最近、小説を読むことが怖くなっている自分がいます。昔から本、とくに小説を頻繁に読んでいました。その中には僕の人生観を変えたといえる小説もいくつかあり、そういう本に巡り合えることが読書の醍醐味の一つだとも思っていいます。しかし一方で、小説が与える影響は必ず人生にとってプラスであるのだろうかという疑問を最近自分の中から消すことができません。これは本だけでなくあらゆる創作物におけることだと思いますが、読んだことで人生に悲観的になってしまったり、少なからず絶望や無力感を味わわせてくる小説もなかにはあります。考えがごちゃごちゃしてて申し訳ないのですが、つまるところ、果たして本を読むことは、本当に良...