2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

CO2濃度、3月で観測史上最高に迫る勢い

CO2earthによると、3月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は409.46ppmで前年同月の407.18ppmより2.28ppm上回った。月別観測史上最高だった昨年5月の409.65ppmに迫る観測史上2位の記録だ。 また前月は1.91ppm、前々月は1.92ppmの上昇だったので久しぶりに2pp…

北極の海氷面積、再び史上最小に

(参照) 北極の海氷面積が4月23日、1349.3万㎢となり、同日ベースでは再び史上最小になった。これまで同日では昨年の1355.4万㎢が最も小さかった。 ごくわずかな記録更新だが、それ以前に比べると、この2年間はかなり小さくなっている。むすろ、海氷面積の縮…

3月の世界平均気温標準偏差4年ぶりの低温

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2018年3月の世界の平均気温の偏差は0.89℃で、3年ぶりに1℃未満となった。これで昨年4月の0.92℃から12か月連続、まる1年間1℃未満の状態が続いている。 直近では、昨年12月の0.88…

北極の海氷面積、3年連続で史上最速の1400万km2割れ

(参照) 北極の海氷面積が4月7日、1397.7万㎢となり、1400万㎢割れした。これまで史上最も遅かったのは2016年の4月9日、2017年の4月10日。この3年で最速ワースト3を独占したことになる。しかも3年連続記録更新だ。これで同日現在比で観測史上最小になった。 …

南極の海氷面積、史上7位の小ささに後退

(参照) 南極の海氷面積は4月5日に501.9万㎢を付け、2017年4月14日、2011年4月9日、2006年と2002年の4月8日、1997年と2007年の4月5日に次いで、観測史上7番目に遅い500万㎢以上に回復した日付となった。 今年は一時観測史上最小水準だったが2月下旬以降、持ち…

北極の海氷体積、持ち直している模様

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は2018年3月末段階で再び回復している模様だ。観測史上最小2位は維持している。 2月末段階では「北極の海氷体積、急速に上げ渋り」の状態だったが、断トツで史上1位の小さ…