2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

3月の平均気温偏差24か月ぶりに1.0を回復

Monthly Mean Surface Temperature Anomaly の(Land+Ocean)ベースで今月は1.11℃を記録し、2017年3月以来、24か月ぶり、ちょうど2年ぶりに1℃以上を回復した。 今後2016年に見られたように毎月が1℃以上を記録する公算が出て来た。この2年間は温暖化の小休止だ…

3月の世界平均気温急騰、観測史上3位

NASAによると、2019年3月の世界の平均気温の偏差は1.11℃で、昨年同月の0.89℃より高くなり、一昨年に迫る観測史上3位の高さになった。3か月連続史上3位を継続中で、今月に入り、急騰した。 観測史上1位の記録は2016年が各月の大部分を占めているが、来月か再…

南極の海氷面積史上3位の遅さで500万㎢突破

南極の海氷面積が10日、501.2万㎢となり、史上3位の遅さで500万㎢を突破した。 史上1位は1980年の4月16日、2位は2017年の4月14日。この2年は飛びぬけて遅く、今年はようやく、ボリンジャーバンドの中に戻った格好だ。 <a href="https://eco.blogmura.com/earth/ranking.html?p_cid=10981729" target="_blank" ></a>

日本は冬に戻ったのに北極は超温暖化

4月なのに寒い 都内でも桜に雪 日本では10日、季節外れの大雪に見舞われたが、北極の海氷面積は棒下げ状態でボリンジャーバンドから決定的に下方にぶれている。一体どこまで下げるのか分からないくらいのダダ下げだ。 9日現在、北極の海氷面積は1361.0万㎢で…

北極の海氷、史上最速で1400万km2割れ

北極の海氷面積が4月5日、1395万2000㎢となり、1400万㎢を割り込んだ。これまでは昨年2018年の4月7日なので2日早まったことになる。ちなみに2016年は4月9日、2017年は4月10日だったのでほとんど数珠繋ぎのように最近は早まっている。このままでは数年後には3…

PIOMAS観測史上最小4位に

PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は2019年3月段階で観測史上最小4位の状況だ。前月の最小7位から順位を上げた。 例年ピークは4月だが、今年は3月に入ってから停滞しており、順位を下げている。このままでは3月が…