2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

CO2濃度デイリーベースで早くも過去最高に接近

CO2earthによると、2月26日のCO2濃度が408.97ppmとなり、過去最高を記録した昨年4月9日の409.44ppmに急接近している。このままでは昨年より約1カ月早く過去最高を更新しそうだ。 ちなみにこの日の数字は前年同月同日よりちょうど5ppmも高くなっている。デイ…

1月の海面気温偏差3か月連続0.5℃台

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の12月の平均海面気温の偏差は0.58℃で3か月連続0.5℃台を記録した。連続で0.5℃台を記録したのは2014年12月から2015年3月まで4か月連続記録し…

北極の海氷面積、史上最も遅い1400万km2乗せ

(参照) 北極の海氷面積が2月15日、1402.2万㎢を記録し、やっと1400万の大台にに乗せた。この数日、増加が滞っていた。 これまでの史上最も遅い1400万乗せは昨年の2月5日。更に10日遅れたことになる。これまでの年間の史上最小値1452.3万㎢に届くかどうかは…

1月の世界平均気温、昨年同月に次ぎ過去2番目の高さ

(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年1月の世界の平均気温は偏差0.92℃で、前年同月の1.13℃を下回ったが、一昨年同月の0.82℃を上回り、観測史上2位を記録した。 世界の月平均気温は一昨年10月から7か月連続1℃…

南極の海氷面積史上最小に

(参照)南極の海氷面積が2月13日、228.7万㎢を記録し、これまでの史上最小値1997年2月27日の229.0万㎢を破り、観測史上最小を20年ぶりに更新した。しかも2週間も早い更新だ。このままではトンデモないような史上最小値を記録しそうだ。 これまで北極の海氷減…

北極の海氷体積、観測史上最小驀進中

(参照)PIIOMAS February 2017によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は2月入っても過去最小状態のまま驀進中で、このまま年間最大値の観測史上最小を記録しそうだ。 2月過ぎても16000立方キロで、これまでの18000立方キロを約2000立方キロ下回っている。 これが…

1月のCO2濃度2か月ぶり上げ幅3ppm以上に

CO2earthによると、1月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は406.07ppmで、前年同月402.64ppmに比べ3.43ppm上昇した。昨年2月から10か月連続で前年同月比上昇幅が3ppmを超えていた。先月11か月ぶりに上げ幅が3ppmを割り込んでいたが、わずか1か月で回復した…

南極の海氷面積史上最速の250万km2割れ

(参照) 南極の海氷面積が2月2日、248.0万㎢を記録し、観測史上最速で250万㎢を割り込んだ。これまで250万㎢割れの最短記録は1993年と1997年の2月12日で10日速くなった。これまで過去の記録よりほぼ1週間早いペースだったが、さらにペースが早まったことにな…

北極の海氷面積、今冬4度目の失速

(参照) 北極の海氷面積が1月31日、1369.5万㎢を記録し、この数日、増加が滞っている。「北極の海氷面積、今冬3度目の失速」後、急速に上げて遅れを取り戻して一時「観測史上最小」状態から脱したが、今回のブレーキで再び観測史上最小状態に戻った。 北極は…