2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

北極の海氷面積、史上2位の遅さで1000万km2突破

(参照) 北極の海氷面積が11月26日、1004.8万㎢を記録し、1000万㎢の大台を超えた。これは昨年に次ぐ史上2位の遅さだ。史上5位の遅さで600万km2突破し、さらに「北極の海氷面積、史上3位の遅さで800万km2突破」ているので、さらにさらにペースが遅くなってい…

南極の海氷面積、1か月半ぶりに史上2位の小ささに戻る

(参照) 南極の海氷面積は11月18日に1491.0万km2を付け、1500万㎢割れをした。これは1986年の11月19日を下回り、昨年2016年の11月13日についで観測史上2位の早さだ。 これで史上1、2位が昨年、今年と2年連続で占めたことになる。先月27日段階では「南極の海…

10月の海上気温偏差、10か月連続0.6℃以上

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の10月の平均海面気温の偏差は0.63℃で、今年に入って1月から10月まで全月で0.6℃以上の記録を維持した。前月比では0.01℃の下降、前年同月比で…

10月の世界平均気温、過去3年で観測史上1〜3位独占

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年10月の世界の平均気温の偏差は0.90℃で、今年4月以来の0.90℃台を記録した。同月比較では、観測史上最高だった一昨年の1.08℃に次いで2位。昨年の0.89℃をわずかに上回った…

10月のCO2濃度、9月を上回り再び上昇へ

403.64 ppm monthly mean baseline CO2 for October 2017 at Mauna Loa— Keeling_Curve (@Keeling_curve) 2017年11月10日 Keeling_Curveによると、10月の月ベースCO2濃度は403.64ppmで前年同月401.57ppmより2.07ppm上回った。9月は403.38ppmだったのでわずか…

南極の海氷面積、史上3位の小ささに縮小

(参照) 南極の海氷面積は11月9日に1640.5万km2を付け、2001年同日の1649.8万㎢を下回り、昨年2016年の同日の1566.3万㎢、1986年の1605.3万㎢に次いで観測史上3位の小ささに戻った。 11月になってからの急降下が際立っている。先月27日には「南極の海氷面積、…

北極の海氷体積、史上4位の最小状態継続

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は10月が過ぎて観測史上最小4位の記録を継続している。 1位は2012年、1位とほぼ同じで2位は2016年、3位は2011年、4位2015年と見られるが、今年とほぼ同じと思われる。いず…

北極の海氷面積、史上3位の遅さで800万km2突破

(参照) 北極の海氷面積が10月31日、804.1万㎢を記録し、800万㎢の大台を超えた。これは史上3位タイの遅さだ。史上5位の遅さで600万km2突破しているので、さらにペースが遅くなっている。 史上最も遅かったのは昨年2016年の11月9日、2番目は2012年の11月3日だ…