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回答(3件)
対米英豪蘭蒋介戦争終結における腹案に対米戦を避けるなんて書いてありませんよ。国内意見は英米不可分論で一致していて、つまり対米戦は不可避とされました。 当然、対米英豪蘭蒋介戦争終結における腹案も対米戦が前提になっています。 そもそもそれに先だって --- 11月5日帝国国策遂行要領 帝国は現下の危局を打開して自存自衛を完了し大東亜の新秩序を建設する為比の際対米英蘭戦争を決意し左記処置を採る --- って正式に決定されてるんですから、11月15日に決定した対米英豪蘭蒋介戦争終結における腹案に戦争を避ける方針なんて盛り込まれるわけがなく、 --- 帝国は迅速なる武力戦を遂行し東亜及南太平洋における米英蘭の根拠を覆滅し、戦略上優位の態勢を確立すると共に、重要資源地域並主要交通線を確保して、長期自給自足の態勢を整う。 凡有手段を尽して適時米海軍主力を誘致し之を撃破するに勉む。 --- って思いっきり書かれています。 勝てないことがわかってるのに、国策として対米戦を決定してしまった、その意思決定のおかしさが問題なんですよ。 いちおう書いておきますが、対米戦の意思決定は大本営政府連絡会議によるものです。その後御前会議にかけられ、天皇の裁可を受けて正式な国策となっています。
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理解が間違ってますよ。 そういう意味で言った(言う事が予想される)のではありません。 総力戦研究所は内閣総理大臣直轄の研究機関として公的に作ったものなんです。 要するに総理直属の研究機関をわざわざ作って研究させておいて、その研究結果を政策に生かさない姿勢が良くないという話なんです。
そう、だから日米総力戦ならないような腹案を考えたんです。 なのに、それをいの一番に破ったバカが居たんです。そこを追及しないといけないのに、違う流れになってる。
あれは日米の戦力差をみて勝敗を予測するための機関ではなく、戦争をしたがっている軍部のために戦争になっても勝てる理由を見つけるための機関です。 太平洋戦争に限らず世の中の研究ってそういうもので、全部誰かが望む結果ありきでそれを導くために行っています。