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テレビで友禅染の工程を見ていて思ったのですが、下絵をかくとき青花の液はなぜにじまないのですか? あと、絵柄の縁というのかわからないのですが、白いのは糸目糊で防染されて、生地の色なのだとわかるのですが、黒いアウトラインはどうするのですか?水元で糊を洗い流したあとに筆で書こうとしても滲んでしまいそうなのですが、どうしてるんでしょうか?

手芸 | 着物、和服110閲覧

回答(2件)

淡い色だと滲みますが、濃い色はにじまないそうです。初めは薄い色で大まかに描き細かい所は濃い色で書くそうで、青花は水で簡単に落ちるので下絵に向くのだそうです。 友禅染は糸目友禅が主流で、ご存じだと思いますが色と色が混ざらないように、餅米の糊を小さな筒に入れて模様の周囲に細い線描きをします。そして手で筆や刷毛で色を刺した後に柄部分を全部糊で覆い、地染めをして蒸して水洗いをして乾燥、湯のしをして仕上げると、初めに細い線描きをした部分が染まらずに、白い線が柄の周囲にでますが、これを糸目といいます。糸目は必ず白くなるので、後から糸目に金彩を施すことはありますが、黒い線の糸目友禅はありません。 型染なら糊の代わりに黒い染料で染めれば、模様の周囲に黒い線が描けますし、インクジェット染めなら関係なく線が引けます。