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2011.01.19

岐阜へ

今日は岐阜へ。

ウチの辺りはすっかり溶けちゃったけど、岐阜はまだまだ雪景色。

 

Pa0_0000 で、何をしに行ったかと言うと…

韓先生のお話を聴くため。

「あれ? 暮れに大阪にも行かなかった?」

と夫に言われたけど…

良いんデス。

何回も聴いて良いんデス。

そのたび、生物の不思議を感じるんデス。

 

今日は、いつものお話の合間に、韓先生が医師になった理由を教えていただいた。

そのお年を聴くと皆が「えっええ~」と声を上げるほど若々しく、ピカピカツヤツヤの先生。

なんと、子供の頃は風邪をよくひく虚弱体質だったそうで。

「どうやったら健康になれるんだろう?」と考え、医学部に行けば教えてもらえると思った。

だけど、医学部に入学したら、教えられるのは「病気」に関してのみ。

「健康」については医学書に記述が無かった。

それと、もうひとつ、教科書的医学書に書かれていないのは…

「死」について。  

先生は、医療は「健康とは何か」「死とは何か」を理解しなければ始まらないのではと思われた。

医療の目標は「健康」のはずだし、「死」の中には「病気」と「老化」が含まれているのだから。

 

そこで、先生は数千年前の中国の医学書を読み、

「名医は未病を治す。 病気を治すのはやぶ医者」

と言う言葉を発見されたそうな。

なるほど、病気になる前に治すのが名医なのね。

だとすると、いまや、日本はやぶ医者だらけ? 

 

―――でも…

病人を苦しめる様々な症状を改善することが「治療」で、病人の生理機能を元の健康な状態に戻すのが「治癒」なら…

本来、治癒は医師に求めるべき役割ではなく、自分の免疫システムの仕事…?

 

韓先生によると、「免疫システムとは多様な生物が『共存共栄』するために、長い年月を掛け、試行錯誤を繰り返しながら開発したシステム」 

それは人間が体内や体外の様々な微生物やウィルスに対応しながら自己開発したもの。

生活習慣や食物によって、他人に頼らず、自分が守るべきものなのかも。 

お話を聴きながら、そんなことを考えた。

  

私はすでにがんになってしまった。

ということは、「今までの生活習慣や食べていた食物では免疫力をアップ出来ない」ということだ。

だから、生き方を変え、キチン・キトサンのサプリメントを摂っている。

それは今のところ、間違いではなかったと言える。

(様々な結果については、ここにその都度記してきた)

 

5年前の今日、私はがん手術を受けて退院し、新たな人生を歩み始めた。

この記念日に、手術後はサプリメント一本で免疫力を上げて再発や転移を防ごうと決めたきっかけになった韓先生のお話が聴けて、本当に嬉しかった。

今日、この講演が有った事は、神様のお計らいなのかも…なんて思ったりして。

 

ありがとうございます。

神様に、すべてに、もちろん、あなたにも…

 
 
 

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