タイヤやホイール、マフラーやバンパーなど、整備やカスタムの際に取り外した車のパーツをどう処分するかお悩みではありませんか？
車のパーツはサイズや重量があるものが多いですし、それに加えて自治体でごみとして回収してもらえないケースもあるため、どう捨てるべきか迷いますよね。
高価なものなら「できれば捨てずに処分したい」と考える方も多いのではないでしょうか？
そこで今回のコラムでは、車のパーツの処分方法について解説します。
無料で手放す方法や注意点など幅広くお伝えしていきますので、パーツの処分についてお悩みの方はぜひ参考にしてみてください！
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車のパーツの処分方法7選！
車のパーツの処分方法は以下の7つです。
- 自治体でごみとして捨てる
- 専門業者に処分を依頼する
- ディーラーに引き取ってもらう
- 買取店に売却する
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- 友人・知人に譲る
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの手順や注意点について詳しく確認していきましょう。
①自治体でごみとして捨てる
車のパーツは自治体では「排出不可」となっていることが多いですが、小さめのパーツはごみとして捨てられるケースもあります。
車のパーツの回収を行う自治体をいくつかご紹介しますので、処分時には参考にしてみてください。
| 自治体 | パーツと分別 |
|---|---|
| 神奈川県横浜市 | マフラー：小さな金属類 バンパー：粗大ごみ 車のハンドル(プラスチック製)：燃やすごみ 車のハンドル(金属製)：小さな金属類 ※規定サイズ以上のものは粗大ごみ |
| 静岡県静岡市 | マフラー：不燃・粗大ごみ ホイール：不燃・粗大ごみ |
| 福岡県福岡市 | シート・ドア・ホイール：市で収集しないごみ バンパー：粗大ごみ 窓ガラス：燃えないごみ ※割れたもの、割れやすいものは厚い紙で包んで「危険」と表示する |
この場合は、比較的安い費用で手軽に車のパーツを捨てられるのがメリットです。
自治体に処分を依頼できるということで、安心感があるのもいいですよね。
ただし、回収可能品目や分別、ごみの排出ルールは自治体ごとに異なるため注意してください。
まずはお住まいの自治体のルールを確認して、確実に捨てられるようにしておくことが大切です。
どう捨てていいかわからないパーツがある場合は、自治体に相談しましょう。
②専門業者に処分を依頼する
自治体で排出不可となった車のパーツは、専門業者に回収・処分を依頼できます。
パーツの種類・素材により依頼先は異なりますので、よく調べてから搬入しましょう。
| 部品の素材 | パーツ | 処分の依頼先 |
|---|---|---|
| 樹脂 | ダッシュボード バンパー ワイパーブレード | リサイクル処理業者 |
| 金属 | ホイール マフラー エンジン ボルト、ナット サスペンション | 鉄くず業者 |
| ゴム | タイヤ ワイパーゴム | 廃タイヤ業者 カー用品店 |
| オイル | エンジンオイル ブレーキフルード ギアオイル | ガソリンスタンド オイルを購入したカー用品店 |
| バッテリー | カー用品店 ガソリンスタンド など |
パーツを素材ごとに分別する必要があったり、パーツを自分で運搬しなければならなかったりする手間はかかるものの、この方法であれば不要なパーツを確実に処分可能です。
買取を実施している業者であれば、不要なパーツをお金に換えられる可能性があるのもうれしいですよね。
ただし、業者や工場によって取り扱えるパーツが限定されていたり、回収・買取費用に大きな違いがあったりと対応が異なるケースもあるため利用時には注意が必要です。
不要なパーツの搬入は、事前に業者・工場に確認を取ってから行うようにしましょう。
③ディーラーに引き取ってもらう
新車を購入する際に、不要になった車のパーツをディーラーに引き取ってもらえないか聞いてみるのもいいでしょう。
引き取ってもらえればパーツを分別したり、処分先を探したりする手間が省けます。
ただし、ディーラーによって引取可能なパーツや手数料が異なるため注意しましょう。
そもそも回収自体に対応していないケースも考えられますので、事前に引取や費用については問い合わせて確認しておくのがおすすめです。
④買取店に売却する
まだ状態の良いパーツは、捨てずに中古パーツ買取専門店や中古タイヤ販売店、カー用品店などに売却するのがお得です。
有名メーカーの純正品や最新モデルのドライブレコーダーなど、需要が高いものなら多少キズや汚れがあっても買い取ってもらえるため、あきらめずに一度査定に出してみてください。
【特に需要が高いパーツ】
- 純正のオプションパーツ
- 珍しい旧車の車パーツ
- タイヤ・ホイール
- カーナビやドライブレコーダー
- オーディオ
- 外装・エアロパーツ
- マフラー
- エアサス
買取店の多くは店頭買取のほか、宅配買取や出張買取を実施しており、遠方に住んでいても、売却するパーツが複数あっても買取査定を受けられるのが便利です。
店舗によっては買取を申し込むと専用の梱包キットを無料で送ってくれるので、より気軽に査定を利用できるでしょう。
ただし、買取できるパーツの種類やメーカーが限定されていたり、買取できるパーツの使用年数に制限があったりと、買取条件はお店ごとに異なります。
査定を依頼する前には、買取可能品目や買取条件について必ず確認しておきましょう。
⑤フリマアプリ・ネットオークションに出品する
高価なパーツやまだ新しいパーツをできるだけ高く売りたい！ということなら、自分で価格を設定できるフリマアプリ・ネットオークションの利用がおすすめです。
さまざまなジャンルの製品を出品できる従来のアプリやオークションはもちろん、最近では車パーツに特化したフリマサービスも展開されているため、興味がある方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。
【メルカリでの出品の手順】
- 利用登録をする
- 商品写真の登録や商品詳細の入力を行う
- 配送方法や販売価格を設定する
- 「出品する」をタップ
- 取引成立
- 「コンビニ/ATM払い」の場合は購入者が支払いを完了するのを待つ
- 商品を梱包し、発送する
- 購入者の受取評価を待つ
- 購入者を評価し、取引完了
「スマホひとつで手軽に出品できる」「レアなパーツを高額で売却しやすい」などメリットの多い方法ですが、売却できた場合は購入者とのやりとりや梱包・発送作業を自分で行わなければならず、買取店へ売却するよりも手間がかかる点に注意が必要です。
そのほか、出品したからといってすぐに売れるとは限らず急ぎの場合には不向きというデメリットも。
時間や手間をかけたくない方は、別の方法を検討したほうがいいかもしれません。
⑥友人・知人に譲る
車好きの友人や知人がいるなら、パーツを譲って使ってもらうという手もあります。
まだ使えるパーツを捨てずに済んでエコですし、手渡しできるなら発送や梱包も必要ないため手軽な手段です。
譲る相手が見つからないなら、地元の掲示板「ジモティー」で譲り先を探すのもいいでしょう。
しかし、お譲りするパーツに破損や不具合があると、のちのちトラブルになることもあるため注意しましょう。
お譲り前には使用歴や損傷箇所について相手に詳しく説明しておき、了承を得た上で引き渡すことが大切です。
⑦不用品回収業者に依頼する
車のパーツは大きくて重さがあるものが多いため、売るにしても捨てるにしても手間がかかりがちです。
大量のパーツをお持ちの方はそのぶん処分に時間がかかりますし、急ぎの処分に間に合わない！とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときには不用品回収業者の利用がおすすめです。
【不用品回収業者のメリット】
- どんな状態のパーツでも、複数あっても回収してくれる
- さまざまなジャンルの不用品をまとめて回収してくれる
- まだ使えるパーツを売ることも可能
- 家にいながら査定OK
- 自分の都合のいい日程に回収を依頼できる
不用品回収業者は、自治体で排出不可となったパーツや、分解・分別が難しいパーツ、持ち運べない大きなパーツなどをまとめて回収してくれます。分別や搬出、トラックへの積み込みはすべてスタッフにおまかせできるので、とにかくラクに車のパーツを処分可能です。
また、不用品回収業者には自分の都合のいい日時に回収を依頼できるという大きなメリットも。
早ければ電話したその日のうちに回収に来てもらえたり、夜間の作業を依頼できたりすることもあるため「引っ越しが迫っているので早く来てほしい」「すぐに手放してしまいたい」などお困りの方は、一度相談してみるのをおすすめします。
よくある質問
Q 再利用できないパーツでも回収してくれますか？
A. はい、パーツの状態を問わず回収させていただきます。状態により処分料金が変動することもございませんので、安心してご相談ください。
Q どれくらいで回収に来てくれますか？
A. 名古屋市近郊にお住まいの方であれば、最短30分でお伺いいたします。ただし、ご予約状況によってはすぐにお伺いできないこともございますので、お急ぎの場合はなるべくお早めにご相談ください。
Q ついでにほかのカー用品も回収できますか？
A.はい、シートやタイヤのカバー、サンシェードやハンドルロックなどのカー用品・小物もまとめて回収いたします。どんなものでも、お気軽に回収をご相談ください。
「車のパーツ」処分時の注意点
ここでは、車のパーツの処分時に知っておきたい注意点を確認します。
パーツの取り外しが違法になる可能性も
廃車時に、まだ使えるパーツを取り外して売却したり、新しい車に再利用したりすることをお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、廃車から「車の走行や性能に関わるパーツ（不足していると車検に通過しないもの）」を個人で取り外す行為は、違法となる可能性があります。
法律違反とみなされた場合、懲役や罰金など重い刑罰が科せられるケースもありますので注意が必要です。
【個人での取り外しが違法になるパーツ】
- エアバック
- ハンドル
- バッテリー
- ドア
- ライト
- タイヤ
- ミラー など
上記のような車のパーツは、専門業者に依頼して取り外してもらいましょう。
カー用品は自治体で処分可能
車のパーツは自治体で排出不可となることが多いですが、シートカバーやスマホホルダー、非常信号灯やサンシェードといったカー用品は自治体で「普通ごみ」として排出可能です。
| カー用品 | 分別 |
|---|---|
| シートカバー・タイヤカバー | 可燃ごみ |
| 非常信号灯 | 可燃ごみ ※電池は取り外して別で捨てる |
| 三角停止版 | 不燃ごみ |
| 発煙筒 | 使用済みであれば可燃ごみ 未使用の発煙筒は販売店・解体工場などに相談 |
| スマホ・ドリンクホルダー | 可燃ごみ プラスチックごみ |
| エアコンフィルター | 可燃ごみ |
| カーオーディオ | 不燃・金属ごみ 小型家電 |
| サンシェード | 可燃・不燃ごみ 大きさによっては粗大ごみ |
こちらも自治体によって分別や捨て方は異なるため、捨てる前に自治体のルールを確認しましょう。
パーツやカー用品、車の関連製品をまとめて捨てたいということなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。
まとめ
車のパーツは自治体でごみとして捨てたり、業者に引き取ってもらったり、また中古需要の高いものであれば売却・譲渡して手放したりと、さまざまな方法で処分できます。
パーツの種類や素材によって処分費用や捨て方が異なるため、事前によく確認しておくことが大切です。
もし「自治体で回収してもらえなかったパーツ」や「大量のパーツ」の処分に困っているということでしたら、不用品回収業者の利用を検討しましょう。
【不用品回収のメリット】
- どんな状態のパーツでも、複数あっても回収してくれる
- さまざまなジャンルの不用品をまとめて回収してくれる
- 分別や運搬など面倒な作業をスタッフにおまかせできる
- まだ使えるパーツを売ることもできる
- 家にいながら査定OK
弊社「出張回収センター」でも、車のパーツやカー用品、それ以外のさまざまな不用品の回収・買取を行っています。
年中無休で受付をしておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください！
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