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ビーチサイドの人魚姫
俊樹

2019年9月Nikon D700で一眼レフデビュー。カメラは独学。2020年4月、Nikon D810へアップグレード。いつか写真展を開く為、日々精進。勿論、詩、小説、エッセイ、作詞は継続中。2021年夏、Nikon Z7Ⅱへと更にアップグレード。2022年10月、3回目の心臓手術に耐え抜き現在に至る。2023年8月ペースメーカー植え込み。

病気は薬と二人三脚で。

2018年08月06日
心臓病 14
糖尿2018


 8月に入っても相変わらずの猛暑が続き、この暑さを喜んでいるのは喉を枯らして啼く蝉くらいのものだろうか…。私のように循環器系、特に心臓疾患を抱えている者としては、冬の寒さよりも汗をたっぷり掻く夏場の方が調子は良く有り難い。
 過去の例を取ってみても夏場に入院した事は一度もない。昨年8月の入院は抜歯の為だったので入院の数には入れていない。それを考えると一年以上に渡り入院とは縁がない、つまり心不全を起こしていないのである。
 数年前に心不全で緊急入院した時、担当医から3回目の心臓手術の話しを持ち掛けられたが、その手術が必ずしも現在の病状を回復させるものになるとは言えず、切ってみなければ分からないというギャンブル的要素もあったため即答は避け、その代わりもし夏場でも心不全を度々起こすようなら手術をお願いすると回答した。
 そんな事もあり、今年の夏が長ければ長いほど私は元気でいられると言う事になる。現時点で体重の増加は認めても浮腫むような事もなく、不整脈もバラバラながら落ち着いている。ところがである!5月の循環器・腎臓外来で、新たな病気が発覚したのである。それがなんと糖尿病…。循環器の主治医がたまたま血液検査を指示したのだが、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)6.8、空腹時血糖値128と言う数値を見て主治医から「神戸さんこれは立派な糖尿病ですよ」と告げられてしまった。
 肝硬変の時と同様で私にとっては「寝耳に水」だった。2型糖尿病という事であったが、特に症状などはなく、切り傷や皮膚の傷が治り難いのはワーファリンを服用しているからであり、持病があれば似通った症状は現れるものである。原因として考えられるとすれば運動不足、年齢くらいのものだが、母方の祖母や叔父が糖尿病で亡くなっている事から、遺伝的要素も多分にあるのだろう。
 糖尿病と言っても数値的にはそれほど慌てて治療するほどでもなく、初期段階のため、血糖値を下げる薬を処方してもらった。それが上の画像、左から2番目の『テネリア』である。一番左の一包化された薬の殆どは循環器系の薬、強心剤、利尿剤3種、血圧を下げる薬、不整脈の薬など15種類。そして右側の薬はもう10年以上服用しているリフレックス(抗うつ剤)、サイレース(睡眠薬)である。
 歳を重ね病気も増えるに従って当然の如く薬も増えて行く訳だが、ここまで種類が増えてしまうと今更一つ二つ増えたところで気にする事もない。大切なのは薬だけに頼らず、薬の持つ効果を出来るだけ発揮させるために、生まれ付き持っている自己治癒力を信じ、前向きに病気と向き合う事である。病気は薬と二人三脚で治す、或いは改善させるものだと思う。

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俊樹
この記事を書いた人: 俊樹
本名/神戸俊樹
静岡県藤枝市出身。
19歳の時に受けた心臓手術を切っ掛けに20歳から詩を書き始める。
2005年3月詩集天国の地図を文芸社より出版、全国デビューを果たす。
うつ病回復をきっかけに詩の創作を再開。
長編小説「届かなかった僕の歌」三部作(幼少編・養護学校編・青春編)父を主人公にした(番外編)を現在執筆中。
詩、小説、エッセイ、作詞など幅広く創作。
2019年9月、一眼レフデビュー。Nikon D700を使用。
2020年4月、Nikon D810にアップグレード。
2021年夏、ミラーレス一眼 Z7Ⅱへと更にアップグレード。
2022年10月3度目となる心臓手術を受け、大成功を収める。
2023年8月徐脈性心房細動で心停止(失神)したため、ペースメーカーを植え込む。

コメント14件

コメントはまだありません

紗夜

No title

俊樹さんこんばんは、コメントとトラバ有難うございます
コメント遅くなりました;
糖尿は遺伝と思います、ですが、今までを見ても入院されてないので安心しています。
なにか、精神面での変化があるのでしょうか?
前向きな俊樹さんはいいと思います^^

2018年08月06日 (月) 01:58

ふたごパンダ

こんばんは♪

今姉もすごいたくさんお薬を飲んでいるので
それだけで朝お腹がいっぱいになるって言っています(笑)。
お互いこれからもお薬と上手に付き合っていきたいですね(*´▽`*)

2018年08月06日 (月) 18:47

koyuri

人生、前向きに生きていると

病気に負けずに居られます。

何としても、長生きするつもりで居て下さいね。

お子さん達の為にも。

2018年08月06日 (月) 22:19

みけ

暑い夏は さぞかしお身体に悪いのでは…と
思ってましたが
冬場の方が いけないんですね…

そして 新たに糖尿病が発覚?!
驚きましたが
読み進むと 
数値的にはそれほど慌てて治療するほどでもなく初期段階とあり
ホッとしましたv-22

お薬が増えて大変みたいですが
俊樹さんも書かれてますが
上手にお薬とも病気ともおつき合いして
改善していけますように(*^^)

2018年08月07日 (火) 15:20

ネリム

こんばんは
病気の改善を願います。

2018年08月07日 (火) 19:12

雪野繭

私もこの2〜3年間で薬の量が増えました。
長期間服用していると、体に耐性がついてしまい、
飲む量の増えている薬もあります。
ちょっとしたイタチごっこです。
知人の薬剤師さんで、全部辞めてしまえば良くなると言う人もいます。
暴論かもしれませんけど、少ないに越したことはないので、
治る期間が多少長引いても、減らすように心がけています。
メンタル関係の薬の場合ですが・・・。
薬は万能ではありません。
必ず副作用があります。
昔の人は、どのように薬と付き合っていたのでしょうか?
興味のあるところです。

2018年08月08日 (水) 21:54

kotobuki

寒いのは心臓に悪いですよね

こんにちは。

俊樹さんにとって、夏が一番の薬なんですね。
入院しなくて済む生活が続きますよう願っています。(笑顔)

2018年08月09日 (木) 11:03

よしお

こんにちは

そうだね。
悪化しないようにって考えると、薬は大事ですよねぇ(・。・)

2018年08月10日 (金) 13:49

金納雅彦

睡眠薬は危険です

睡眠薬や抗不安薬に使われるベンゾジアゼピンは長期服用すると半数近い人に悪い症状が現れ重篤な場合死亡します。

長期服用されているようですが運がいいのです。海外では使用が制限されています。

明治時代に西洋医学は脚気の原因は白米ではないと主張し続け多くの犠牲者が出ました。

同じように今も西洋医学は被害を訴える患者の声を無視し睡眠薬は安全だと主張しているのです。

眠りに大きく関係する薬は数ヶ月をかけて少しづつやめていくべきだと思います。

急にやめると悪い症状が出ることがあります。

2018年08月12日 (日) 12:34

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2018年08月12日 (日) 15:26

ナカリママ

お大事に

糖尿病のお薬が追加されたのですね。
私の父も糖尿病だったので、いろいろと思い出しました。
食事療法で、食べたいものが食べられないと残念ですが、
お薬を味方につけて、無事、乗り切っていかれますように…。
母も大量の薬に支えられ、自己管理しながら頑張りました。
俊樹さんのお薬の写真を見る度に、母のことも思い出されます。
子どもさんたちのためにも、どうかがんばり続けてくださいね。
お祈りしています。

2018年08月12日 (日) 20:02

よしお

おはよう

自分も犬に噛まれて怪我してたりするので、その治療で薬を塗ってたり、抗生剤の薬を飲んだりしてるので、お薬が大事なのはわかりますねぇ(>。<)

2018年08月13日 (月) 11:55

コロ

先日はコメントありがとうございました。
横浜も他と変わらず一日一日風景が変わっていきます。
自分の知っている横浜が壊されていく。
とても残念でなりません。
自分の知っている横浜を自分の中に残しておきたいと思っています。
自分の写真から何かを感じてくださったのでしたらとても嬉しく思います。

まだまだ暑い日が続きます。
お体を大切になさってください。

2018年08月14日 (火) 08:37

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2018年08月23日 (木) 08:06