クリスマスツリーは何ごみで捨てる?処分方法6選と注意点を解説

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クリスマスツリーは何ごみで捨てる?処分方法6選と注意点を解説

クリスマスのシンボルでもあるクリスマスツリー。
毎年欠かさず家で飾るという方も多いのではないでしょうか。
クリスマスツリーは飾る期間が限られていることもあり、通常の使用では頻繁に買い替えるものではありません。

それでも「子どもが成長し、クリスマスツリーを飾らなくなった」「引っ越した部屋の広さに合ったツリーに買い替えたい」といった生活の変化で、不要になることもりますよね。

また、使用年数が長いクリスマスツリーは、変色や劣化などの不具合も出てきます。
そんなとき、「クリスマスツリーはどうやって捨てるの?」「大きいツリーを簡単に捨てる方法はないの?」と処分方法に悩む方も多いようです。

今回のコラムでは、クリスマスツリーの処分方法や手順についてお伝えしていきます。
クリスマスツリーの処分を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

クリスマスツリーはいつ飾っていつ片づけるべき?

クリスマスツリーは何ごみで捨てる?処分方法6選と注意点を解説

クリスマスムード一色だったショッピングモールの店内が、クリスマスの翌日にはすっかりお正月を迎える雰囲気になっている・・・なんてこともあるように、日本では12月25日が過ぎたらすぐにクリスマスツリーを片づけるのが一般的です。
しかし、海外ではツリーを飾る日や、片づける日がきちんと決まっているのをご存じでしょうか?

イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスは、キリスト教徒にとって最も大切な行事です。
そのため、1日で終わるイベントではなく「待降節(たいこうせつ/アドベント)」という準備期間と、クリスマスのお祝いをする「降誕節(こうたんせつ)」という期間が設けられています。

そしてキリスト教圏の国や家庭では、その期間や祝日に合わせてツリーを飾り、片づけをおこなうのが一般的です。

期間の名称期間内容
待降節12月25日の4週間前の日曜日~12月24日クリスマスのお祝いの準備をする期間
※初日にツリーを飾る
降誕節12月25日~1月5日クリスマスを祝う期間
公現祭1月6日イエスキリストの顕現を記念する祝日
※1月6日の夕方~翌日にツリーを片づける

日本ではあまり宗教的な意味合いでクリスマスをお祝いすることはしないため、クリスマスツリーを飾ったり片づけたりする期間が決められているのは意外な感じがしますね。

とは言え、海外でもこれらの行事はキリスト教のもの。
「絶対にこの日にツリーを片づけなければならない!」ということではないので、あまり気にしなくても問題なさそうです。

クリスマスが終わり、お正月の飾りを出すまでの間を目安にして、ツリーを片づけておくのが良いでしょう。

クリスマスツリーは何ごみ?処分の注意点

クリスマスツリーは何ごみで捨てる?処分方法6選と注意点を解説

クリスマスツリーは机にも置けるミニサイズのものから、2m近くある大型のものまでサイズ展開が豊富です。
さらに定番のプラスチック製のもの以外に、木製、金属製のもの、本物のモミの木やマツの木といった生木を使用したツリーなど、実にさまざまなタイプ・素材のものが流通しています。

自治体でツリーを捨てる場合には、このような「サイズ」と「素材」を確認し、適切な分別をしてから処分する必要があります。

まずは、クリスマスツリーを何ごみに分別するか解説していきます。

サイズが大きいツリーは「粗大ごみ」

多くの自治体では、30cm角(地域によっては50cm角)を超えるサイズのものは「粗大ごみ」として処分するとしています。
そのため、規定サイズ以上の大きなクリスマスツリーは、基本的には「粗大ごみ」として処分が可能です。

自治体具体例分別区分備考
埼玉県朝霞市クリスマスツリー粗大ごみ50cm未満のものは不燃ごみ
愛知県名古屋市クリスマスツリー
(装飾品含む)
可燃ごみ30cm角以上のものは粗大ごみ
神奈川県横浜市クリスマスツリー燃やすごみ50cm以上のものは粗大ごみ

自治体によっては詳しく指示がないこともあります。
また、モミの木やマツの木といった生木を捨てる際には、長さに制限がある場合や、「根についた土は取り除いて粗大ごみに出す」といった細かい指示がある場合も。

捨て方や分別がはっきりとわからないからといって適当に処分をすると、回収してもらえないこともあるため注意しなければなりません。
不明点がある場合はお住まいの自治体に直接問い合わせをして、確実にごみを出せるようにしておきましょう。

分解して捨てる場合は素材ごとに「分別」が必要

  • 粗大ごみ規定サイズ以下のクリスマスツリー
  • 分解したクリスマスツリーのパーツ
  • ツリーを飾るオーナメントや電飾などの装飾品

上記のものは、木製のものであれば「可燃ごみ」、プラスチックでできているものであれば「可燃ごみ」や「プラスチックごみ」、金属製なら「不燃ごみ」や「金属ごみ」、といったように素材ごとに分別し、ごみに出す必要があります。
その分別方法で捨てるかは、自治体のホームページや広報などで確認しておきましょう。

一般的に、ツリーやオーナメントを捨てる場合は以下のように分別されます。

素材分別区分
プラスチック製のツリー
プラスチック製のオーナメント
可燃ごみ
不燃ごみ
プラスチックごみ
木製のツリー
木製のオーナメント
生木の枝や葉
可燃ごみ
金属が含まれたパーツ不燃ごみ
電飾など電気製品不燃ごみ
小型家電回収ボックス
布でできたオーナメント可燃ごみ

また、生木のツリーの場合、枝や葉、幹をカットして可燃ごみとして出す以外にも、鉢や土を分別して処分する必要があります。
植木鉢は、プラスチック製・木製のものは「可燃ごみ」、陶器製のものや金属製のものは「不燃ごみ」となることが多いですが、土は一般ごみでは捨てられず別の方法で処分しなければならないことも多いため注意しましょう。

▼土の処分についてくわしく知りたい方はこちら▼

生木は販売店の回収サービスを利用できる場合も

ツリーとして使用した生木は、ごみとして捨てる以外に「販売店の回収サービスを利用する」という方法で処分できる場合があります。

例えば、北欧家具のブランド「IKEA(イケア)」では毎年、生木のクリスマスツリーを販売し、年明けには使用済みツリーの回収を行っています。

IKEA Familyメンバーなら使い終わったツリーと「ツリー購入証明書」を返却期間内にイケア店舗にお持ちいただくと、「ツリー購入証明書」を1,000円分のお買物クーポンとしてご利用いただけます。回収したツリーは、地域の規制に従って責任をもって処分されます。

IKEAホームページより引用

ツリーの回収はIKEAで購入したモミの木のみが対象で、他のお店で購入したものは対応不可です。
また、返却期限を過ぎた場合やツリー購入証明書を持っていない場合は、返却できなくなってしまうため注意しましょう。

IKEAだけでなく、生木のツリーを販売している植物専門店やホームセンターであれば植木の回収をしてくれる場合もあります。
ごみとして捨ててしまう前に、一度購入した店舗に相談してみてはいかがでしょうか。

クリスマスツリーの処分方法6選

クリスマスツリーは何ごみで捨てる?処分方法6選と注意点を解説

クリスマスツリーの処分方法は、以下の6通りです。

  1. 自治体のごみ回収に出す
  2. リサイクルショップで売る
  3. フリマアプリ・ネットオークションに出品
  4. 人に譲る・ジモティ
  5. 寄付する
  6. 不用品回収業者に依頼

クリスマスツリーの状態や大きさ、素材によって処分の方法が異なりますので、お手持ちのツリーとご自身の希望に合わせた処分方法を選択してみてください。

①自治体のごみ回収に出す

不要になったツリーは、自治体のごみ回収で捨てることができます。

しかしお伝えしたように、ツリーのサイズや素材によって捨て方やかかる費用が異なるため、注意してください。

クリスマスツリーを処分する際は、お住まいの自治体の分別ルールを確認し、不明な点は問い合わせておくことが大切です。

■粗大ごみで捨てる

自治体によって分別ルールや手順、費用は異なりますが、ツリーを「粗大ごみ」として捨てられる自治体のほとんどは、粗大ごみの処分の際に事前予約が必要です。

例として愛知県名古屋市の粗大ごみの捨て方の手順を確認してみます。

  1. 収集日の7日前までに粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申込み
  2. 収集日、収集場所、料金を確認する
  3. 指定の販売店で(スーパーやコンビニ他)、手数料納付券(シール)を購入
  4. クリスマスツリーに受付番号や氏名を記入した手数料納付券を貼る
  5. 収集日に指定場所に出す

名古屋市のホームページに掲載されている粗大ごみ手数料の目安には、「クリスマスツリー」の記載がありませんでした。
そのため、費用については申込時に確認する必要があるでしょう。

自治体のホームページにクリスマスツリーの記載がある場合も、あまりに重いもの、大きすぎるものは回収してもらえないケースがあります。
どちらにしても事前予約の際に聞いておくと安心です。

■処理施設に持ち込み

クリスマスツリーを運搬できる方は、ツリーを自治体のごみ処理施設に自己搬入するという方法もあります。

自治体によって搬入の手順には違いがあります。
ここでは愛知県名古屋市を例として、ごみ処理施設に自己搬入する際の手順を確認してみましょう。

  1. 事前に処分するものを「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別する
  2. 車に処分するごみを積んだ状態で、お住まいの区の環境事業所で受付
  3. 環境事業所で搬入する処理施設を教えてもらう
  4. 指示された場所まで自分で搬入をおこない、ごみを車から降ろす
  5. 計量を行い、手数料を支払う
    処理手数料は10キログラムまでごとに200円(支払いは現金のみ)

名古屋市では事前予約は必要ありませんでしたが、自治体によっては必要な場合もあるため注意してください。

※年末年始は特にごみ処理施設が混雑します。クリスマスが終わってからツリーを処分しよう、と思っていると自治体によっては受付をしてもらえず、年内に捨てられない場合がありますのでご注意ください。

■可燃ごみ・不燃ごみとして捨てる

粗大ごみの規定サイズ以下の小さいクリスマスツリーや、ツリーを小さく分解したものであれば、素材ごとに分別し可燃ごみ・不燃ごみとして捨てることができます。

粗大ごみとして捨てるには費用がかかりますが、可燃ごみや不燃ごみとして処分ができれば費用は無料(ごみ袋代を除く)です。
可燃ごみの場合は回収頻度も多いので、すぐ捨てられるのがメリットといえるでしょう。

ただし、大きなツリーを分解するとなると工具を用意しなければならず、ツリーを分解・素材ごとに分別する手間や時間が必要になるのがデメリットです。

また、無理して作業をすると、ケガをする可能性や、床や壁を傷つける恐れもあります。

作業するときは十分なスペースを取り、ケガをしないように軍手をはめ、床を養生するなどして安全に作業するようにしてください。

②リサイクルショップで売る

まだまだ使える状態の良いツリーであれば、リサイクルショップに売却することも可能です。

取り扱いジャンルが豊富なリサイクルショップであれば、ツリー以外のものもまとめて買い取ってくれるため便利です。
また、持込査定であればその日に査定から支払いが完了するため、急ぎの場合にもおすすめの手段となっています。

ツリーを持ち運ぶ車や人手がない、という場合は宅配買取や出張買取を利用することもできます。

売る時期に注意しよう

クリスマスツリーをリサイクルショップで売却する際には、時期に注意が必要です。

11月~2月の間に使うことができる冬服やウィンタースポーツ用品などの一般的な冬物とは異なり、クリスマス関連商品は11月後半~クリスマスまでの限定期間しか使用できない製品です。

そのためリサイクルショップでは、クリスマスを過ぎてからツリーを売ろうとしても買取不可や、かなりの安価で取引される可能性が高くなってしまいます。

買取をしてもらいたいなら「クリスマス関連商品は10月〜11月中旬までにまとめて売る」ということを覚えておきましょう。

高く買い取ってもらうためのコツ

クリスマスツリーをより高く売るためには、購入時ついていた箱に入れるのはもちろん、付属品をすべて揃えて買取に出すことが大切です。

クリスマスツリーの付属品には以下のようなものがあります。付属品がある場合には全て探して揃えておきましょう。

  • クリスマスオーナメント
  • 電飾
  • クリスマスポット
  • ポットカバー
  • ツリースカート
  • 麻袋 など

また、クローゼットや押し入れに入れたままになっていたツリーでも意外とホコリや汚れがついていることがあります。
査定前にはできるだけ、ホコリや汚れをとり、きれいな状態にしておくと査定の際の印象を良くすることができます。

③フリマサイト・ネットオークションに出品

クリスマスツリーはフリマサイトやネットオークションに出品して売ることも可能です。

これらのサイトはリサイクルショップと違い、時期が外れていても需要があれば売却が可能です。
また、自分で値段が付けられるので、リサイクルショップでの買取価格に納得がいかなかった場合に利用するのもいいでしょう。

使用料は無料のアプリも多いため、スマホひとつあれば手軽に、簡単に出品が可能で便利な手段です。
ただし、すぐに売れるとは限らないので、急ぎの場合には他の手段を検討したほうがいいかもしれません。

サイズと送料・手数料に注意

手軽に使えて便利なフリマアプリ・ネットオークションですが、販売額を決定する際には、送料と手数料をあらかじめ確認しておくようにしましょう。

サイズが大きければ大きいほど送料が高額になるため、大きなクリスマスツリーであれば送料が数千円と高額になってしまいます。
また、梱包材も必要となるため、かかる費用を計算したうえで販売額を決めておくのが大切です。

④人に譲る・ジモティーを使う

思い入れのあるクリスマスツリーや、売るほどではないけれどまだ使える状態の良いツリーをお持ちであれば、知人や友人に譲って使ってもらうという方法もあります。

小さなお子さんがいるご家庭など、必要としている方に譲ることができれば処分費用もかからず、捨てずに済むのでエコな方法です。

周りにクリスマスツリーを譲る人がいなかった場合は、不用品を「譲りたい」「譲ってほしい」人が無料で利用できる掲示板、「ジモティー」を使って譲り先を探すことも可能です。

ジモティーは無償で不用品を譲ることもできますが、値段をつけることも可能。

売却できた場合でも手数料がかからず、指定した場所に取りに来てもらえれば送料もかからないため、処分費用をなるべく節約したい方にもおすすめの方法です。

⑤寄付するという方法も

クリスマスツリーをボランティア団体や地域の保育園や施設に寄付するという方法もあります。
寄付として受け入れてもらえるかどうかは施設によって違いがありますので、きちんと事前に確認しておきましょう。

近所に寄付できる施設や団体がない場合はインターネットで寄付先を探すこともできますが、クリスマスツリーを郵送して寄付する際の送料は自己負担です。

大きなツリーは送料も高くなるため、郵送での寄付をする場合は送料に注意してください。

弊社、出張回収センターでも、「ユースマイル」というサイトにて、クリスマスツリーの寄付を受け付けています。

クリスマスツリーだけでなくさまざまな不用品を寄付できるので、断捨離で出た不用品を寄付したい方、寄付活動に興味のある方はぜひ一度、ホームページをご覧になってみてください。

▼「ユースマイル」詳しくはこちらから▼

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⑥不用品回収業者に依頼

  • 年末の大掃除でクリスマスツリーのほかにも処分する不用品が出た
  • 査定を受けたいけれどツリーが大きくて持ち運ぶのが面倒
  • 引っ越し前なのですぐに取りに来てほしい

このようなご希望がある場合は、不用品回収業者に依頼するのをおすすめします。

不用品回収業者であれば、クリスマスツリーだけでなくさまざまな不用品を回収可能。
自宅まで取りに来てくれ、スタッフが運び出しまで全ておこなってくれるので手間がかかりません。

買取もしている業者であれば回収と同時に査定もしてもらえます。
自宅で査定後、売れるものは現金化、売れないものはそのまま処分までしてもらえるので、時間と手間を短縮できて便利です。

また、年中無休、即日対応の業者であれば、早ければその日のうちに不用品を処分できるというのもメリットの一つ。
夜間にも作業してもらえるので、急ぎの場合にもおすすめです。

業者選びのコツ

不用品回収業者の中には、回収した後に正しく処分していないことや、回収後に追加請求されるといったトラブルも報告されています。
こうしたトラブルに遭わないためにも業者を選ぶ際は複数の業者で見積もりを取り、内容を比較することが大切です。

複数の業者の見積書の内容を比較することで、料金の相場を知ることができ、業者が不当な請求をしていないか確認できるほか、同じサービス内容でより費用が安い業者を選ぶことができるので費用の節約にもなります。

業者選びのポイントは以下のとおりです。

  • 口コミを確認する
  • 電話口の対応を判断材料にする
  • 実績のある業者を選ぶ
  • 業者のブログを見てみる

まとめ

クリスマスツリーは何ごみで捨てる?処分方法6選と注意点を解説

今回のコラムでは、クリスマスツリーの処分方法を以下の6つご紹介しました。

ツリーを処分することになったとき「ツリーが大きくて運べない」「持ち運ぶ手段がない」「他のものもまとめて処分がしたい」というお悩みがありましたら不用品回収業者に依頼してみてはいかがでしょうか?

大きなクリスマスツリーを運び出してくれるだけでなく、いろんな不用品をまとめて買取・回収してくれるので手間がかかりませんし、夜間や年末年始の忙しいときでも対応してもらえるのが便利です。

弊社、「出張回収センター」でもクリスマスツリーの回収・買取を行っています。

無料の見積もりも実施しているので、持ち運べないクリスマスツリーの処分にお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください!

対応可能品目数、業界随一!

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