Intel reveals Jaguar Shores accelerator is set to follow Falcon Shores(VideoCardz)
Intel Names Jaguar Shores as its Next-generation AI Chip(HPCwire)
IntelがAMDとNVIDIAに対抗するための新しいAI向けチップの名前が明らかになった。“Falcon Shores”に続くIntelのAI向けチップは“Jaguar Shores”である。
“Jaguar Shores”の名前はSC2024 conferenceのワークショップで、Intelがそのプレゼンテーション内で明らかにしたものだ。プレゼンテーションはHabana Labsで作られたGaudiに関するものであった。
次世代AI向けチップとして“Jaguas Shores”の名前が出てきたのは初めてであり、そもそも“Jaguar Shores”の名前が技術資料に出てくる形で明らかになったのは、Intelが意図しないものだったかもしれない。
Intel Names Jaguar Shores as its Next-generation AI Chip(HPCwire)
IntelがAMDとNVIDIAに対抗するための新しいAI向けチップの名前が明らかになった。“Falcon Shores”に続くIntelのAI向けチップは“Jaguar Shores”である。
“Jaguar Shores”の名前はSC2024 conferenceのワークショップで、Intelがそのプレゼンテーション内で明らかにしたものだ。プレゼンテーションはHabana Labsで作られたGaudiに関するものであった。
次世代AI向けチップとして“Jaguas Shores”の名前が出てきたのは初めてであり、そもそも“Jaguar Shores”の名前が技術資料に出てくる形で明らかになったのは、Intelが意図しないものだったかもしれない。
しかしそれでもIntelはAI向けチップのロードマップに関しては堅く口をつぐんでいる。直近の話であれば、Gaudi 3が2023年2月に明らかにされ、そのGaudi 3は来年に大量に出荷される見込みだ。
また、昨年にIntelは“Falcon Shores 2”を2026年にリリースすることを明らかにしている。
今回“Jaguar Shores”がIntelの次世代AIチップの計画として出てきたのは良いニュースだ。しかし、この“Jaguar Shores”がGPUなのかASICなのかははっきりしない。命名規則だけみれば、“Jaguar Shores”は次世代のGPUであるように見える。
Intelの現行のAI向けチップであるGaudiは特化したチップであり、一般用途にも使用できるGPUではない。IntelはGaudiの役割をGPUである“Falcon Shores”に引き継がせようとしており、そしてその次が“Jaguar Shores”となるのかもしれない。
当該のプレゼンテーション資料は“Intel Gaudi AI Accelerator Roadmap”と記されたものだ。16nmの初代Gaudiから7nmのGaudi 2、5nmのGaudi 3が記されており、その次にNext gen GPU Accelerator、そしてさらにその次にJaguar Shoresが描かれている。Gaudi 3の次はコードネームもない“Next gen GPU Accelerator”なのに、その次がコードネームの“Jaguar Shores”というのは何か唐突な感じである。HPCwireが指摘しているとおり、本来は“Future Accelerator”とでもして、“Jaguar Shores”の名前は出すつもりはなかったのかもしれないなどと思ってしまう。だとするとNext gen GPU Acceleratorは“Falcon Shores”のことだろうか? むしろこっちを出してやらないと“Falcon Shores”がお星様になったといういらない憶測が飛び交いそうである。
今回は名前だけが出てきたようなものなので、“Jaguar Shores”がAI向けチップであること以外は何もわからない。それこそGPUなのか、あるいはGaudiに近いものなのかも定かではない。
余談ながら、昨今のIntelのコードネームは猫科の動物が増えてきている。“Lion Cove”、“Panther Lake”、“Panther Cove”、“Cougar Cove”がこれまでに知られており、今回“Jaguar Shores”が加わって、4種類目の猫である。過去の製品である“Tiger Lake”も入れてやれば5種類目だろうか。
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この記事へのコメント
>ワークチョップ
なんかちょっとかわいい
なんかちょっとかわいい
2024/11/21(Thu) 00:47 | URL | LGA774 #-[ 編集]
AI GPUの各社売り上げは
NVIDIA 400億ドル(将来の生産分まで予約で完売)
AMD 35億ドル(生産分完売)
Intel 5億ドル(在庫余り)
と言うIntelにとっては非常に厳しい結果の為、高性能AI GPUの分野でNVIDIAとAMDに対抗するは諦めたと言われていますが
Jaguar ShoresはNVIDIAとAMDの争いの中に投入するモデルなのか、それともNVIDIAとAMDの勢力圏外の顧客を拾いに行く低価格モデルなのかは気になる所です
Intelがコレから先も存続する気であるならば、是非ともNVIDIAとAMDの争いの渦中に飛び込んでいって欲しい物ですが
NVIDIA 400億ドル(将来の生産分まで予約で完売)
AMD 35億ドル(生産分完売)
Intel 5億ドル(在庫余り)
と言うIntelにとっては非常に厳しい結果の為、高性能AI GPUの分野でNVIDIAとAMDに対抗するは諦めたと言われていますが
Jaguar ShoresはNVIDIAとAMDの争いの中に投入するモデルなのか、それともNVIDIAとAMDの勢力圏外の顧客を拾いに行く低価格モデルなのかは気になる所です
Intelがコレから先も存続する気であるならば、是非ともNVIDIAとAMDの争いの渦中に飛び込んでいって欲しい物ですが
2024/11/21(Thu) 01:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
DCはGaudi系で行く場合、コンシューマのArcのためだけにソフトを維持しなければならないから非効率に思える
2024/11/23(Sat) 00:18 | URL | LGA774 #-[ 編集]
Intelは、GPUの開発をおろそかにしていたつけが一気に回ってきたな。十年くらい前はトップシェアに胡坐をかいて毎年リネーム的なモデルでお茶を濁していたから自業自得としか言いようがないが。
まあAMDにしてもATiの買収はライセンス目的でGPUはおまけ的な雰囲気があったから、たまたま運が良かっただけかもしれない。とはいえしぶとく生き残っているから運も回ってくる
まあAMDにしてもATiの買収はライセンス目的でGPUはおまけ的な雰囲気があったから、たまたま運が良かっただけかもしれない。とはいえしぶとく生き残っているから運も回ってくる
2024/11/23(Sat) 20:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]