Desktop Pentium N3700 Braswell comes in Q2 15 (Fudzilla)
Intelは“Braswell”を使用したPentium N3700のデスクトップ版のリリースをノートPC向けより一四半期先駆けて2015年第2四半期に計画している。
デスクトップ向けもMobile向けも非常によく似ており、スペックはほとんど同じである。またこれらは同じウエハから作り出されることになるだろう。
Intelは“Braswell”を使用したPentium N3700のデスクトップ版のリリースをノートPC向けより一四半期先駆けて2015年第2四半期に計画している。
デスクトップ向けもMobile向けも非常によく似ており、スペックはほとんど同じである。またこれらは同じウエハから作り出されることになるだろう。
Pentium N3700 desktopは14nmプロセスで製造される“Braswell”をベースとしており、out-of-orderのアーキテクチャである。周波数はBase 1.60GHz / Boost 2.40GHzである。コア数・スレッド数は4-core/4-threadで、L2キャッシュ容量は2MBである。メモリはDDR3-1600に対応する。Pentium N3700 desktopはiGPUとしてHD graphicsを搭載し周波数はBase 400MHz/Boost 700MHzである。TDPは6Wであるが、SDPについては触れられていない。
iGPUはUltraHD解像度をサポートし、DisplayPortとeDPでUltraHD@60Hzに、DisplayPort, eDP, HDMIで4096×2304@24Hzをサポートする。“Braswell”のiGPUはDirectX 12にも対応する。
現行の“BayTrail”ではデスクトップ向けのチップには“J”が用いられています(Pentium J2900等)。これが“Braswell”でも適用されるのであればデスクトップ向けの“Braswell”はPentium J3700とでもなりそうですが、今回の情報ではPentium N3700 desktopと呼ばれています。これは単純にデスクトップ版“Braswell”の呼称が伝えられていないためにFudzillaが仮につけたものか、あるいは“J”の区分が廃止されて“N”に統合されるからなのかは分かりません。
今回の情報ではデスクトップ向け“Braswell”はMobile向けよりも一四半期早く、2015年第2四半期に登場すると述べています。伝えられているPentium N3700 desktopのスペックは先日伝えられたMobile向けのPentium N3700と全く同じです。
Pentium | ||||||
コア数 スレッド数 | 定格周波数 TB時周波数 | キャッシュ | SDP TDP | 対応メモリ | ||
GPU | ||||||
EU数 | GPU周波数 | |||||
Pentium N3700 | 4-core 4-thread | 1.60GHz TB 2.40GHz | LLC=2MB | SDP4W TDP6W | DDR3L -1600 | '15Q3 |
HD graphics | ||||||
16? | 400MHz 700MHz | |||||
Pentium N3540 | 4-core 4-thread | 2.16GHz TB 2.66GHz | LLC=2MB | SDP4.5W TDP7.5W | DDR3L -1333 | '14Q3 |
HD graphics | ||||||
4 | 313MHz 896MHz |
(過去の関連エントリー)
Mobile向けとなる“Braswell”版Pentiumは2015年第3四半期(2015年2月16日)
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