いない。
に参加しています。
よろしくお願いします♪
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