2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

北極の年間海氷最大面積、2年連続で史上最小記録

(参照) 北極の海氷面積が3月24日、1426.1万㎢となり、3月17日の1447.5万㎢から既に大幅に下がり、下方局面に入っていることが確認された。この結果、今年の最大面積は1447.5万㎢と確定し、観測史上最小を記録した昨年の年間最大値の最小面積1442.0万㎢(3月7…

北極の年間海氷最大面積、昨年を上回り、史上最小更新免れる

(参照) 北極の海氷面積が3月16日、1445.7万㎢となり、観測史上最小を記録した昨年の年間最大値の最小面積1442.0万㎢(3月7日)をかろうじて上回り、2年連続新記録更新には至らなかった。目下、観測史上2位だ。 先月までは「北極の海氷面積、昨年より1週間遅れ…

2月の海上・陸上気温偏差、ラ・ニーニャで更に下降か

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の2月の平均海面気温の偏差は0.50℃で、昨年11月から4か月連続0.5℃台になった。これは2014年10月から2015年3月までの6か月連続0.5℃台に続く長…

2月の世界平均気温、観測史上6位

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2018年2月の世界の平均気温の偏差は0.78℃で、前月と同じだった。2月としては2014年の0.52℃に次ぐ低さだ。 それでも2018年を上回ったのは2016年の1.34℃、2017年の1.12℃、2007年…

CO2濃度、3月で410ppm突破、昨年より1か月半早く

📈 410.18 parts per million (ppm) #CO2 in atmosphere March 7, 2018 🔗 #NOAA Mauna Loa data via https://t.co/PTTkLiy4Xs pic.twitter.com/ZRbsY2bYpp— CO2 earth (@CO2_earth) 2018年3月8日 CO2earthによると、大気中のCO2濃度は3月7日、410.18ppmとなり、…

南極の海氷面積、史上3位の小ささに後退

(参照) 南極の海氷面積は3月7日に254.1万㎢を付け、2017年3月16日、1993年3月9日に次いで観測史上3番目に遅い250万㎢以上に回復した日付となった。 今年は一時観測史上最小水準だったが2月下旬以降、持ち直し、3月初めには史上2番目の遅さに、そしてついに史…

北極の海氷体積、急速に上げ渋り

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は2018年2月末段階で上げ渋り、観測史上最小2位を維持している。 1月末段階では史上3位の2013年とデッドヒート状態だったが、ここに来て急速に下振れし、むしろ断トツで史…

CO2濃度、2月の上昇幅1月並み

CO2earthによると、2月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は408.35ppmで前年同月の406.42ppmより1.91ppm上回った。前月は前年同月比1.92ppmの上昇だったので上昇ペースはほぼ変わっていない。 仮に前年同月比が1.9ppm上昇が続くとすると、昨年の月ベースの…

最後の温暖化抵抗勢力、南極の外堀が埋められつつある

(参照) 南極の海氷面積は3月3日に237.5万km2を付け、昨年に次いで史上2番目の最小記録が確定した。先月までは昨年の史上最小記録を作った昨年を下回るペースだったが、2月末から急速に持ち直した。 このため、昨年、同月同日に付けた通年の最小記録210.6万㎢…