- 作者: アンダースエリクソン,ロバートプール,Anders Ericsson,Robert Pool,土方奈美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
超一流になるのは才能か努力か?
……何やら凄い挑発的タイトルですね。
結論からいうと「訓練で超一流と言われるレベルになる事は可能」とのこと。
また、一流と呼ばれる人々に遺伝子的共通性は何ら見当たらなかった、とも。
このあたりは橘玲さんの推している遺伝子で大体決まるという意見とは逆ですね。
ただし、これら適切な訓練は「限界的練習」と文中で呼ばれているように生半可なものではありません。
常に限界を少し超える程度の負荷を掛け続ける事で、才能は発達すると。
また、負荷が落ちると能力が萎む事例も紹介されています。
この辺りは一万時間練習説やプログラマ35歳限界説を裏付けるような話なのかも。