コンプレッサーの処分方法!売却できるコンプレッサーについても解説

目次

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工場や建設現場、車のタイヤの空気入れなどに使用される「コンプレッサー」は、別名「空気圧縮機」と言うように空気を圧縮し、その空気圧を利用するための機械です。
一般の人にはあまり馴染みのない機械ではあるものの、塗装やDIY用として家庭でお持ちの方もいるでしょう。

とは言えコンプレッサーの処分を考えたとき、すぐに方法が思いつかないひともいるのではないでしょうか。
近年ではごみに関する規制が厳しく、コンプレッサーを簡単に捨てられないことも多いと言います。

そこで今回はコンプレッサーの処分方法についてまとめています。
お得な買取方法や処分費用についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事でわかること】

  • コンプレッサーの処分方法
  • コンプレッサーの売却方法
  • 買い取ってもらえるコンプレッサーの特徴
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コンプレッサーの処分方法3選

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コンプレッサーの処分方法はいくつかありますが、コンプレッサーの大きさや住んでいる自治体によって選択肢が異なります。
また、「家庭から出るごみ」なのか「業務用」かによっても手順が異なる場合があるため、注意しましょう。

処分方法1.自治体の粗大ごみで捨てる

家庭から出たコンプレッサーであれば、自治体で「粗大ごみ」として捨てられる場合があります。
コンプレッサーを粗大ごみで回収してくれるかどうかは自治体によって異なりますので、お住まいの地域のルールを確認してみましょう。

例えば愛知県名古屋市では、コンプレッサーの回収をおこなっていないため注意してください。(2024年11月名古屋市環境局作業課へ問い合わせ)
「粗大ごみ」や「不燃ごみ」などいずれも回収不可で、販売店や製造メーカーへ相談することとなっています。

一方なかには、「コンプレッサーの回収が可能」という自治体もあります。
とは言え、コンプレッサーの回収の有無はホームページに記載していない場合も多いため、不明な点は役所へ問い合わせください。

ちなみに、業務用のコンプレッサーを廃棄する場合、扱いは「産業廃棄物」となるため自治体の粗大ごみでは回収してもらえません
産業廃棄物を処理するには都道府県から「産業廃棄物収集運搬業許可」を受けている業者へ委託する必要があります。

粗大ごみで回収できる地域を一部ご紹介します。

自治体名回収条件回収手数料
神奈川県横浜市・プラスチック製で50㎝未満のものは燃やすごみへ
・金属製で30㎝未満のものは小さな金属類へ
要問合せ
神奈川県横須賀市申し込みは電話でおこなう520円
静岡県静岡市・葵区(安倍6地区を除く)、駿河区、清水区:戸別収集(申し込みが必要)
・葵区(安倍6地区):集積所収集(申し込みは不要)
要問合せ

粗大ごみで出す場合は一般的に、事前申し込み(予約)が必要になります。
申し込み方法はインターネットや電話、FAXなどがほとんどですが、横須賀市のように「電話申し込み」と指定されている場合もあるかもしれません。
コンプレッサーの回収については自治体のホームページで詳しい記載がないこともあるため、不明な点は直接問い合わせて確認しましょう。

粗大ごみの一般的な利用手順は以下のとおりです。

  1. 自治体のホームページや電話にて収集の申し込みをする
  2. スーパーやコンビニなどの販売店で「手数料納付券(シール)」を購入する
  3. シールに必要事項を記入し、ごみに貼る
  4.  指定日に、指定場所へごみを出す

コンプレッサーを粗大ごみで出すときは、以下のことに注意してください。

  • 自分で持ち運びができるか確認する
  • 回収日が少ないため、すぐには捨てられない

コンプレッサーのなかにはかなり重いものもあります。
粗大ごみの回収は「自宅前」や「収集場所」まで自分でコンプレッサーを運搬しなければなりません。
「階段がある」「一人では運べない」など、回収日当日に焦ることがないよう、事前に確認しておきましょう。

また、自治体の粗大ごみ回収は1か月に1回程度のところが多く、申し込みのタイミングによっては回収まで何週間も待つことも。
すぐには捨てられないことも踏まえて選択してください。

処分方法2.買取業者に売却する

コンプレッサーは古いものや壊れたものでも部品のとしての需要もあり、条件次第では買い取ってもらえる可能性があります。
また、新しいものや状態の良いものは高値が付く可能性もあるため、まずは査定に出してみるのがおすすめです。

コンプレッサーの売却方法は次の選択があります。

  • 工具や機械専門の買取業者へ出す
  • リサイクルショップへ依頼する
  • フリマサイト・ネットオークションを利用する

■工具や機械専門の買取業者

コンプレッサーを査定に出す際は、工具や機械専門の買取業者に出すことをおすすめします。
専門の買取業者では知識を持つプロのスタッフに査定してもらえるため、正しい査定額が出やすいことや高値で買い取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。
また、自社で故障の修理ができたり、再販ルートを持っていたりするため、多少不具合があっても買取を受け付けてもらえるかもしれません。

コンプレッサーの買取業者についてはネットで検索すると出てきますが、近くに業者がないということもありますよね。
買取業者では「出張買取」も対応していることがあるため、問い合わせてみましょう。

■リサイクルショップ

さまざまな商品を取り扱うリサイクルショップでも、コンプレッサーの買取をおこなっている場合があります。
お近くにリサイクルショップがある場合や、コンプレッサー以外のものも売りたい場合などは利用してみてもよいでしょう。

リサイクルショップを利用するメリットは、「多種多様なジャンルのものを同時に売却できる」ということです。
ジャンルごとに買取店を変える必要がなく、手間や時間を省くことができます。
また、家の近くに店舗がある方は思い立った日に売りたいものを持ち込むことができ、売れた場合はその場で現金化することも可能です。

しかし、このようなリサイクルショップでは店舗を構えていたり、人件費がかかったりするほか、専門知識を持たないスタッフが査定する場合もあります。
そのため、専門店と比べると買取額が安くなってしまうでしょう。
また、修理やパーツの再利用ができないため、状態のよいものでないと買取を断られてしまう可能性が高いです。

■フリマサイト・ネットオークションを利用する

フリマサイト・ネットオークションでコンプレッサーを出品し、売却する方法もあります。
実際に大手フリマサイトである「メルカリ」や「Yahoo!フリマ」でもコンプレッサーが多数出品されているため、価格相場や取引事例などを確認してみましょう。

こうしたサイトでは自分で価格が付けられることから、「思ったより高額で売れた」「買取店より高値で売れた」ということもあります。
利用者が多く、売却が難しいものでも売れる可能性があるのもメリットと言えるでしょう。

その一方、個人間での取引となるためトラブルにならないよう注意しなくてはなりません。
出品の際は写真と説明文を載せますが、種類や型式以外にも使用年数やコンプレッサーの状態、付属品の有無などを正しく伝えましょう。
また、必ず動作確認をおこなってください。

さらにコンプレッサーが売れた場合は梱包や緩衝材で本体が傷つかないようにし、配送する必要があります。
大型のコンプレッサーの場合は配送料が高額になってしまうということもありますので、事前に配送手段やおおよその価格を確認しておくと安心です。

処分方法3.不用品回収業者へ依頼する

不用品回収業者では、小型から大型までさまざまなコンプレッサーを回収してもらえます。
申し込み後は自宅まで引き取りに来てくれるため、自分で運搬するのが難しいという方や、忙しくて回収日の朝運ぶのが面倒、という方も安心です。

不用品回収業者のメリットはそれだけではなく、以下のようなものがあげられます。

  • コンプレッサー以外のものも引き取ってもらえる
  • 不用品の分別が不要
  • 土日や夜間など、都合に合わせて利用できる
  • 買取サービスや引っ越し、ハウスクリーニングなどオプションが充実
  • 許可を持つ業者であれば家庭用・業務用のどちらも依頼できる

不用品回収業者は家庭やオフィスから出る不用品の多くを回収してもらえます。
コンプレッサーのように、自治体では捨てにくいものであっても引き取ってもらえることが多いため、処分に困っているものがあれば一緒に依頼してみましょう。

また、業者の中には不用品買取をおこなっていることもありますので、コンプレッサーの状態が良い場合は査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
ほかにも依頼した不用品の中に買取品があれば、処分費用から差し引いてもらえるため、お得に利用できます。

ただし、このようなサービスの有無や処分費用などは業者によって異なります。
できれば2~3社で見積もりを取り、サービス内容やスタッフの対応を比較し、希望に沿った内容の業者を利用しましょう。

不用品回収業者へ依頼する手順

業者へ依頼する手順は次のとおりです。

  1. お住まいの地域に対応している不用品回収業者を検索
  2. 気になる業者があれば見積もり依頼をする(メールや電話などで可能)
  3. 実際の現場や品物を見てもらい、見積もりを出してもらう
  4. 内容が納得できたら契約
  5. 打ち合わせた日時に不用品を回収

近年では、ポストへのチラシの投入や電話勧誘などをおこなう業者も多くいます。
そのような業者の中には、作業後に事前の予定とは違う金額を請求されたり、回収品を正しく処分されていなかったりする悪質な業者がいることも。
業者選びの際はできるだけホームページを確認し、実績や実例、対応できるサービスを見てから自分の希望に合う業者を選びましょう。

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安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者をまとめている記事もあるので、こちらもご確認ください。

コンプレッサーの買取について

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コンプレッサーは身近な機械とは言えませんが、業務用はプロに、小型のものや家庭向けのものもDIY用や趣味用にと、一定の需要が期待できるものになります。

ここではどのようなコンプレッサーが買い取ってもらいやすいかや、高く買い取ってもらうコツをご紹介します。

買取可能なコンプレッサーとは

コンプレッサーを買取査定に出した場合、業者の中には「自社で修理可能だから故障していてもOK」ということもあるかもしれません。
しかし基本的には、次のようなコンプレッサーが買い取ってもらいやすくなります。

  • 動作確認が取れるもの
  • 錆びや大きな傷がないもの
  • 製造年が新しいもの
  • 付属品が揃っているもの
  • 人気メーカーのコンプレッサー

付属品とは「外箱」や「取り扱い説明書」などですが、ほかにも「エアーホース」「エアガン」「エアブラシ」などのパーツもあわせて出しましょう。

買取額アップが期待できる人気メーカー

コンプレッサーも人気メーカーのものは買取額アップが期待できます。
人気のメーカーは次のとおりです。

  • 日立
  • マキタ
  • アネスト岩田
  • ボッシュ
  • クボタ
  • マックス
  • リョービ

なかでも「アネスト岩田」や「日立」のコンプレッサーは需要が高いため、状態が良ければ高額での買取が期待できます。

査定に出す前に気を付けること

コンプレッサーを少しでも高く買い取ってもらうためには、次のことを意識しましょう。

  • 査定前にメンテナンスをおこなう
  • 不要になったら早めに売る

コンプレッサー以外のものでも言えることですが、査定に出す際にはなるべく「キレイな状態で出す」ことを心がけてください。
そのため埃や汚れ、土などが付着していた場合は柔らかい布で拭き取っておくようにします。
オイル交換やフィルター清掃をおこなった場合はそのことも伝えておきましょう。

また、コンプレッサーは長い期間使用せずに放置していると、部品が劣化して動かなくなることもあります。
製造年が新しいものが売れやすいことも踏まえると、なるべく早く売るのがおすすめです。

よくある質問

Q コンプレッサー1点だけでも引き取ってもらえますか?

A.はい、大丈夫です。当社では不用品の個数の条件などはございません。コンプレッサー1点から回収可能ですのでご安心ください。

Q コンプレッサーと一緒にエンジンオイルやガソリンの引き取りもできますか?

A.コンプレッサーに使用したエンジンオイルやガソリンの引き取りも可能です。
そのままの状態で引き取りでき、お客様にしていただくお手間もありませんのでご安心ください。

Q 重すぎて動かせないコンプレッサーでも回収してもらえますか?

A. はい。回収いたします。経験豊富なスタッフが建物などに傷がつかないよう気をつけて、エアーコンプレッサーの運び出しを行います。お客様の手をお借りすることなく回収することが可能ですので、安心してお任せ下さい。

Q 本日中に処分したいのですが、回収に来てくれますか?

A. はい。お伺いいたします。お近くを巡回しているトラックを手配いたしますので、名古屋市内なら最短30分、愛知県下ならご依頼いただいた即日にご対応可能です。ただし、お問い合わせ時の予約状況によってはすぐにお伺いできない場合もございますので、お急ぎの場合は早めにご依頼いただくことをおすすめいたします。

Q 壊れたコンプレッサーでも引き取ってもらえますか?

A. はい。壊れて動かないエアーコンプレッサーでも問題なくお引き取りいたします。壊れているかどうかで回収料金が増減することはございませんのでご安心ください。

まとめ

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コンプレッサーは一般には身近な機械ではありませんが、プロユーザーや一部の方には需要があるものです。
不要になった際は売却をし、お得に手放すことも検討してみてください。

また、自治体での処分についてはできないことが多いものの、地域によっては回収してもらえます。
お住まいの自治体での対応を確認し、処分できない場合は別の手段を考える必要があります。

当社「出張回収センター」では、コンプレッサーの回収・買取をおこなっています。
拠点のある愛知県では空きがあれば即日対応も可能。
また、「産業廃棄物収集運搬業」の資格を取得しているため、業務用のコンプレッサーも回収できます。
まずはお気軽にご相談ください。

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