Welcome to our adolescence. あそびにいくヨ！　第12話（最終話）「みつけきにました」

あそびにいくヨ！　第12話（最終話）「みつけきにました」

2010-09-26 Sun 23:07

あそびにいくヨ！　第12話（最終話）「みつけきにました」

脚本：高山カツヒコ　絵コンテ：山口直樹　演出：植田洋一　作画監督：山岸正和、川口理恵、佐光幸恵、杉本光司、古川英樹、森島範子

男の夢とロマンを詰め込んだ最終回！「男」で一括りしてはいけない気がするけれども、それでも男が夢見るようなSF的な要素があれこれたっぷり詰め込まれた最終回で、見ていてとても楽しかったです。なんだかあんまり評判は良くないみたいですが、その評判を先入観として抱きつつも、それを覆すくらいに自分は楽しむことができました。

最後は無事大団円。その過程で、スタッフが好きなんだろうなぁ…と感じられるようなネタが随所に散りばめられていて、スタッフも楽しんでるのが伝わってくるようでした。SFが好きで元ネタがわかる人は、たぶん嫌いになれないと思うんですよね。何せ作り手が好きでこういうネタを詰め込んできていると思うのでｗ最終話に限ったことではないのですが、なんせ1クール通してSFが好きなスタッフが作っているんだろうな、というのが伝わってくる箇所が多く見られた作品でした。

あいにく自分は元ネタが全てわかるわけでもないですし、SFにはまったくといっていいほど精通していないわけではありますが、それでも最終話は非常にワクワクさせられるものがありました。まぁ何と言葉にすれば良いのかわからないのですが・・・無意識のうちにこの宇宙での戦いにときめくものがあったのかもしれません。やっぱり最終話でも活躍してる！と感じるのは主人公の騎央よりもアオイや真奈美だったわけですがｗ

で、その女性陣との恋愛模様にはどのように区切りをつけるのか？と思っていましたが、三人全員愛人ときましたか(笑) まぁ一区切りには良い感じの言葉ですよね。ただ、全員が横一線に並んだという意味ではここからがスタートという意味でもありますよね。真奈美も自分の気持ちにやっと素直になったところですし。真奈美の妙なお節介がなくなると考えても、恋愛面では今後が非常に楽しみだったりします。

ラストでは軌道エレベーターもプレゼントされ、ここからいよいよ人類と宇宙人との本格的な交流が始まっていこうとしています…！といったところで終了。恋愛もやっとスタートに立ったわけですし、これは続きが見たいに決まってるじゃないですか！スケジュールが厳しいんだろうな…と思えてしまうような部分が多く見られたのが残念ではありましたが、非常に続きを見たいと思わせる最終話でした。

全体的に尺不足と感じてしまうくらいに詰め込まれた内容の作品でちょっと勿体無いなぁ…と思えてしまうような部分もありましたが、それ以上に設定や展開で魅せてくれる作品でした。何度も言うようですが、是非とも続きが見たいと思わせられる作品でした。だって、ここからがスタートなわけですしね！

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