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自宅でピアノ講師をしています。 今中学1年の女の子、ピアノ歴は7年くらい(前任の先生で3年ほど、わたしが4年目)だけど練習不足やレッスンを休むことが多く7年やってる割にレベルはかなり低いです。 譜読みが苦手で勝手に耳コピで始めるからリズムや指番号はめちゃくちゃなことが多く、また、最初からの通し練習しかしないから途中から弾いてと言うとなかなかすぐに弾けないなど、問題が多いです。 母親は自身が中3までピアノを習っていたらしく、素人ではないからと中途半端に口出しをしたり子どものレベルをかなり過大評価しています。 その生徒が月光3楽章を弾きたいと言い、生徒本人は勝手に譜読みや耳コピし弾き始めたり、母親も、この子は耳が良いし弾けるでしょ!と難易度を全く理解していません。 教える側としても、月光ならツェルニーを最低でも30番は完璧にすると伝えても、母親がこの子はツェルニーのような堅苦しい曲は嫌がると言い生徒本人も楽しくないからと練習せずツェルニー2番が全く進みフェードアウトしそうです。 わたしは、生徒本人や母親にざっくりと以下の理由で月光3楽章を今すぐは無理と伝えています。 ・圧倒的な練習時間の不足(毎日は練習しないし、練習するときも30分以内) ・技術面の不足(特に左手のアルペジオや分散和音などは脱力ができず粒をそろえて弾けない) ・練習環境(電子ピアノ、ヘッドホンでの練習など) これらを伝えても生徒本人ももちろん弾きたい気持ちがあり、何よりこの子はピアノが上手いと思い込んでる母親が、時間かければ弾ける気がする〜という思い込みが強く諦めようとしません。 生徒より特に母親を説得させるには、どのように言えば弾くのは無理と理解してもらえるでしょうか? ちなみに現在までに弾いてきた曲は以下です。 合唱の伴奏以外はどれも1年以上かけての仕上げです。 Ado:うっせぇわ モーツァルト:トルコ行進曲(完成度はかなり低い) 合唱の伴奏を数曲 コウを追いかけて(完成度は低い)

回答(11件)

ピアノ講師ウン十年してます^^; 私たちから見たら耳コピ得意なはずなのに、ちょいちょい音が違うし音色もくそも無いし、めちゃくちゃ雑な弾き方だと思うのですが、 そういう子ってYouTubeで耳コピで楽しく弾いてる人の様に弾きたいし、耳が良いから好きな曲をいっぱい楽しみたいと思ってると思うんですね。 なので私なら月光3楽章チャレンジさせます。 そんなに弾きたいんですもの。 母親と2人揃っての希望なので余計弾きたいと思うのです! ただ、これまでの曲を拝見したら技術的に無理過ぎますから耳コピでも出来なさそう^^; なので話し合います。 この曲が今までの曲に比べてどの位難しいかを その子にわかる例えで。 ただ音を出すだけの演奏としてもどれだけかかるか分からない。 途中まででもいいか? などなど。。。 で、レッスン毎に少しづつ修正しやすいところから見本で綺麗&丁寧なバージョンと雑バージョンの違いを気付けるよう聞かせやらせてみますす。(指使いは置いておく) レッスンて、本当は生徒や保護者がどこまで求めてるか、何を求めてるかなんですよね。。 でも、そんな子でもやっぱり心のこもった演奏を知った方がもっとピアノが楽しめると思うので、普段のレッスンでちょっとずつその子の受け入れられる量を観察しながら伝えてます。 そういう生徒には、私がこうして弾いて欲しいからとか、ピアノの演奏はこういうものだからと伝えるのではなく、この子がもっと楽しめるようにという意識だけを持って指導しています。

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お疲れ様です。 今は何の教本をされているのでしょう。 ブルグミュラーか、ソナチネもまだっぽい感じですかね。 そんなにやりたかったら普通のレッスンと別メニューで 楽譜見て練習してくるように言って レッスンの最後5分とか10分くらいで見てあげたらいかがでしょうか。 譜読みもまともに出来ないようだったら 音符が細かいから1ページの半分でも拡大コピーしてあげて 赤ペン先生でここまでやってくるようにと目印付けて 何小節単位で頑張ってできるくらいを宿題にして細切れレッスン。 練習内容もちゃんと指示を出して、 ゆっくりしっかり音が抜けないように運指もチェックする。 レッスンの時は最初から弾いてもらう。 合格基準は先生がジャッジ。 (ちょっと厳しめにした方がいいでしょう) 合格したら次の拡大コピー楽譜を渡す。 しっかり練習したらツェルニーくらい指の練習ができると思います。 仕上がるまで何年計画になるかわからないけれど 最終目標は発表会ってところですかね。 オカンが何か言って来たら 「私ではご希望に沿えないようなので理想の教室を探してください」 ですかね。

本人がやる気になったのだったら、「何年かかるか分からないけど・・」と断りを入れておいて、やったらいいのでは? あと、月光の第3楽章に出るフレーズを練習曲かわりに採用したらいいと思いますよ。 それじゃ、今週は、このフレーズを、毎日10回は弾こう!とか、なんかそういう「月光弾いてます」という形の練習をさせたらいいんじゃないかな? ホントにやる気になってるのなら、それを活用したら丸くおさまるんじゃないかな?と思いました。 月光の第3楽章なら、曲で基礎練習もできる気がしますよ! なので、その生徒さんを上手く誘導して、月光第3楽章で基礎練習をするような練習方法を考えてあげてみては? それすらもやらないとしても、「やらないんだったら、ここの部分は上手く弾けないままだね。どうする?」って聞いてみては? 上手く弾けないままでも、誤魔化してそれっぽく弾けたら満足しそうな生徒さんなら、誤魔化し術を考えてあげるとか・・ 質問者さんが誤魔化しが嫌いなら、その子には上手く教えられないと思うので、「私は、真面目に弾いて欲しいから、練習しないんだったら、これ以上、教えられない」って、そこまできたら、きっぱり線引きすることも、必要かも?! なんにせよ、本人がやる気になってしまったのなら、まずは、それを活用しない手はないでしょう。その子の先生をするならね!!!

要は、 その子は、質問者さんの弟子なのか、 質問者さんが、その子の先生なのか? 弟子入りしてもらわないといけない教室の先生なのか、 生徒に合わせた指導を臨機応変に対応する家庭教師的な先生なのか、 そのあたりから、方針を決めて、スパッと割り切ると「母親の説得」はしなくて済みますよ! 生徒さん本人に合わせた指導をする先生なら、生徒がやる気になったことを利用しつつ、質問者さんの思う良い方向へ少しずつでも誘導していったらいいです。 (まあ、かなりの忍耐がいりそう(¯―¯٥)) 先生の方針というものありきでやっていて、その方針に生徒さん本人が付いてきてくれないなら、母親の説得ではなく、退会を促すだけで良いと思いますよ・・ 言えるとして、 「お母様の方針に合う教室を、探していただくのが良いと思います・・」 くらいです。 本人が本当にやる気なら、むしろ母親のあり方としては、悪くないと思います。

皆さんのご意見のように、生徒さんはきちんと仕上げることは求めていないのです。 なんとなく弾いた感じであれば良い。 先生としてはそれは意味があるのか?やるならある程度の完成度を求めたいし、その曲で学んでほしいこともたくさんある。 ベートーヴェンをしっかり勉強したい人に向けてのレッスンと、趣味といってもとりあえず弾いたということで満足する人のレッスンは分けて考えていく必要があると思います。 それが納得できないなら、先生の教室ではそういうレッスンはしませんとお断りする。 それでは堅苦しくて生徒さんも集まらないと思うなら、とりあえずご希望の曲をチャレンジすることのサポートをする。 部分的に必要な音階やアルペジオなどの練習はしてもらう。 1年かけて良いなら少しずつやっていくうちに形になるかもしれないし、挫折するかもしれないですが、自分で諦めるならそれで良いでしょう。先生がモヤモヤするのはよくわかりますが、割り切って考えてみてはいかがでしょうか。

ピアノの習い事は買い物です。 欲しい人がいて、提供出来て、支払いがある…。 親子の欲しいものが月光なら契約として月光を与えないといけません。 でも、店にだって客を選ぶ権利はあって。売りたくないならそう言えばいいです。契約破棄。 結局、親子に認めさせられないのも、練習の必要を心に響かせられないのも、モチベーション管理も、何だかんだ先生の力量不足…またはコミュニケーション失敗です。 親子の求めている月光はきっととてもレベルの低い物なので、質問者さんの教室で売りたくなければ他に移ってもらえばいいだけです。 お金も欲しくて自分の言う通りにしたい、というのは一方的かなと思います。例え正しいと思っていても。