Macの処分方法6選!売却相場や無料の手放し方まで徹底解説

目次

パソコンと手帳

洗練されたデザイン・高い機能性で人気のパソコン、Mac(Macintosh)
個人使用はもちろん、お仕事で使用している方も多いパソコンですが「バッテリーの持ちが悪くなってきた」「新しい機種が出たので買い替えたい」といった事情で処分を検討することもあるでしょう。

そんなとき「実は最適な処分方法を知らない」方は意外と多いのではないでしょうか。
売却するにしても廃棄するにしても情報漏洩のリスクがあるので、なかなか処分に踏み切れず放置しているという方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回のコラムでは、Macを売却してお得に手放す方法はもちろん、廃棄する際の注意点などについても確認していきます!
情報漏洩を防ぐためのチェックポイントも併せてお伝えしていきますので、処分前にはぜひ参考にしてみてください。

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Macの処分方法は6通り

デスクトップパソコン

今回ご紹介するMacの処分方法は以下の6通りです。

  1. 買取店に売却する
  2. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  3. Apple社の回収を利用する(下取り)
  4. 家電量販店の引取サービスを利用する
  5. 自治体の小型家電回収を利用して廃棄
  6. 不用品回収業者に回収を依頼する

それぞれの手順や費用、注意点を確認していきましょう!

①買取店に売却する

Macは中古需要が非常に高い製品なので、処分するならまずは売却を検討するのがおすすめです。
中古買取というとリサイクルショップを想像する方も多いかもしれませんが、それ以外にも売却先はいくつかあるため、利用しやすいお店を選んで査定を受けてみるのがいいでしょう。

  • リサイクルショップ
  • 中古家電買取店
  • PC専門ショップ
  • Apple製品専門買取店

売却は実店舗にMacを自ら持ち込む方法が基本ですが、最近では宅配買取を利用できる店舗も多くなっています。買取を依頼すると専用のキットを送ってくれるお店もあるため、その場合はより気軽に査定を依頼できるでしょう。

Macの買取相場

2024年11月時点での、大まかなMacの買取相場は以下の通りです。

  • MacBook:7,000~29,000円
  • MacBook Pro:17,000~285,000円
  • MacBook Air:9,000~150,000円
  • iMac:5,000~130,000円
  • Mac mini:5,000~140,000円

買取相場の金額の差からもわかるように、Macはモデル年式やメモリ、ストレージ容量、本体の状態によって買取額が大きく変動します。
お店によって買取対象品目や査定額に違いが出ることも考えられるため、売却前にはネットショップの買取実績や買取価格表を見て、お手持ちのMacがどれくらいの金額になるかをあらかじめ調べておきましょう。
そのうえで、複数の店舗で査定を受けて買取額を比較してみるのがおすすめです。

②フリマアプリ・ネットオークションに出品する

買取店では値が付かない型落ちのMacや故障品でも、フリマアプリ・ネットオークションなら需要次第で売却できる可能性があります。
どんなものでもあきらめず、一度出品してみるといいでしょう。
自分で価格を設定できるため、買取店よりも高額で売却したい場合にもおすすめの手段です。

【メルカリで取引されているMac】

  • MacBook Air(ゴールド)512GB メモリ8GB:86,000円
  • MacBook Pro(スペースグレー)256GB メモリ8GB:35,000円
  • MacBook Air(シルバー)256GB メモリ16GB:77,000円
  • MacBook Pro(シルバー)500GB メモリ16GB ジャンク品:30,000円

フリマアプリ・ネットオークションは「思いがけない値段でMacを売却できる可能性がある」のがメリットですが、そのぶん出品作業や落札者とのやりとりを自分で行う必要があったり、Macが故障しないよう厳重に梱包・発送する必要があったりと、ほかの方法より手間がかかるのがネックです。
また、出品したからといってすぐに売れるとは限らないため、急ぎの処分には向いていません。

データを確実に処分しないと個人情報の流出の可能性もありますので、確実にデータの削除ができる方、手間や時間をかけてもいい方のみ利用できる方法になるでしょう。

③Apple社の回収を利用する(下取り)

もし新しいMacへの買替を予定しているなら、Apple社に古いMacを下取りしてもらう方法もあります。
下取りしてもらえた場合は新しいMacの購入費用を割引してもらえるほか、下取り額分をAppleギフトカードで受け取り、好きな時に使うことも可能です。
下取り額についてはAppleのホームページで確認できますので、お手持ちのMacの下取り額を確認してみてはいかがでしょうか。

新しいMacを購入する方にとっては非常にお得な手段ですが、中には下取りの対象にならないMacもあります。
その場合はApple社のリサイクルプログラムを利用して、無料でMacを手放すことも可能です。
回収方法は「Apple Storeへの持込」か「宅配でのリサイクル(リネットジャパンによる回収)」の2通りあるので、利用しやすい方法を選んでみてください。

引き渡したMacはそのまま再利用されたり、部品が取り出され別の製品として生まれ変わったりとさまざまな形でリサイクルされます。
データの削除を自分で行う必要がありますが、名の知れた企業に廃棄を依頼でき、安心できるのもメリットといえるでしょう。

④家電量販店の引取サービスを利用する

Macは家電量販店に持ち込み、小型家電回収や、下取り・買取といった形で引き取ってもらうこともできます。
大手家電量販店の回収対応は以下の通りです。

  • エディオン:無料。下取りも実施
  • ノジマ:処分のみの対応は不可。同等商品を購入すれば同じ数量まで無料で処分(※モバイル会員限定)
  • ヨドバシカメラ:無料。買取も可能
  • ビックカメラ・コジマ:小型家電まとめて回収一括1,958円(税込)買取も実施
  • ジョーシン:無料。下取り・買取も実施

パソコンを購入する予定がない場合も、引取や買取を行ってくれるため、気軽に利用できるのが便利です。
ただしお店によっては回収を実施していなかったり、回収に費用が発生したりと引取の条件が異なることもあるため注意が必要です。
引取の手順や条件については、事前に確認しておいた方が安心かもしれません。

⑤自治体の小型家電回収を利用して廃棄

Macは「小型家電リサイクル法」および「資源有効利用促進法」の対象製品のため、自治体のごみ回収では処分できません。
自治体でMacを処分したいなら、小型家電回収を利用しましょう。

小型家電回収の方法は回収ボックスへの投入が一般的ですが、回収方法や持ち込み方などは自治体により異なります。
まずはお住まいの自治体のホームページを確認し、利用しやすい方法を選んでみてください。

  • 小型家電回収ボックス
  • ステーション回収
  • ピックアップ回収
  • 資源物の集団回収
  • 市町村窓口への持込
  • 戸別訪問回収
  • 認定事業者による郵送での回収 

小型家電回収はMac以外の小型家電もまとめて無料で処分できるのが便利ですが、お近くに回収拠点がない場合には、利用が難しいこともあるかもしれません。
お近くに回収拠点がない場合は、宅配での回収や業者による回収など別の方法を検討しましょう。

⑥不用品回収業者に回収を依頼する

「Macのほかにも処分したいものがある」「処分の手間をなるべく減らしたい」ということであれば、不用品回収業者の利用もおすすめです。

【不用品回収業者のメリット】

  • 電話一本で自宅まで不用品を回収しに来てくれる
  • Macの状態・数量を問わず回収可能
  • Mac以外のガジェット・家電・家具などをまとめて回収してくれる
  • 分別や運び出しなどはすべてスタッフにおまかせしてOK
  • 自分の都合のいい日時に作業してもらえる

Macや周辺機器など中古需要が高い製品の回収を依頼する場合は、買取を実施している不用品回収業者を選びましょう。
まだ状態のよいMacならその場で査定して買い取ってくれ、もし買い取れない製品だったとしてもそのまま回収していってくれるので、とにかく手間をかけずに不用品を手放せます。
「時間がなくてなかなか売りに行けない」「買取と回収を一度に終わらせたい」という方は一度、無料の見積もりを受けて相談してみてはいかがでしょうか。

別のページでは不用品回収業者に必須の「古物商許可」についてや、業者選びのポイントについても解説しています。業者選びの際はぜひ参考にしてみてください!

よくある質問

Q 査定だけでも頼めますか?

A. 査定だけでも受け付けております。もちろん出張での見積もりの場合でも費用はかかりませんので、安心してご依頼ください。ほかの業者と比較したうえでのご依頼も大歓迎です。

Q 回収前に準備しておくことはありますか?

A. Macの回収をにあたってお客様に事前に行っていただくことはパソコンの初期化のみです。箱詰め作業やトラックへの運搬は基本的にスタッフが担当いたします。また、作業の際にはスタッフが細心の注意を払いますが、パソコン周辺に触れられたくないものや壊れやすいものがございましたら、事前にお客様ご自身で移動・管理していただけますと幸いです。

Q 土日でも対応していますか?

A. 当社は年中無休で稼働しておりますので、もちろん土日や祝日のご予約、当日のお申し込みも承っております。ただ、休日は予約が集中しやすい傾向にあり、スケジュールによってはお断りしてしまう可能性もございますので、なるべく早めにご予約をお願いいたします。また、早めにご連絡をいただければ深夜など営業時間外の対応も可能です。お気軽にご相談ください。

Q 壊れているMacbookでも回収してもらえますか?

A. はい。回収可能です。 壊れている場合でも、汚れているものでも、電源がつかないMacでも回収いたしますのでご安心ください。

Q Macのほかにもデスクトップやキーボードなども回収することは可能ですか?

A. はい。可能です。 弊社ではmac以外にもさまざまな品目を回収しております。 無料査定時にお申し付けください。

Q データの削除は行ってもらえるの?

A. 個人情報ですので、お客様ご自身で行っていただくことをお願いしています。 データの削除方法はAppleのホームページで確認できるほか次の章でも解説いたしておりますので、参考にしていただければ幸いです。

「Mac」処分時の注意点

チェック

ここでは、Macを処分する際に注意したいポイントを解説します。
処分前には一度、目を通してみてください。

必要なデータのバックアップを取っておく

Macを処分する前には、本体に保存されているデータを確認し、必要に応じてバックアップを取りましょう。
新しいMacに買い替える場合は「移行アシスタント」機能を使用し新しいMacにデータを移行させれば、時間と手間がかからず便利です。

iCloudやTime Machineで自動的にバックアップを取る設定にしている方も多いかと思いますが、容量不足でバックアップが停止されており、データが一定期間保管されていなかった…なんて可能性もあります。
大切な情報を確実に引き継ぐためにも、初期化前には必ずデータの確認を行うようにしてください。

処分前にはMacを必ず初期化する

Macには氏名や住所、クレジットカード情報、写真や動画などの個人情報が大量に保存されています。
手放す際は、売却するにしても廃棄するにしても、データの削除(初期化)を行いましょう。

  1. ファイルをバックアップまたは転送する
  2. iTunes からサインアウトする
  3. iCloud からサインアウトする
  4. 「Macを探す」の設定を解除する
  5. iMessage からサインアウトする
  6. Bluetooth デバイスのペアリングを解除する
  7. Mac を消去する
  8. macOS を再インストールする
  9. NVRAM をリセットする

Macは上記の手順で初期化できるほか、製品によっては「すべてのコンテンツと設定を消去」機能を使い、簡単に工場出荷時の設定にリセットすることも可能です。

ただし、CPUやOS、製品によっては初期化の方法が異なる場合もあります。
詳しい手順・内容についてはApple社のホームページを参照し、わからないことがある場合はApple社のサポートに問い合わせて確認しておくと安心です。

物理的な破壊はおすすめできない

Macの電源が入らずデータを消せない、もしくは初期化したもののデータが消えているか不安といった事情で、Macをハンマーで叩いたりドリルで穴を開けたりして「物理的に破壊する」ことを検討する方も中にはいらっしゃるかもしれません。
しかし、Macの物理的な破壊は専門的な器具でないと難しいのはもちろん、以下のようなリスクもあるため注意が必要です。

  • 電子機器に含まれた有害物質が飛散することによる健康被害
  • 内臓電池に衝撃を与えることによる発火・爆発
  • 作業中のケガや、床・壁の破損
  • 物理破壊してもデータを読み取られる可能性がある
  • 破損させたMacはApple社や自治体での回収を利用できない場合も

「データの初期化に不安がある」「Macの故障でデータを消せない」ということであれば、有料にはなりますが専門の業者に依頼して消去してもらうのをおすすめします。

付属品は揃えて査定に出す

Mac購入時の付属品は、捨てずにまとめて査定に出しましょう。

  • 外箱
  • 電源アダプタ
  • ケーブル
  • マウス
  • キーボード など

付属品を購入後すぐ捨ててしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、付属品の有無によって査定額に大きな差が出ることもあるため大切なポイントです。
お使いのMacをいずれ売却するつもりがあるのなら、本体だけでなく付属品も大切に保管しておきましょう。

まとめ

パソコンを操作する女性の手

Macは中古需要が非常に高い製品なので、型落ちの品や故障したものでも売却できる可能性があります。
廃棄してしまう前に、買取店への売却やフリマアプリ・ネットオークションの利用などを検討しましょう。

査定を受けてみたものの売却できなかったMacは「小型家電リサイクル法」「資源有効利用促進法」にのっとって無料で廃棄できます。
Apple社のリサイクルプログラムや自治体での回収、家電量販店での引取など手段はいくつかあるため、利用しやすい方法を選びましょう。
Mac以外にも捨てたいものがあるということでしたら、不用品回収業者の利用がおすすめです。

弊社「出張回収センター」でも、Macはもちろん、それ以外のさまざまな不用品の回収・買取を行っています。
年中無休で受付をしておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください!

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