回答(7件)

大宰治の「嘘」(昭21(1946)/2)の書き出し部分です。 「戦争が終ったら、こんどはまた急に何々主義だの、何々主義だの、あさましく騒ぎまわって、演説なんかしているけれども、私は何一つ信用できない気持です。主義も、思想も、へったくれも要いらない。男は嘘をつく事をやめて、女は慾を捨てたら、それでもう日本の新しい建設が出来ると思う。」 80年を経た今、さて・・ もうすぐ、新しい日本のリーダーが決まります。

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価値観と違うけど 楡周平「象の墓場」 アメリカのKodakというフイルムメーカーの80ー90年代の物語 まだデジカメの無い80年代 当時のフィルム市場は5割ほどを持っていた 日本のフジフィルムと合わせると世界の8割のシェアを支配 世界一の超優良企業だった 90年代のデジタル時代に会社更生法を適用し潰れた 日本のフジフィルムは医療機器メーカーとして画像処理を生かした機器を生産 フイルムの化学技術を生かした医薬品 (エボラなどで話題になったアビガンの開発) 立派に生き残っている Kodakが優秀で無かったのか? 違って60年代からデジタル時代が来る事を予想してた 世界初のデジタルカメラもKodak 90年代には世界最高のデジタル画像技術を持っていた 医薬品などの経営多角化も図っていた が アメリカゆえ、優秀な収益性を持っていたために潰れてしまった 今でこそ日本のトップメーカーも海外資本に身売りする時代 日本と何が違っていたのか が理解出来る感じです 物語は80年代後半 オリンピック写真のデジタル送信をする場面から始まります 舞台はKodak(小説は別名)の日本支社 デジタルの営業をしている主人公が必死に売りこんでいきます

普通のとラノベ。どちらも有名。 まず普通のから。 アラン・シリトー 『土曜の夜と日曜の朝』 主人公は悪漢です 『長距離走者の孤独』 短編集。表題の作品の主人公は罪人 作者は労働者階級であり、社会への怒りを主人公に託して書いている。 初めて読んだのは中学の時ですが、こんな主人公いるのかと思いましたね。 ラノベ 渡航 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 これもある意味悪漢物語ですね。 まあ、本当の悪というよりは偽善の反対みたいな感じですが。 こちらもラノベでこんな主人公が出てくるとは思わなかったので驚きました

小説というかノンフィクション? ですが、『オリヴァー・サックス』博士の著書はどれも面白いです。 博士は脳神経科医で、『妻を帽子と間違えた男』『幻覚の脳科学 見てしまう人びと』『火星の人類学者 脳神経科医と7人の奇妙な患者』『音楽嗜好症 脳神経科医と音楽に憑かれた人々』など、書名から「おっ」と思わせるような本を色々書いています。 考え方や価値観というよりは『症例』や『病をとまどいながらも受け入れ、適応する人々/対応する医師の姿』といったものですが、読めば視野はぐっと広がると思います。 Amazonで『オリヴァーサックス』で検索かけると色々試し読みできるので、そこでビビっときたらぜひ!