Bye Bye Moore

PoCソルジャーな零細事業主が作業メモを残すブログ

【読書メモ】言語学の考え方

中公新書から出ている、言語学入門の本です。
黒田龍之介先生の別の本を読んだので、もうちょっと素人よりの本紙を見て見ました。

諸外国語から日本語、さらに漢文の事例を使って言語というものを考えていくスタイルです。
知らない言葉が結構でてきて面白かったです(小学生並みの感想)

「全然」が明治時代には肯定語と一緒に使われていた事例をあげて、
最近の「全然」は否定と繋げなくてはならないという風潮を指摘する部分が
そこかはとなくパオロ・マッツァーリノ氏の「誰も調べなかった日本文化史」を彷彿とさせました。
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