キャンプ用品の処分方法6選!種類別の捨て方・買取のコツも解説

目次

森の中のキャンプ風景

「キャンプ用品をまとめて処分したい」
「中古のキャンプ用品は買い取ってもらえる?」
このようなお悩みはありませんか?

グランピングやソロキャンプなど、人混みを避けて非日常を楽しむアウトドアは、ここ数年で急速に人気が高まりました。

しかし、次第に使わなくなったキャンプ用品が増え、収納場所に困ることや処分を考える方も多いのではないでしょうか?
まだ十分使えるキャンプ用品は、そのまま捨てるのに抵抗がある方もきっと多いことでしょう。

そこで今回は、キャンプ用品の処分方法と廃棄以外のお得な捨て方について解説します。
この記事を参考に、ご自身に合った方法でキャンプ用品を手放してくださいね。

▼この記事でわかること

  • キャンプ用品の処分方法
  • キャンプ用品を処分する際の注意点
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

キャンプ用品の処分方法は全部で6通り!

キャンプ用の折りたたみ椅子とテーブルが湖の近くに設置されている

キャンプ用品の処分方法は以下の6つです。

  1. 自治体を利用し処分する
  2. リサイクルショップや専門店で売却する
  3. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  4. 人に譲る・ジモティーを利用する
  5. 支援団体へ寄付する
  6. 不用品回収業者へ依頼する

それぞれの処分方法について詳しく見ていきましょう。

①自治体を利用し処分する

キャンプ用品と一括りに言っても、テントから寝袋、ポータブル電源やランタンまでさまざまな物が含まれます。

キャンプ用品を捨てる際は、主に

  • 不燃ごみ
  • 可燃ごみ
  • 金属ごみ
  • 資源ごみ
  • 危険ごみ
  • 大きさによって粗大ごみ

これらに分別し、処分することになります。

不燃や可燃、金属、資源、危険ごみにいたっては自治体が定めた収集日に指定袋に入れて出すだけで手軽に処分できますが、粗大ごみの場合は以下のような手順が必要になります。

  1. 受付締切日までに粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申込
  2. 収集日、収集場所、料金を確認する
  3. スーパーやコンビニなど指定の販売店で手数料納付券(シール)を購入
  4. 処分するキャンプ用品に受付番号や氏名を記入した手数料納付券を貼る
  5. 収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)

なお、粗大ごみ手数料は自治体によって以下のように異なるためご注意ください。

地域粗大ごみ手数料
愛知県名古屋市250円〜1,500円
千葉県松戸市1点につき1,000円
東京都新宿区400円〜3,200円
大阪府大阪市200円〜1,000円

自治体を利用しての処分は比較的安価で処分できるという大きなメリットがあるものの、その一方で収集日や収集できる個数が限られていたり、収集場所まで運搬する必要があったりと不便な点も多々あります。

ランタンやクーラーボックスといった軽くて持ち運びしやすいもの1点なら問題ありませんが、処分したいキャンプ用品が重く運搬が難しい場合や、いらないキャンプ用品をまとめて一気に処分したい!という場合には不向きな方法と言えるでしょう。

②リサイクルショップや専門店で売却する

キャンプ用品は、リサイクルショップやアウトドアグッズ専門の買取業者に依頼して売却することが可能です。

複数のキャンプ用品をまとめて手放すこともでき、臨時収入を得られる点がメリットです。出張買取なら、自宅に来たスタッフが査定し、その場で現金を受け取れるため搬出作業も必要ありません。

  • Snow Peak(スノーピーク)
  • THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
  • Patagonia(パタゴニア)
  • ARC’TERYX(アークテリクス)
  • Helinox(ヘリノックス)
  • Coleman(コールマン)
  • mont-bell(モンベル)
  • DOD(ディーオーディー)
  • GREGORY(グレゴリー)

これらの人気メーカーのキャンプ用品の需要は非常に高く、高価買取も十分期待できるでしょう。

また、サバイバルナイフやバーナー・発電機なども、主要メーカーであれば品質が高いため人気です。
限定モデル・コラボ商品の場合はプレミア価格がつくこともあるため、品番や購入時期をメモして問い合わせてみましょう。

なお、いくら人気のアイテムだとしても使用感の強いものは買取を断られる場合があります。

また、キャンプ用品の取扱のないリサイクルショップでは査定額が低くなることもあるため、商品の価値を理解している専門業者を選ぶことが大切です。

③フリマアプリやネットオークションに出品する

フリマアプリやネットオークションを利用すれば、キャンプ用品を手軽に処分でき、かつ利益を得られます。
状態のいいブランド品であれば購入者も見つかりやすいですし、もちろん処分費用もかかりません。

メルカリでは、以下のような中古のキャンプ用品が実際に取引されています。

  • Coleman・タープ:4,900円
  • mont-bell・寝袋:30,000円
  • Snow Peak・テント:18,000円
  • IKEA・キッズテント:3,800円
  • UNIFLAME・バーベキューグリル:10,490円

いずれも送料込みの価格ですが、目立った傷や汚れがないものなら高くても売れやすいです。ほとんど使っていないキャンプ用品があったら、早めに出品してみるといいかもしれません。

キャンプ用品をフリマアプリやネットオークションで売却する流れは以下のとおりです。

  1. 商品情報や写真を登録
  2. 価格を設定
  3. 購入希望者とやり取り
  4. 購入されたら梱包
  5. 発送準備
  6. 取引評価を付けて完了

出品作業やメッセージのやり取り、発送までに手間がかかる点に注意が必要です。
配送中に中身が壊れないように、サイズや素材に合わせてしっかりと梱包することも大切です。顔の見えない取引だからこそ、その後のトラブルを避けるためにも丁寧な対応を心がけましょう。

④人に譲る・ジモティーを利用する

身近な方にキャンプ用品を譲渡できれば、梱包・発送する手間がなくなり、送料も必要なくなります。
譲り先が見つからないなら、地元の掲示板「ジモティー」を使うのもいいでしょう。

以下は、ジモティーを利用する際の手順です。

  1. 投稿ボタンから商品情報や支払い方法を入力し、出品する
  2. 問い合わせが来たら、受渡の方法や日程を相談する
  3. 条件が合ったら、受渡予定者に選択する
  4. 地元で商品の受渡および必要費用を支払う
  5. 「受け渡し完了」ボタンを押して商品の受付を終了する
  6. 購入者を評価して取引完了

処分にお金をかけずに不用品を引き渡せますし、お相手も新品を買わずにキャンプ用品を受け取れるので、双方にとってメリットがある方法と言えます。

ただし、事前に伝えていたより状態の悪いキャンプ用品を譲ってしまうと、譲渡後にトラブルになる可能性も。
渡す前にはキャンプ用品をできる限りきれいな状態にして、問題なくやり取りを終えられるようにしておきましょう。

⑤支援団体へ寄付する

支援団体や施設へ寄付することも、不要なキャンプ用品を手放すひとつの選択肢です。

状態がいいものや未使用品であれば、喜ばれることが多いです。

  • 調理器具、サバイバルナイフ
  • テント
  • タープ
  • ランタン
  • 折りたたみテーブルセット・チェア
  • バーベキューセット
  • コンテナボックス
  • マルチツール

上記は弊社が運営する「ユースマイル」で寄付をお願いしているキャンプ・アウトドア関連の品目です。
ユースマイルでは、寄付された品が現地で再利用されるほか、販売収益でワクチンが購入され、発展途上国の子どもたちに届ける取り組みをしています。

なお、どんなものでも受け付けているわけではなく、団体や施設によって必要としている物品は異なりますので、ホームページに品目の記載がない場合は、事前に必ず問い合わせましょう。

⑥不用品回収業者へ依頼する

「ひとつひとつ分別して処分するのが面倒…。」
「処分したいキャンプ用品が山ほどある!」

このような場合には不用品回収業者を利用するのが非常に便利です。

不用品回収業者を利用するメリットは以下のとおりです。

  • 年中無休で対応可能
  • どんなキャンプ用品でも回収可能
  • 分別・運搬は不要で、自宅にいながら手間なく処分できる
  • キャンプ用品以外の不用品もまとめて回収できる
  • 買取サービスや複数まとめての利用でお得にできる

不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで来てくれるため、持ち込みや集積所への搬出といった手間を省けます。

また土日祝日だけでなく業者によっては早朝・深夜の回収にも対応してもらえるので、仕事などで忙しい方や引っ越しで急ぐ場合にもおすすめです。

さらに、不用品回収業者の大きなメリットは「買取サービス」を利用できる点。
テントやタープをはじめとしたキャンプ用品はもちろん、そのほか買取可能な家具・家電などの不用品があれば作業費から買取額を差し引き、場合によっては無料で利用することも可能なのです。

もしも買取できそうにない…という場合にも、何点かまとめての依頼で1点1点の処分費用をお得にできるプランもありますので、なるべく費用を抑えたい方におすすめしたい方法なのです。

悪徳業者に注意!

数々のメリットがある不用品回収業者ではありますが、中にはいわゆる「悪徳業者」に該当するような業者も存在しています。

国民生活センターによると、見積もり時に「無料」や低価格を提示し、回収後に高額な追加料金を請求するといった事例が多いようです。

また、こうした業者を利用してしまうと、不法投棄からの環境汚染につながるケースも少なくありません。
こうしたトラブルを避けるためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

  • 事前に見積もり書を出してくれる
  • 追加費用やキャンセル代が発生しない
  • お客様の声・口コミが良い
  • ホームページに会社概要が記載されている
  • 料金体系や作業実績がわかりやすい

上記のような特徴があれば、サービスの質が期待できます。価格の安さだけで選ばす、内容についても比較検討しましょう。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

別ページでは悪徳業者の特徴や見分け方や不用品回収業者に必要な「古物商許可」について、安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者についても紹介しております。
業者選びの際の参考になるかと思いますので、ぜひご活用ください。

キャンプ用を処分する際の注意点

注意マーク

キャンプ用品を処分する際は、正しく処理することが重要です。
ここでは、トラブルなく捨てるために把握しておきたい注意点を解説します。

売却前に一度メンテナンスする

いくら人気のキャンプ用品であっても、使用したままの状態では思うような金額で買い取ってもらうことは難しいでしょう。

キャンプ用品は、事前にきれいにしてから査定に出すことで、印象が良くなります。新品に近い状態だと高い値段で再販売できるため、買取額アップが期待できることも。

  • 説明書や付属品をまとめる
  • 夏・秋のキャンプシーズン前に売る
  • 2~3社に相見積もりを取る

また、需要の高まるキャンプシーズン前を狙い、説明書や付属品と一緒に査定に出すことで大幅に価格が上がるケースもあります。
少しでも高く買い取ってもらいたい場合には、複数の業者へ相見積もりし、納得いく業者へ依頼するのがおすすめです。

自治体のルールを守り、素材ごとに分別して捨てる

キャンプ用品は、布・プラスチック・金属といったさまざまな素材で作られています。

テントやタープは布部分と金属製のフレーム部分に分けられ、金属は「不燃ごみ」布は「可燃ごみ」として処分します。
分解が難しい場合は、無理に分別せず、そのまま「粗大ごみ」として出す方が安全でしょう。

なお、ポータブル電源や発電機のような特殊な機器の場合は自治体で処分できないケースも多いです。
分別方法がホームページに掲載されていない場合は、自治体の担当課に問い合わせてから必ずルールに従い処分しましょう。

ガスボンベはガス抜きをする

キャンプで使用するガスボンベやガスカートリッジは、残ったガスを必ず抜いてから処分する必要があります。
ガス抜きは、風通しのいい屋外や周囲に火の気がない場所で行いましょう。
ガスを抜かずにそのまま捨てると、ごみ収集の作業中に爆発や火災につながり大変危険です。

なお「穴を開けずに処分する」としている自治体が多いため、誤った方法で廃棄してしまわないよう、事前にルールを確認しましょう。

ガスボンベの処分については別ページにて詳しく解説しておりますので、そちらをご参照ください。

キャンプ用品の処分時に出やすい不用品

キャンプする様子

キャンプ用品を処分するにあたって、1点よりもどうせならまとめて処分したいとお考えの方も多いかと思います。

ここでは、キャンプ用品を処分する際に出やすい不用品が何ごみにあたるのかも簡単に紹介いたします。

品目区分
テント分解し金属部分を除けば可燃ごみ
粗大ごみ
タープ不燃ごみ・可燃ごみ
ランタン不燃ごみ・金属ごみ
リュック、登山靴資源ごみ・可燃ごみ
調理器具、網不燃ごみ
大きさによって粗大ごみ
可燃ごみ
バーベキューコンロ粗大ごみ
ガスボンベ危険物
クーラーボックス可燃ごみ
大きさによって粗大ごみ
折りたたみ椅子、テーブル粗大ごみ
寝袋(シュラフ)可燃ごみ
大きさによって粗大ごみ
ポータブル電源・発電機メーカー回収
※粗大ごみ・危険ごみとして回収できる地域もあり

なお、自治体によって細かいルールは異なります。必ずお住まいの自治体に確認した上で処分してください。

上記のポータブル電源の処分発電機の処分をはじめ、そのほかキャンプ用品の処分について詳しく解説した記事もありますので、処分を検討される場合はそちらもあわせてご覧くださいね。

キャンプ用品の処分でよくある質問

質問

Q.キャンプ用品の種別は分類しなければいけませんか?

A.いえ、その必要はございません。
さまざまなキャンプ用品をお持ちの場合でも、弊社スタッフが分別・回収いたしますので、お客様にしていただく作業は一切ございません。安心してご依頼くださいませ。

Q.どうしても夜間に来てほしいのですが、可能ですか?

A.はい、可能でございます。
基本としましては19時までの営業となっておりますが、お客様の強いご希望があれば調整可能です。
なお、スタッフやトラックの手配などスケジュール調整が必要となりますので、お客様のご都合がわかりましたら、なるべくお早めにお伝えいただけますと幸いです。

Q.買取ができないキャンプ用品はどんなものですか?

A.申し訳ございませんが、破損や汚れのひどいキャンプ用品は買取ができません。
一方で、新品に近いものや人気メーカーのアイテムなどは高額買取も可能です。
もちろん、それ以外のキャンプ用品でも使用できる状態であれば、査定し適正価格買取いたします。

Q.壊れたキャンプ用品でも回収可能でしょうか?

A.はい、もちろん喜んで回収いたします。
弊社では、キャンプ用品ならどのようなものでも回収可能でございます。
付属品が足りなかったり、壊れて動かなくなっていたりするものでも問題ございませんので、お気軽にご連絡ください。

Q.キャンプ用品の回収料金をなぜ安くできるのですか?

A.弊社では回収した不用品はできる限りリユース・リサイクルし、廃棄が少なくなるよう努めております。
また、海外への輸出や自社でのネット販売などもしております。
このような取り組みにより、廃棄にかかるコストを抑えられるため、キャンプ用品の回収においてもリーズナブルな料金設定が可能なのです。

まとめ

夜空の下でテントがキャンプ場に設置されている

今回は「キャンプ用品の処分方法」について詳しく解説してまいりました。

壊れたものや状態の悪いキャンプ用品は残念ながらごみとして処分するしかありませんが、キャンプ用品の市場規模は大きく、中古でも非常に需要があります。
ごみとして廃棄してしまう前に、一度査定に出してみてはいかがでしょうか?

ありとあらゆる手間や時間を節約し、お得に処分を済ませたい場合は不用品回収業者に利用がおすすめです。
弊社「出張回収センター」では、キャンプ用品やアウトドアグッズ、スポーツ用品の処分・買取を強化しております。
まずは、お気軽にお電話やメールでご相談ください!

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