ソードマスター騎央 完結編 (あそびにいくヨ! 最終話レビュー)
#12「みつけきにました」
★★☆☆☆
※ちょいと毒々しいレビューになってしまったので、ファンの皆様方にはお先に謝っておきます。
心の広いお方だけが続きをクリックして下さいませ。
ついに、キャーティアと地球の命運をかけた戦いの幕は切って落とされた。
己が野望を達するがために譲らないものと、守るべきものを持つ固い信頼で結ばれた両者の衝突。激しさを増す戦いの中で、それぞれの因縁と想いが爆発し、予想だにしない決着へと向かっていく。
美しき地球を背に愛を叫ぶ少年少女が進む未来は――そして、地球の運命やいかに!
(公式サイト「ストーリー」より抜粋)
うーむ・・・これは何と言って良い物やら・・・
ラブコメ要素に関しては無理やりハーレムエンドで一件落着。
ジェンスの行動理念に関しても詳細が明らかになる事はなく、これまで何の為に戦ってきたのかも結局分からずじまいで終わってしまいました。
うーむ、ストーリーに関してはもっといじりがいがあっただろうになぁ・・・
何やら原作の設定もちょこちょこいじくりまわしてたみたいですし、スタッフはこの1クールで一体何がやりたかったのか、意図が全く伝わってきません。
正直な話、期待を裏切られた感が大きいんだなぁ・・毎週楽しみに視聴していただけに、非常に勿体ない。
只、エリスの話す「宇宙みんなで仲良しになりましょう。」という台詞には、僅かながらにスタッフの意図が組み込まれているような気はしました。
全宇宙の人間が彼女のような海よりも深い心を持っていれば、戦争なんて起こりようも無いだろうにね。
結局この物語はエリスの一人勝ちだな。ヒロイン補正をしょっぴいても、はなから真奈美とアオイに勝ち目なんて無かったんだよ。
今は只、キャーティアから地球に贈られた軌道エレベーターが、全宇宙の平和の架け橋になる事を願うばかりですね。
・・しっかしラストバトルは名作のオマージュ全開でしたな。
テッカマンにガンダムにマクロス・・おもわずゲップが出るくらいにアツい演出のオンパレードでした。
同時に全てにおいて中途半端でしたがねw
なんだあの出来そこないな納豆ミサイル・・無理して手描きでやるくらいならCG使ってもらったほうがマシだよ。
てな訳で、お世辞にも「終わりよければすべて良し」なんて言葉で片付けちゃいけない作品に仕上がってしまった「あそびにいくヨ!」。一体全体どうしてこうなった?
スタッフの皆々様には「ノーモアあそびに」を合言葉に次回作を制作して頂きたいものです。
まぁ結末はどうあれ、3ヶ月の間楽しいエピソードを提供頂いた事には心から感謝したいと思う。
スタッフ、キャストの皆様方、本当にお疲れ様でございました。
エンターテイメントとしてはこれ以上に無く楽しかったよ、本当。
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