音量にそれほど大きな差はないでしょうから、良いピアノのほうが当然弾き心地や音色なども良く、表現力は高いと思います。
おそらくYAMAHA等楽器メーカーの作る防音設備なら大丈夫でしょうが、吸音の素材にできる限りこだわると良いと思います。
海外の適当に作られた狭いピアノ室を使ったことがあるのですが、吸音設計がまったくされておらず、すべての音がコンクリートに跳ね返って聞こえ、数分で耳が痛く全く弾けませんでした。ピアノは最小サイズのものでしたがそういう問題ではありませんでした。
また、日本でも小型サイズのグランドピアノが、比較的小さな部屋に置いてある練習室を使ったとき、部屋がものすごく狭いというわけでもないのに、これまた反響していて、結構良いピアノだったのに音色は全く楽しめませんでした。防音室じゃなくて普通の部屋です。ここは弾けないほどではなかったですが。
ということで、ピアノの大きさやメーカーよりも、部屋そのものの設計や素材等、部屋のほうに関連があると思われます。
楽器店出している防音室なら弾けないほど酷いことはないと思いますが音色に拘りたい旨を最初に伝えた上で防音室を作るのが良いと思います。
もし、オプション等追加料金で素材を変更できるのなら変更したほうが絶対に良いです。
予算に限りがある場合であれば、
ピアノはそこそこでも、防音や吸音にお金をかけたほうが長い目でみると楽しめるのではと思います。