首相の仕事が皇室のご公務化した件

野田佳彦首相の仕事がだんだん皇室のご公務に近付いていることを実感するこの頃。
「映画まね13時間演説」=野田首相(時事)

野田佳彦首相は22日、東京・六本木の六本木ヒルズで開かれた第24回東京国際映画祭のオープニングセレモニーに出席した。
タキシードとちょうネクタイ姿の首相は、緑色のカーペットの上を歩いて会場入り。あいさつでは、米国映画の名作「スミス都へ行く」の影響を受け、街頭で長時間演説した経験を披露した。
作品は、青年上院議員が長時間の反対弁論による議事妨害の手法フィリバスターを駆使し、悪徳政治家と対決するという内容。首相は「映画をまねて13時間しゃべり続けたことがあります。きょうは13時間しゃべりませんからご安心ください」と語り、会場の笑いを誘った。

首相就任以来、野田首相は週末を中心にあちこち視察しまくっている。

野田首相、「政治の師匠」細川元首相の個展を見学(2011年10月19日朝日)

野田佳彦首相は19日夜、細川護熙元首相の個展が開催されている東京・虎ノ門の菊池寛実記念智美術館を訪れた。首相が政治の師匠と仰ぐ細川氏の案内で、約30分にわたって、漢詩の世界を表現した油絵や書などを鑑賞した。
首相はこの日、韓国での首脳会談を終えて帰国。首相官邸に戻らず、美術館に向かった。

野田首相視察:「除染しきれっかな」…詰め寄る仮設住民(2011年10月18日毎日)

東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から7カ月余の18日に福島県内を視察した野田佳彦首相

野田首相が認定こども園を視察、「子育て支援策を編み出したい」/横浜(2011年10月14日神奈川)

野田佳彦首相は14日、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ横浜市青葉区の認定こども園「三陽幼稚園・三陽保育園」を視察17 件し、子育て支援策の推進に意欲を示した。

農業者らと意見交換 野田首相が農場視察(2011年10月12日朝日群馬版)

野田佳彦首相は10日、県内を訪れ、若手農業者らと意見交換をした。環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題を抱え、現場の声を聞くのが目的。
午前中は川場村の田園プラザ川場を訪問し、地元産のコメやブドウ、リンゴなど約3千円分を買った。

朝霞の公務員宿舎問題、政府対応二転三転に市民は「もうどっちでも」(2011.10.3産経)

建設続行か中止かで揺れた埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎問題は、野田佳彦首相が3日、現地を視察し、5年間の事業凍結を安住淳財務相に指示したことで一定の決着を見た。

野田総理、ものづくりの現場を視察(2011年09月19日)

野田佳彦総理(代表)は19日午後、斎藤勁内閣官房副長官、城島光力幹事長代理(神奈川県連代表)、吉田大成神奈川県連幹事長、地元選出の岡本英子衆議院議員とともに、日本をリードしている「ものづくり」の現場の視察として、横浜市神奈川区の日産自動車横浜工場を訪れた。
視察後には、カルロス・ゴーンCEOをはじめとする日産自動車経営陣と意見交換をおこなった。

野田首相「リアルに肌で感じた」 岩手、宮城両県の被災地視察(2011.9.10産経)

野田佳彦首相は10日、東日本大震災で津波被害を受けた宮城県気仙沼市と岩手県陸前高田市を視察した。首相は被災自治体との意見交換で「国としてスピード感をもって対応するため、地元の意見や要請を受け止めたい」と表明し、平成23年度第3次補正予算案に被災地の意向を反映させる考えを示した。

野田首相、豪雨被害を視察 和歌山県知事と会談(2011.9.9産経)

野田佳彦首相は9日午後、台風12号の影響による豪雨に見舞われた和歌山県を訪問する。自衛隊のヘリコプターで土砂崩れ現場などを上空から視察。仁坂吉伸和歌山県知事や寺本真一那智勝浦町長らから被害状況の説明を聞く。

野田首相、福島原発など視察 復興基金設立を検討(2011年09月09日AFP)

野田佳彦首相は8日、就任後初めて福島県を訪問し、東京電力の福島第1原子力発電所を視察、約200人の作業員らに対し「福島の再生なくして、日本の再生なし」「克服できるかは皆さんがカギだ」などと述べて激励した。
また、事故対応の活動拠点「Jヴィレッジ」も訪れ、作業員や自衛隊員らを激励。佐藤雄平福島県知事との会談では、復興基金の設立を検討する考えを示した。

ところで、野田首相が就任したのは9月2日。まだ50日しか経っていないのに、記憶する限り計9回国内視察していることになる。ほぼ10日に1回のペース。中でも日韓会談後の帰国直後に細川護熙元首相の個展に駆けつけるのは泣けて来る。この分だと、他にも漏れている視察もあるのだろう。
ちなみに一昨日の20日には代々木のNHKを視察、夜9時のニュース番組に出演していた。通常、この場合、視察とは言わないが、この人に限っては視察みたく見えるのが不思議。要するにご公務としてのお仕事風なのだ。皇室で言うところの行幸啓、国内のお出ましだ。
先代の鳩山由紀夫、菅直人もかなり個性的なパーソナリティで毀誉褒貶があったが、こうして見ると、野田首相は、その無意味なパフォーマンスにおいてある意味、2人の上を行くアブノーマルぶりだ。そのアブノーマルさは一見、普通ぽいところが却って怖い。
Clickで救えるblogがある⇒にほんブログ村 ニュースブログへ