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そもそも満州国の五族協和というスローガンは、中華民国の五族共和のパクリです。 五族共和は1912年の中華民国成立時に国家理念として掲げられ、漢族,満州族,モンゴル族,ウイグル族,チベット族の5民族が平等の立場で中華民国を建設することを目指すとしたものです。 それに伴い1912年から1928年までの中華民国の国旗は5色の横じまの五色旗でした。 帽章の配色もそれに倣ったものです。 なお、この5色の星は北京政権(北洋政権)のもので1928年までのものらしいです。 五族共和は建前、スローガンとしては優れたものでしたので、満州国としてもそこから後退したようなイメージを避けたくて、一文字変えて五族協和と言うスローガンを作ったのです。 結果、帽章も色を変えて引き継がれる事になったのでしょう。 中華民国に先に有ったものを満州国が真似たので似ているのです。
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