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回答(2件)
「賞の柩」 STAP細胞で騒がれた時期に読んでいたので、実際の出来事と小説の内容が何となく似ているなと思った記憶があります。 「安楽病棟」 多くの認知症を患う高齢者が入院する病棟で、主人公の女性看護師から見た患者やその家族やその病棟の様子を描いたものだと思っていたが、実は安楽死をテーマとした今の時代避けられない考えさせられるミステリーでした。
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「聖灰の暗号」です。 といって、実はこれ一作しか読んでいません。ヨーロッパ中世キリスト教で異端とされたカタリ派の真実を丹念に追い求めた作品で、一気に読んでしまいました。 当時のカトリックの弾圧がすさまじいものであったため、ほとんど史料も残っていません。だいたい歴史の教科書でも、危険な二元論とかマニ教の再来とか一行で語られて終わりですが、人間としてまともな生き方を教えているように止めます。 中世史の裏面を知るためにも有益です。