画材試用「アヴァロン水彩紙」
こんにちは。
爪の形を褒められることが多い 須見です。
自分で言うのも恥ずかしいですが、美容師さんなどによくお褒め頂きます。嬉しい。
まあ、手そのものは 指短い・ペンだこ・あかぎれ、荒れ のコンボで酷いですけど(クソデカ溜息)
ペンの持ち方が変なのか子供の頃から利き手の中指に大きいペンだこがあります。
その分、字や絵が上手くなれれば良かったですけどそうもいきませんしねぇ・・・。
イラスト描きの趣味がなければ手の形も変わったのだろうか? とか思いながら久しぶりにお絵描きをしていました。
今日も元気に 水彩練習 です。
横向きも少年も、あまり普段は描かないなと気付く。
以下、簡単な途中経過。
今回の使用紙は イギリス産の「アヴァロン水彩紙」。
これまた名前の圧がつよい。
以前に使った「ストラスモアインペリアル水彩紙」や「ウォーターフォード ナチュラル水彩紙」と一緒に頂いたサンプルシートの最後の一枚です。
コットン100%、300ℊの中目でハガキ大ともはやお馴染みのサイズ感。
ついつい、女の子ばっかり描いちゃうので今回は男の子を描こうと思い、いつか書きたい物語の主人公 を引っ張り出してきました。
身体のラインが見えないし、そもそもティーンエイジャー(特に十代前半)くらいじゃそこまで性差って出せないけど、作者が「男の子」だと言い張るんで男の子ってことでお願いします。
PCで下絵を描き、印刷してトレスします。
トレスには大抵3Hの鉛筆を使うのですが、今回の「アヴァロン水彩紙」はいつも以上に筆圧をかけないと線がうっすいです。
紙面が硬いということはなく、むしろ「ストラスモア」より柔らかいのに黒鉛が乗らなくて線画がボヤボヤです。
まあ、後で線は描き起こすのでいいのですけど。
塗ってみた感想は「クセがなくて使いやすい」!
背景の空のようなボカシ主体の塗りでも、髪の毛や服などのパキッとした塗りも出来て、リフティングもそこそこ出来る。
グラデーションも綺麗に出ます。
水をザバザバ使ってもたわみませんでした。
ひと言でいえば「好み」の紙・・・!
絵の具の方はいつもの「ホルベイン」「クサカベ」に加えて「ターナー」の透明水彩をメイン使いしてみました。
少し色づきが薄いかな? と思いましたが、温かみのあるくすみカラーが私のイラストと相性が良くて好き。
完成したものをスキャンし、補正します。
「櫻花の調べ」
ソメイヨシノのような淡い色も良いですが、ヤマザクラなどの濃い色をした桜も好きです。
今回はあまり濃い色が多くないので、花びらと笛で画面を締めてもらいました。
それでもスキャンでの白飛びが激しい(不満)
水彩が綺麗にとれるスキャナが欲しい・・・!
「ストラスモアインペリアル」
「ウォーターフォード ナチュラル」
そして「アヴァロン」
正に 三者三様 で甲乙つけがたい神な紙でした(唐突なダジャレ)
あえて、好き度を測るなら「ストラスモア、アヴァロン、ウォーターフォード」の順かなぁ。
他にもいくつか水彩紙があるので、まだまだ練習しながら自分に合った紙を見つけていきたいです。
ただ、問題がひとつ。
ストラスモアさんまさかの廃盤。
アヴァロンさんまさかの値上げ。
・・・あー、世の中って世知辛い。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。