【廃棄はもったいない!】古着の処分方法7選とお得な情報をご紹介!

目次

ハンガーにかけられた古着

ファッションの分野でも人気のある「古着」。
衣服の平均寿命は3〜5年程度と言われていますが、大切に保管すれば長年着用し続けることができます。

皆さんは古着の正しい処分方法をご存知ですか?

中には”服は燃えるから可燃ごみで捨てられるのでは?”と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、古着を廃棄する場合は「資源ごみ」として処分するのが一般的です。
リサイクルはもちろんですが、まだまだ着られる場合には売却や譲渡といったリユースも良いでしょう。
実際に大手通販サイトや店舗でも、さまざまな古着を目にしますよね。

今回は「古着の処分方法」について焦点を当て、古着をリサイクルする方法やお得に手放す方法、処分の際の注意点まで役立つ情報をまとめてご紹介しようと思います。
古着は何も考えずにごみとして廃棄してしまうのは非常にもったいないです。この記事を参考に、お手持ちの古着を有効活用し、暮らしに役立てましょう!

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古着の処分方法は全部で7つ!

古着屋に陳列されたたくさんの古着

それでは早速古着の処分方法について見ていきましょう。

古着の処分方法として挙げられるのは以下の7つです。

  1. リサイクルショップや古着屋に買い取ってもらう
  2. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  3. 人に譲る・地元情報掲示板を利用する
  4. 支援団体に寄付する
  5. 店舗の回収ボックスを利用する
  6. 自治体を利用し処分する
  7. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

それぞれの方法のメリットやデメリットについてもあわせてお伝えしますので、お持ちの古着の状態に注目し、処分方法を検討しましょう。

1.リサイクルショップや古着屋に買い取ってもらう

古着の処分方法としてまずおすすめしたいのが、リサイクルショップや古着屋にて「売却」することです。

買い取ってもらえればもちろん処分費用は無料ですし、「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」を利用できるのも魅力のひとつですね。売却する前には必ず一度洗濯し、可能ならアイロンまで掛けておくと印象がぐっと良くなります。

なお、リサイクルショップによっては、古着の買取に特化していない場合もあり、本来なら価値のあるブランド服であっても適正価格で買い取ってもらえない可能性もあるのでご注意ください。

もしもブランド品を売りたいと考えている場合は、専門知識のある以下のような古着買取店で査定してもらうのがおすすめです。

古着に特化した買取店であれば、リサイクルショップとは異なり、ブランド知識も豊富にありますし、古着買取店であればハイブランド品に限らず、ファストファッションやノーブランド品でさえもお金に換えられるはずです。

ただし、よほど状態の良いものかハイブランドでないと高額査定は難しいかもしれません。
少しでも高く売りたい、値段を交渉したいということであれば別の処分方法を検討しましょう。

2.フリマアプリ・ネットオークションに出品する

リサイクルショップや古着屋では満足いく査定額にならなかった方におすすめなのが、フリマアプリやネットオークションの活用です。

メルカリラクマヤフオク!といった大手フリマアプリやネットオークションには、人気ブランドの古着から、海外から買い付けた奇抜なデザインのものやノーブランドのものまで、さまざまな古着が出品されています。

リサイクルショップや古着屋では値段がつかなかった古着でも、フリマアプリやネットオークションであれば売却できる可能性があります。

フリマアプリやネットオークションの大きなメリットは、多少傷があるものや型が古くても、人気ブランドのものや性能が優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点です。
無料で引き取ってもらうしかなかった古着でも、想像よりもずっと高く売れた!なんてケースもありますので、どんな状態のものでも一度出品してみても良いかもしれません。

【フリマアプリ・ネットオークションに出品する手順】

  1. 事前に古着の相場を調べた上で、販売価格を決定する
  2. 購入からどれくらい経過・使用しているのか、商品説明を分かりやすく書く
  3. 古着の商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
  4. 自宅からの運び出しと発送手続き
  5. 購入者とのやり取り

なお、基本的に配送料はこちら持ちです。
販売額を設定する際は送料や手数料をあらかじめ計算しておき、損にならないように価格設定を行うようにしましょう。

フリマアプリやネットオークションは気軽にいらない古着を処分できて便利ではありますが、その反面、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 出品から梱包、発送まですべて自分で行うため手間がかかる
  • 売れた場合は手数料もかかる
  • 説明していたより古着の状態が悪いとクレームになることも

そのほか、出品したからといってすぐに売れるわけではないというデメリットもあります。大量の古着があり、ひとつひとつ手間や時間をかけられない…という方は別の手段を検討したほうが良いかもしれません。

3.人に譲る・地元情報掲示板を利用する

わざわざ売るほどではないけれど、目立った汚れやシミのない古着なら、欲しがっている方を探して譲渡するのも古着を活用する方法としておすすめです。

友人や知人など、周囲の方に聞いてみても良いですし、ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包や配送の手間も省け、処分費用もかからず無料で古着を手放せます。

ただし、無償とは言え人に手渡すものである以上は、どれだけ使用したものなのか提示するとともにマナーとしてきれいに洗濯しておく必要はあります。
必ずお譲りする前に現物を目で見て確認してもらい、それでも譲ってほしいと言われた場合にのみお譲りするようにしましょう。

なお、相手が遠方であった場合は配送料が必要となります。
古着1着、2着程度であれば安価で配送できますが、大量にとなると配送料もその分かかってしまいます。配送料をどちらが負担するかといった金銭面で揉めるケースも少なくないので、事前に話し合っておくと安心です。

4.支援団体に寄付する

ボランティア団体やNPO団体などへ寄付するのも、いらない古着を無料で手放せ、有効活用できる方法のひとつです。

皆さんは発展途上国や被災地域への物資支援として、物品募集をしている団体が世の中には数多くあるのはご存知ですか?
日本では需要がなく、買取や回収ができない古着でも、海外・貧困国に目を向けると実は多くの需要があります。世界には満足に衣服が揃っていない中で、必死で暮らしている人々が多く存在しています。

電圧の違いがあるため、電化製品の場合は発展途上国にそのままの形で寄付することは多くないのですが、古着であればそのまま現地に送ることが可能です。
また現地への輸送が難しい場合は、寄付品の売却による売上からワクチン支援団体(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会)を通じて、ワクチンにて現地にお届けする支援を行っています。

なお、無料で手放せるとはお伝えしましたが、基本的には送料はこちらで負担する形となりますので、遠方の団体に寄付する場合にはいくらかかるのか確認しておく必要があるでしょう。

弊社でも「ユースマイル」という世界の恵まれない人達に寄付する取り組みをしています。ご興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

ユースマイル

5.店舗の回収ボックスを利用する

売却や譲渡のほかにも古着を有効活用することは可能です。

ユニクロやH&Mといったアパレルブランドでは、店舗に設置された古着回収ボックスに古着を持ち込むことで、リユース・リサイクルできるとご存知ですか?
売れるようなものではなかったとしても、リサイクルを行うことでお持ちの古着を資源として有効活用できる素晴らしい取り組みです。

さまざまなブランドで回収ボックスの設置がされているので、該当するブランドに立ち寄る際には古着を持っていくと良いでしょう。

以下に、古着の回収を行っているブランドをいくつかご紹介します。

店舗名回収条件回収場所
ユニクロGU自社製品のみ
※ 事前に洗濯を推奨している
店舗内
無印良品自社製品のみ
※ 下着は回収不可
店舗内
H&Mブランドを問わず回収可能店舗内
GOLDWINブランドを問わず回収可能レジ
※ 一部店舗では対応不可
ZARAZARA以外のブランドも回収対応店舗内
Patagonia自社製品のみ店舗内
流通センターに送付

※ 2024年10月現在

見ていただくと分かるとおり、自社製品のみ取り扱う店舗が多く、各店舗によって回収条件や回収場所が異なる場合があります。利用する際はあらかじめ確認しておくと安心でしょう。

6.自治体を利用し処分する

売却や譲渡するほどの状態でない場合や、ブランド製品でない場合は「資源ごみ」あるいは「可燃ごみ」として処分するしかありません。

資源ごみとして処分する場合

資源ごみの分別方法については自治体によって条件が異なりますが、一般的に、汚れや傷みがひどくなく、少々のシミや破れ、ボタンが取れている程度であれば「資源ごみ」として処分可能です

資源ごみは、多くの地域で「集団資源回収」を行っており、古着をはじめ、家庭から出る新聞(折込チラシ)・雑誌・段ボール・布類などは地域の集団資源回収に出すことが推奨されています。

以下に、名古屋市の場合の集団資源回収の方式をご紹介いたします。

【集団資源回収の回収方式
回収方式運営回収日回収品目
一般の集団資源回収方式子ども会、町内会などの地域住民団体団体が決めた日紙類、衣類・布類、びん類、缶類など、団体が決めた品目
学区協議会方式小学校区の単位で活動する団体月1回以上新聞(折込チラシ)、雑誌、段ボール、紙パック、衣類・布類など

参考:名古屋市 集団資源回収

なお、回収日に間に合わず集団資源回収に出せなかった場合、「リサイクルステーション」または「古紙リサイクルセンター」を利用するのもおすすめです。

地域によって分別のルールが若干異なりますので、あらかじめお住まいの自治体のルールを確認した上で出すようにしてください。

可燃ごみとして処分する場合

反対に、濡れてしまっているもの・臭いや汚れがひどいもの・ボロボロに破れている古着は、資源としてリサイクルできないため「可燃ごみ」として処分することになります。
なお、自治体によっては金具部分が多い古着は「金属ごみ」「不燃ごみ」といったように、衣類に使用された素材によって分別が異なっているケースもあるのでご注意ください。

可燃ごみとして処分する際には、指定のごみ袋を購入するだけでそのほかの費用は無料で予約も必要ありません。

ただし、注意が必要なのは一度に処分できる古着の量です。
自治体によっては一度に回収できるごみの量を制限している場合がありますので、大量に古着を処分したい方には不向きかもしれません。

7.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

古着にはさまざまな処分方法があるのはお分かりいただけたかと思いますが、ご自身で持ち込む必要があったり、一度に処分できる量に制限があったりと、手間や時間のかかる方法が多かったですよね。

「処分したい古着が大量にある…。」「なるべく手間なく古着を処分したい!」…そんなときは不用品回収業者の出番です。

不用品回収業者なら、

  • どんな古着でも回収できる
  • 大量の古着の回収も可能
  • 古着以外のものも引き取りOK

どんな古着でも引き取ってくれるのに加え、分別・回収といった面倒な作業はすべてスタッフにお任せできるので、ご自宅にいながら手間や時間をかけずに古着の処分を完了できます。

また、業者の多くは年中無休で稼働しており即日回収や夜間作業にも対応可能。
そのため引っ越し前日・当日に不要なものを処分してしまいたい、仕事が忙しいので夜に回収に来てほしいといったご希望にも臨機応変に対応してもらえます。

そしてもうひとつ大きな魅力は「買取サービス」です。
専門的な知識を持ったスタッフが在籍している不用品回収業者であれば、ブランドものの古着も価値を分かった上でしっかりと査定してもらえますし、買取可能な場合は費用がかかるどころか無料で利用できる場合もあるのです!

悪徳業者に要注意!

しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方で、中には悪徳業者も紛れている可能性があるため注意が必要です。

気を付けるべき点は以下のとおりです。

  • 「無料」を謳い文句にする。
  • チラシ投函を積極的にしている。
  • トラックで町を巡回している。

こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も少なくありません。

ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も裁かれてしまうので、決して他人事ではないのです。

  • 対応が丁寧
  • 訪問見積もりに対応している
  • 口コミが高評価
  • 見積もり書が明解
  • 値段交渉に応じてくれる

など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫です。信頼できる業者であれば、楽してお得に古着を処分できるでしょう。

古着の処分でよくある質問

Q.今日中に回収してもらうことはできますか?

A.はい、可能でございます。
名古屋市内や近郊エリアであれば、1番近くにいるトラックをすぐにご自宅に向かわせることができ、最短30分で伺います。
ただし、ほかのご予約状況によってはお待たせすることもありますので、早めにご連絡をいただければ幸いです。

Q.処分したい古着が大量にあるのですが、まとめて回収してもらえますか?

A.弊社は回収する不用品に制限を設けておりません。古着1着からご依頼いただけますし、まとめて処分することで費用をお得にできるプランも多数ご用意しておりますので、安心してご依頼ください。

Q.汚れた古着でも洗濯せずそのまま回収してもらえますか?

A.はい、もちろん大丈夫です。
状態に関わらずどんな古着でも回収させていただきますので、安心してご依頼ください。

Q.古着の買い取りは可能ですか?

A.状態が良いものや、人気ブランドものなどの古着であれば買取できる可能性もございます。当社には買取専門事業部があり、さまざまな品目の買取を行っております。

買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

古着を処分する際の注意点

注意

ここまで古着の処分方法について見てまいりましたが、最後に注意点についても確認しておきましょう。

売却・譲渡・リサイクル前にはきれいにしておく

古着を売却したり譲渡や寄付したりするなら、一度洗濯をしてきれいにしておきましょう。

古着は汚れや臭いなど、服の印象によって価値が下がる場合があります。
たとえ寄付に出す場合でも、あまりにも汚いものは受け取りを拒否されてしまいますし、反対に汚れや臭いなどがなく保管状況が良ければ、ノーブランドの服であっても比較的高めに買い取ってもらえる可能性もあります。

洗濯しておくかしておかないかで大きく印象が変わりますので、必ず洗濯し可能であれば美しく畳む・アイロンをかけるといった配慮もできるとなお良いでしょう。

売却なら「シーズン前」に「特色に合わせて」売る!

古着の買取は季節ごとの服の種類が重要視されます。

買取業者は、すぐに販売・着用することのできる服を重点的に購入したいと考えるものです。できるだけ在庫コストをかけたくない業者は、すぐに販売できる商品をなるべく仕入れるようにしているため、シーズン直前の服については積極的に買取します。

  • 春物:1~3月
  • 夏物:4~7月
  • 秋物:8月~9月
  • 冬物:10~12月

を意識して売りましょう。

また古着屋の中には、「ジーンズの販売に力を入れる店」「アウトドアブランド中心の店」「個性的な古着がメインの店」など、コンセプトが明確なお店があり、それが古着屋の魅力のひとつでもあります。

大手買取業者ではとても値がつかないようなアイテムでも、古着屋のコンセプトや取り扱いたい商品とマッチする場合は、高値で買い取ってもらえることがあるので、「コレは!」というアイテムがある場合は特色にあった店舗に持ち込みましょう。

ただし、そういった古着屋は店独自に海外などに買い付けに行くことが多いため、個人からの買取を受け付けていない場合も多いです。お店の迷惑とならないよう必ず確認してからご利用ください。

廃棄処分なら古着の状態に注意

自治体でごみとして処分する場合は「資源ごみ」あるいは「可燃ごみ」として処分するとお伝えしましたが、どちらの方法を取るかは古着の状態によって異なります。

  • 水濡れ
  • 汚れ
  • カビ
  • 破れ

などがみられる場合は「資源ごみ」としてリサイクルはできず、「可燃ごみ」として処分することになるでしょう。
リサイクル可能な基準がどの程度までなのか詳しく知りたい場合は、お住まいの自治体にお問い合わせいただくと確実かもしれません。

大量の古着は一度に処分できない場合がある

処分方法の項目でも触れていますが、自治体によっては回収できるごみの量に制限があります。

自治体一度に処分可能なごみの量
東京都北区45Lのごみ袋で5袋相当
大阪府大阪市1回の収集につき3袋(45L)程度
福岡県福岡市45Lの指定袋で10袋まで

このように細かく数量を指定している自治体もあれば、”一度に大量にならないように計画的に出してください”といった注意書き程度でとどめている自治体もあります。

ルールを無視し、一度に多量のごみを排出した場合は回収されないケースもありますので、必ず事前に確認をした上で確実に処分できる量を出しましょう。

まとめ

古着を選ぶ女性

いかがでしたか?
今回は「古着の処分方法」について詳しく解説してまいりました。

古着は大切な資源です。
近頃はSDGsという言葉もよく聞かれるようになり、サステイナブル(自然環境や資源に悪影響を与えずに持続することが可能)な活動が求められています。
リサイクルステーションや回収ボックスに眠っていた古着を入れるだけで社会貢献になるのなら、気軽に試してみても良いかもしれません。

記事の中では古着を売ったり譲ったりして有効活用する方法のほか、ごみとして処分する方法もご紹介しています。処分前に一度目をとおしていただき、ご自身の希望に合わせた処分方法を選べるようにしてみてくださいね。

「近くに持ち込める場所がない…。」「大量に古着を処分したい!」という場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

弊社「出張回収センター」でも古着を含め、さまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。
分別・搬出・回収まで、面倒で大変な作業はすべて私共にお任せください。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいませ!

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