回答(1件)

通貨というのは時代を通じてコンスタントに発行されていたように考えがちですが、中国では唐、宋は大量に銅貨を鋳造したけれど、元、明は製造・輸送コストのかかる銅銭を嫌って新規鋳造は最小限とし、紙幣での取引を奨励したそうです。 しかし、明は紙幣の価値の低落を放置したために庶民は銅銭での取引を好み、大量の私鋳銭を作ったらしい。(岩波新書k歴史の中の貨幣」) 結果、永楽通宝を手本とする私鋳銭が大量に作られて東アジアに出回ったそうです。

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう