地球の片隅で温暖化防止を叫んで見る。
地球からとってみれば人類も一匹の蟻も同じ生物に変わりなく、共通点と言えば種族を絶やす事無く繁栄させる事だろう。
しかしそれは自然と一体になっていなければならず、おもちゃ箱をひっくり返すように自然破壊を繰り返す人間に今更異常気象だ温暖化防止だのと言ったところでもう手遅れかも知れない。
地球はそれほどお人よしではなく、いつまでも人間のわがままに付き合ってはくれない。植物が酸素を供給し、その酸素によって我々は生きることが出来、その代わりに二酸化炭素を排出する。それを植物が吸収してくれるという、実に調和のとれた世界(理想)が出来上がっている。
しかしながら人間の野望は大きすぎて、現実に起こりうるだろう未来の暗雲を振り払う事が出来ない。富を得るため人類は争いを起こしつつ文明を築きあげてきたが、その影で人間の手によって多くの自然破壊が頻発する。
身近に温暖化の影響が起こり始めてから気付いても、もう元の地球には戻れない。氷山は悲鳴を上げ崩れ落ち、海面が徐々に高くなる。そして南国の小さな島は水面下へと消えていく。
産卵場所が無くなった砂浜には海亀の涙が打ち寄せるだろう。地球も一個の命であり、必ず終焉がある。しかし人間の手によって地球の寿命を短くしてはならない。
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