2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

北極の海氷面積、700万km2割れは史上3番目の早さ

(参照) 北極の海氷面積が7月29日、697.7万㎢を記録し、700万㎢の大台を割った。800万㎢割れは史上4番目の早さだったが、今回は史上3番目の早さに加速した。上位4位は全て2010年代になってからの記録だが最速6位まで全て2010年代だ。 今後はさらに下振れして…

南極の海氷面積、史上最も遅い1500万km2突破

(参照) 南極の海氷面積が7月18日、1506.8万㎢となり、1500万㎢を突破した。1986年に記録した7月16日を2日分追い抜いて史上最も遅いペースになった。「北極の海氷面積、史上4番目に早い800万km2割れ」と南北両極で海氷面積がこの時期で最小水準となっている。…

北極の海氷面積、史上4番目に早い800万km2割れ

(参照) 北極の海氷面積が7月16日、798.6万㎢を記録し、800万㎢の大台を割った。2011年、2012年の7月14日、2016年の7月15日に次いで史上4番目の早さ。上位4位は全て2010年代になってからの記録だ。特に2016年、2017年と2年連続上位4位に入っている。これは100…

6月の陸上気温偏差、1年ぶり1.0℃台割れ

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の6月の平均海面気温の偏差は0.64℃で5か月連続0.6℃台を記録した。前月比では0.02℃の下降。前年同月比ではマイナス0.06℃だった。 一方、Mean …

6月の世界平均気温、一転して急落

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年6月の世界の平均気温は偏差0.69℃で、2014年11月の0.68以来、約2年半ぶりに0.7℃を割り込んだ。それでも6月としては2016年の0.79℃、1998年、2015年の0.78℃についで観測史…

6月のCO2濃度、年上げ幅3か月ぶり2ppm以上

CO2earthによると、6月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は408.84ppmで先月の409.62ppmを下回った。例年5月が年間最大値を記録するので想定内だが409ppmを下回ったのは3月以来3か月ぶり。 前年同月406.81ppmより2.03ppm上回った。前月比で2ppm以上を記録し…

北極の海氷体積、史上最小状態のまま真夏へ

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は6月が過ぎても依然として史上最小値街道を続行中だ。もう8か月間ずっと史上最小状態だ。 この時期は折れ線グラフが割と混み合う時期で錯綜しやすいが、目下、“ライバル”…