IEC 61131-3という規格で決められているのですが
有名なラダー言語(LD)以外にもいくつか定義がされてます。
PLCopenという業界ページによると
two textual languages, IL (Instruction List) and ST (Structured Text),
and two graphical languages, LD (Ladder Diagram) and FBD (Function Block Diagram).
Sequential Function Chart (SFC) elements are defined for structuring the internal organization of programmable controller programs and function blocks.
とあり、
文字ベースの記述として
- IL(指示集?)
- ST(構造化文)
図形ベースの記述として
- LD(ラダー図)
- FBD(機能ブロック図)
- SFC (シーケンス図)
があるようです。
日本で圧倒的に普及しているのはLDですが、海外では状況によって使い分けされているようですね。
メーカーがキチンとつくっていれば、それぞれは交互の読み替えができます。
実際には、そう上手くはいかないみたいですが……。
さらに、LDも最新の第三版ではオブジェクト指向に対応したり、POUといって機能ごとに丸め込む機能がつくなど改良の兆しもあるようです。
業界でよく聞く、「他所が作ったチャートは読めない」「一度つくった成果物の流用ができない」といった問題も
使うツールを変えれば案外なんとかなる局面はあるのかもしれませんね。